塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

8月31日、パルセイロはゼルビアをホームに迎える

2014-08-08 23:08:15 | 日記
 明後日のパルセイロ対ツエーゲン戦の観戦を半ば諦めています。

 理由は勿論台風の上陸であり、僕と同じく週末の観戦を楽しみにしていた方にとっては、本当に恨めしいですね。

 仮に試合をメイン・スタンドで観戦したとしても、帰りの交通手段が無くなってしまえば、僕は北長野から戸倉まで帰る事ができません。

 シャトルバスもしなの鉄道も、運行が停止してしまったならば、僕は途方にくれてしまいますし、金沢からやってくるツエーゲン・ファンの皆さんも、今頃状況を気にしているでしょう。

 というわけで、僕は今日

 「8月31日 対町田ゼルビア戦」

 の観戦に切り替えるべく、休日申請を行いました。

 この時期台風は頻発しますが、8月も下旬になればそのリスクも随分と軽減されるでしょうし、ゼルビアはJ3の首位ですから盛り上がると思います。

 パルセイロ・ファンもゼルビアの好印象を持っている方が多いようで、敵地、野津田での観戦を楽しみにしていると言う声を良く聞きますし、実際のところ、毎回厳しい戦いが繰り広げられています。

 パルセイロがこのまま2位でシーズンを終了すれば、J2との入れ替え戦に挑みます。

 一方のゼルビアはストレートにJ2昇格となりますから、2位と1位では、優勝という意味だけでなく、昇格でも大きな隔たりが生まれてしまいます。

 ツエーゲン戦は北信越リーグ時代から馴染みのあるカードですが、ゼルビア戦も東和田で熱戦になると思います。
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かつて衝撃を与えたセレソンの快勝劇

2014-08-08 00:28:53 | 日記
 ブラジル・ワールドカップではドイツがセレソンから7得点を奪った事が、世界中を震撼させました。

 一方のセレソンも、コパ・アメリカの舞台では7-0という完封劇を飾った事があります。

 それは1997年のボリビア大会、対ペルー戦においてでした。

 指揮官マリオ・ザガロは中盤を菱形の4-4-2で先発を決め、2トップはロマーリオとロナウド、その背後にレオナルドを起用し、インサイドハーフにはデニウソンとフラビオ・コンセイソンを指名します。

 当然、中盤の底にはドゥンガが控えていました。

 ワールド・サッカーダイジェストは1997年9月号の表紙にレオナルドを起用し、その題名を

 「コパ・アメリカ97 史上最強のセレソン 強行日程もなんのその 凄すぎるぞブラジル!!」

 と銘打ち、彼らの強さを記事にしています。

 正直言いまして、両サイドバック、お馴染みのカフーとロベルト・カルロスを含めて守備陣の顔ぶれは脆弱です。

 ただ、攻撃陣はリザーブのエジムンド、ジャウミーニャを含めて得点力と技術力、そして良い意味で閃きが勝ち点3に結び付く面子が揃っていたのです。

 2014年のセレソンが

 「ネイマールに頼り過ぎ」

 と言われている観点からみれば、その様子はまるで異なります。

 また守備陣も、中央のアウダイールとゴンザウベスを今のルイスとチアゴ・シウバを比べた多ならば、GKも含めて現在の方が強固に感じます。

 恐らく2014年のセレソンは、閃き、言い換えれば感受性の高さでネイマールが突出していた、そして攻撃陣で彼と同じだけの技量を持つ選手がいなかったように思います。

 国籍と面子を気にし、ベップを指名しなかったことを、ブラジルサッカー協会は後悔しているのでしょうか?

 
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ジェフ・ハーストのシュートが、今のサッカーの未来を変えた

2014-08-08 00:19:10 | 日記
 ハンス・チルコフスキ

 この名前を聞いて誰なのかを瞬時に判別できる方は。ワールドカップの歴史に精通していると言えます。

 彼は1966年ワールドカップに西ドイツ代表GKとして参戦し、今でも議論の対象となる、ジェフ・ハーストのボール軌道を、西ドイツで一番近い位置で見た人物なんです。

 正直、僕は先日購入した木村元彦氏の「蹴る群れ」文庫版を読むまでは、存知あげませんでした。

 ページを読み進めていくうちに感じたことは

 「もし、審判がジェフ・ハーストのシュートを認めていなければ、2014年の今、歴史が変わった」

 というものです。

 もし、あのイングランド大会でドイツが優勝していれば、ドイツのワールドカップ優勝は今大会で5度となり、セレソンと並びます。

 つまり、1994年4度目の優勝を果たしたセレソンをしり目に、イタリア大会でドイツは星を4つ、胸元に刻んでいた可能性は否定できない、というものです。

 まだ影響はあります。

 イングランドが敗退していれば、胸元に輝く星は存在せず、アンブロ、アドミラル、そしてナイキのいずれも刺繍を手掛ける事はなかったという見解が浮かびます。

 また、2014年現在、ワールドカップ優勝国は8カ国存在します。

 でもイングランドが敗退していれば、優勝国は7か国になり、欧州勢4か国、南米3カ国という内訳になったかもしれません。

 でもチルコフスキ氏はジェフ・ハースト氏とは良き友人であり、ゴードン・バンクス、レフ・ヤシンという名手とも付き合いがあったことを告白しています。

 ブラジル大会では日本の西村主審が、ブラジル対クロアチア戦でロブレンが犯したファウルでPKをブラジルに与えた事が、世界中で論議の対象となりました。

 1966年から50年近く議論されるハーストのシュート。

 審判も因果な商売ですね。
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