心が暖かくなる話

街で見た聞いた、「心が暖かくなる話」。
さあ、肩の力を抜いてみませんか?
            by 千葉正孝

第411章「中間テスト」の話

2009-10-30 | きいて
朝の電車

参考書
携帯メール
マンガ
ゲーム

中間テストの高校生

熱心
ヤマ
自信
あきらめ

それぞれの朝、Good Luck!

〔おまけ〕
中間テストの最中なのか、朝晩の電車で参考書やプリントを広げている高校生に出会います。でも、中にはよほど自信があるのかあきらめているのか、それともテストがないのか、他のことをしている人もいますね。
私も思い出します。テスト勉強をしているつもりが、ラジオの深夜放送に夢中になった頃を。

第410章「ビックリケーキ」の話

2009-10-23 | ひみつ
さて、急がねば
先日の娘の誕生日

息子の時は大あわて
当日、仕事場の帰り道
売っていないよ、デコレーションケーキ
汗をかきかき、何軒目?
やっとゲット
その割には淡々と腹に消え

今度はそうは行かないぞ

ネットで探したおもしろケーキ
ない、ない

あった!
所は大阪、和風ケーキ
大きな餡入まんじゅうの上
和菓子でできたデコレーション

家族に隠れてネットで注文
休日に届いてソーッと冷蔵庫

さて、当日
日が変わったばかりの午前0時
「誕生日、おめでとう!」
「はい、お祝いのケーキ。」
開けてビックリ呆れ顔

夜、楽しく食べました!

〔おまけ〕
家族の誕生日には何かしてあげたい、いや何かしなければ。普段の自分の行動を反省すると何かしなければと強迫観念にかられます。そうすると、何か物に走ってしまう。本当はいけないんでしょうね?読者のみなさんはどうですか?

息子のケーキの話は「第400章『バースデーケーキ』の話(2009.7.30)」参照。
今回のケーキは、幸成堂和菓子のデコレーションケーキでした。

第409章「ふさぎの虫」の話

2009-10-21 | びっくり
横浜、ある団体の全国会議
二日間の会期の締めくくりは文化講演会

講師は五木寛之氏
演題「いまを生きる力」

心療内科へ気軽に通院する人が増えているという

いま、世の中は「ウツ」の時代
50年の「ソウ」の時代
10年の混沌のときを経て
いま、世の中は「ウツ」の時代という

まっすぐな、まじめな人間が
遭遇するというウツ

逆にウツの方が当たり前

誰もが経験のある
心配、不安、悲しみ

大きな声で
「アーア、アーア、アーア」と気が済むまでため息をつき
その心配、不安、悲しみと、逃げずに向き合えば
道は開けるという

ふさぎの虫と仲良く!

〔おまけ〕
確かに、ウツを隠さずにさらけ出せば(みんなに知ってもらえば)、一人鬱々としているよりも気が楽になるかも知れません。この悩みは万国共通なようで、各国にこのような気持ちや状態を表す言葉があるそうです。たとえば韓国では「恨(はん)」、ロシアでは「トスカ」、日本では適切な言葉がないので二葉亭四迷が「ふさぎの虫」と名付けたそうです。
あるとき、突然わきあがる茫漠たる気持ち、それがふさぎの虫が目を覚ましたときだそうです。
講演の中に、金沢の雪つりの話が出てきました。樹木の枝が雪の重みで折れぬよう、円錐形につっている様は金沢の風物詩です。横にまっすぐに伸びた枝、しなることを知らない枝に雪つりを施すそうです。
ウツと向き合い、回りのみんなに雪つりをしてもらい、自らもしなることを知ることが、もしかしたら、解決策なのかも知れません。

〔その2〕
1967年に出版された「青年は荒野をめざす」、翌年にはザ・フォーク・クルセダーズの歌でレコードが発売されました。
講演の中で、五木氏は「加藤さん、思い出深い人です。」と語っていました。きっと、加藤さんに今日の話を聞いて欲しかったのかも知れません。

♪「青年は荒野をめざす」作詞 五木寛之
            作曲 加藤和彦
            歌  ザ・フォーク・クルセダーズ
            発売 1968年

第408章「繋がる記憶」の話

2009-10-14 | たのしい
体育の日

夕方、電話

「もうすぐ宴会始まるよ。」
「覚えてる?」
「誰だかわかる?」
「元気にしてる?」
「どうして、来なかったの?」

代わる代わる聞こえてきた
なつかしい声

今日・明日は中学の同窓会
仕事の都合で欠席の返事
そうか、みんな集まったんだ
これから宴会なんだ

電話を終えて
ビールを飲みだす
みんなと一緒のつもり

だいぶたってまた電話

「宴会終わったよ。」
「覚えてる?」
「誰だかわかる?」
「元気にしてる?」
「どうして、来なかったの?」

さっきとは別な面々から電話
顔と声を思い出し

長い時間を越えて、繋がる記憶!

〔おまけ〕
8月に還暦祝い実行委員会なるものから案内状が舞い込みました。みんなが参加できるようにと、おととしは前祝い、去年は本祝い、今年は後祝いと、都合3回の還暦祝いです。
私は色々あって3回とも参加できませんでしたが、最後に「電話参加」できました。
電話に出てくれたみんな、本当にありがとう!またね!

第407章「プロデュース」の話

2009-10-13 | ひみつ
朝、駅までの助手席

カーラジオから聞こえてきた話
「私は、若い頃、主人から愛情をもらうだけでした。
 最近になって、それではいけないと気付いたんです。
 主人が外に出て、輝いて見えるようにしたいと。
 それが、私たちの幸せでもあるんだと。」

いいこと聞いた
運転する妻に
「今の聞いた?
 鳩山さんの幸夫人も、ご主人のファッションを
 プロデュースしているらしいね。
 俺のファッションも考えてくれよ!
 前の日にコーディネートして置くとかさ。」

即座に妻の逆襲
「太っちゃったから
 どれが着られるのか
 わからないのよね!」

却下されたとき、ちょうど駅に到着!

〔おまけ〕
スマートになるのが、先のようで・・・。いつか、見てろ!

第406章「荒川」の話

2009-10-09 | びっくり
台風18号襲来

朝、いつも通り仕事場にでかける電車
間引き運転でギュウギュウ詰め
傘のしずくが滲みてくる

途中で乗り換え
ホームは乗客で満杯
湯気が立つ

社内アナウンス
「この先、荒川橋梁強風のため、しばらく停車します。」
「上下線とも運転を見合わせております。」
「長時間運転休止の見込です。」
「ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。」
何度も何度も繰り返す

外は、青空

台風18号、強風を残して北の空へ!

〔おまけ〕
駅前はタクシーを待つ行列。私は市のコミュニティーバスに乗り40分かけていったん帰宅。妻に車で仕事場まで送ってもらいました。仕事場はガラガラでしたが昼過ぎにはいつもの面々が揃いました。
荒川は、きれいな夕焼けを見せてくれたり、電車を止めたり、偉大です。