塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

感情を保つ事を考える

2011-11-02 23:24:22 | 日記
 そのイングランドは気候的に非常に厳しい土地だと聞きました。

 「イングランドの天気予報は当てにならない」
 「イングランドではたった1日で、四季を味わう事が可能だ。」

 そういう話を耳にします。

 それだけ天気がころころ変われば、自然に生活の知恵が生まれるはずですし、夏でも
ツイード・ジャケットを羽織るのは、その一例でしょうか。

 皆さんの職場にも、まるで「イングランドの天気」のように、表情を変える方はいませ
んか?

 温厚な表情を浮かべていたのに、次の瞬間は厳しい顔をしている
 人を厳しく叱ったと思ったら、笑みを浮かべて近寄ってくる。

 人間感情がありますから、常に同じ気持ちを抱けるわけではありませんが、このような
態度を取られると、どう反応してよいか、全くわからなかくなってしまいます。

 指示を仰ぎたいと思っても、意味無く叱られてはたまったものではないからです。

 サッカー監督も、ベンチやテクニカル・エリアで様々なアクションを起こします。

 ファーガソンのようにガムを噛む監督もいれば、モウリーニョのようにメモを書き続ける
監督もいます。

 監督の表情は試合内容で大きく変化するでしょうが、選手が指示を仰ぎたい時には冷静
に対処しないといけませんし、その態度が大幅に

 「ぶれる」

 ような事があれば、選手は不可解に思ってしまうでしょう。

 僕自身は何の役職にも付いていない為、単なるたわごとかもしれませんが、感情をできる
限り一定に保つ事は、監督と上司の大切な役割だと考えます。
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日本が世界を驚かせる日

2011-11-02 23:13:45 | 日記
 1996年の欧州選手権を最後に、どうしてもビッグ・トーナメントで4強への進出
が出来ないイングランド。

 イングランド・ファンの方には失礼かもしれませんが、僕は近い将来、彼らよりも日本
の方が先に4強進出の可能性を秘めていると考えます。

 イングランドが4強進出を果たせない理由を考えて見ますと、やはりプレミア・リーグ
で多くの外国籍の選手が活躍していることは、無関係では無いと思います。

 優勝を争う常連クラブを例に挙げますと

 ユナイテッド ギグズ、エルナンデス、パク・チソン
 チェルシー マタ、トーレス、ダヴィド・ルイス
 アーセナル ジェルビーニョ、ファン・ペルシ アルシャービン
 リバプール スアレス、レイナ、アッガー

 そしてトテナムもファン・デルファールとにゲイルと、多くの外国籍の選手が、期待に
応える活躍を見せています。

 イングランド代表は若手が育っていないわけではありませんが、主力の高齢化と慢性的
の負傷、例えばランパードやジェラードですが、その点が大きな悩みと言えます。

 翻って日本はどうか。

 JⅠは幸か不幸か、日本人選手の比率が圧倒的に高いわけですから、

 「外国籍の選手が幅を効かせ、若手の出番が限られている!」

 という批判は起きません。

 また各国の経済不況を踏まえると、「低燃費」の日本人選手の需要は、今後更に高まると
思います。

 国内と国外。

 このどちらでも日本人選手が鍛えられる下地は整っているように感じます。

 ワールドカップで4強進出の経験があるのは韓国のみですが、案外近い将来、日本も4強
に進出し、大きな

 「驚き」

 を提供するかもしれません。
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オーナーという存在

2011-11-02 01:25:38 | 日記
 日本の富豪で

 「サッカークラブのオーナーになりたい!」

 そう考える人はいるのでしょうか?

 例えばアメリカでは成功を成し遂げた人物が、MLBやNFLのオーナーシップに
名乗り出ますし、近年ではマルコム・グレイザーのように、サッカー市場にも顔を出す
人物が現れています。

 僕は富豪というのは、お金の問題に対して時に

 「痛くも痒くもない」

 表情ができる、心のあり方が必要だと感じますし、同時に設け話としてオーナーシップ
を入手したいのならば、受け入れることはできません。

 どんな競技でも、地域に根ざし人々の心に潤いを与えてこそ、支持を集める事ができる
為だからです。

 でも、選手に支払った億単位の契約金と報酬が

 「無駄金」

 になった時に事を考えると、オーナーという存在は多少の金銭で損得勘定をはかっては
いけない生き物だとわかります。

 誰だってお金の心配をしたくはありません。

 でもオーナーは、時に赤字を垂れ流しながらでも、クラブに資金を注入するという矛盾に
絶える必要もあるわけです。

 例えばインテルのモラッティ会長がその代表例ですし、先に記したグレイザーもその仲間
ですね。

 一方でベルルスコーニやアブラモビッチのように

 「もう懐からお金を出さない。
  収支の計上をバランスよく行う必要がある。」

 と唱えると、ファンはケチと不満を漏らします。

 それまで大胆なお金の使い方をしていたがために、彼らが小さく見えてしまったのでしょう。

 発言の内容は最もなのですが。

 オーナーは大変ですが、お金の問題はもっとたいへんなのでしょう。
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先行投資という甘い誘惑

2011-11-02 01:08:30 | 日記
 サッカーの世界では度々

 「先行投資」

 という言葉が用いられます。

 何だか株式の用語のようにも聞こえますが、要はライバルクラブが「唾」をつけない内
に、若手の有望株を獲得しクラブの

 「若返り」

 に備えるというものです。

 例えばバイエルンで言えば、ブラジル人のブレーノ、そして宇佐美もそうですね。

 しかし実際のところ、先行投資として獲得した選手が、必ずしも大成するわけではありま
せんし、バイエルンのような老舗の環境が、逆に選手の重荷になってしまう可能性もあり
ます。

 例えばブレーノはバイエルン地方の風土と肌が合わないのか、先日自宅に自ら火を放つ
という、考えられない行動を起こしました。

 またリベリとトニ、アルティントップを獲得した2007年の夏、バイエルンはブレーノ
と同様、アルゼンチンから将来性を買って

 「ホセ・ソサ」

 を獲得しましたが、思うような結果は残せませんでした。

 僕も古着やアウトレットで

 「これは仕事着として重宝しそうだ。」

 と考えて買った品を、袖を通すことなく売却した経験が幾つかあります。

 サッカーでも私生活でも、買った当時と使う時期の心のあり方は当然違いますから、その
穴を埋めることが出来なければ、払ったお金の元は取れないのです。

 先行投資は確かに金銭の負担を軽くしますが、時には

 「即戦力」

 に投資をすることも、忘れてはいけません。
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