わいるどぴっぐの猪突猛進

いつも疑問に思うことを書いていきます。

会社で起きていること(その4)

2016-01-03 21:46:17 | 仕事
 さて私が復職して配転されたのが10月頃。先に書いた辞めさすぞ事件は、12月頃におきます。復職後も抗うつ薬は飲んでいましたが、この頃には寝れなくなってきたので睡眠薬。昼間には抗不安薬も飲むようになっています。
 
 前の部署含め、私が部署で感じる問題点は以下のものです。
・圧倒的コミュニケーション不足。仕事のことでさえ意思疎通に問題あり。
・部員の誰がどんな仕事をしているか、他の人が把握していない。補う体制が取られていない。

 さてどうしたものかと思った私は、部長に相談します。
そこで部長が出した答えは、課長経由で話をすること。つまりたった8畳ほどの部屋の中で、最初の指示はAさんから出る。しかし疑問があれば私が課長に質問する。課長はAさんの仕事を把握してないので、Aさんに質問するという伝言ゲームですね。
A→私→課長→A→課長→私
これが8畳ほどの部屋で行われます。

先の日記に、この部署で唯一全員と話しをする人がいると書きました。
その方をCさんとしましょう。このCさん、実は所属が別の部署になっています。このCさんは私の相談に乗ってくれており、私がエンジニア素人であることを前提にして、自分でどんな勉強をしていけばいいかというのを教えてくれたり、部署でまったく理解できない他の方の話を翻訳してくれます。
この方のおかげで、ITパスポートなる資格も見つけました。
この資格は経済産業省が定めており、IT業界に努めない人であったとしても、今後はこれくらいのことは知っておいてよねという資格です。
例えばドメインなんてもの私はわかってませんでしたが、そのことについても書いてあります。
ITパスポート試験とは
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html

しかしここからがこの部署、この会社の考えのおかしなところですね。
そのCさんを通して実質上はかろうじてコミュニケーションがとれている訳ですが、個人的にCさんと話をしてはいけないことになっています。
それはCさんが別の部署の人間になるので、私がその人に聞くということは課長、課長補佐として問題があると考えているようです。どう問題なのかさらに突っ込むと、私のいる会社は事業部制という州制度に近いものをとっている。1つの同じ会社の中で協力して物事をすすめるという観念は薄く、各々が利益を上げるし部署内部もまとめるというものです。
つまり連携、という観念はないのです。連携する時は貸し借りで考えられており、仮にDさんに私がお世話になることが公式になると、Dさん所属の部署に貸しを作ってしまうことになるのです。
おそらくこういうこともあって、従業員同士のコミュニケーションも一層なくなります。

さらに言えば、誰かに何かを教えるということは、商品に付加価値をつけるものとは考えられていません。そして付加価値がついていないのですから、売上に貢献するものとはみなされないのです。したがって、基本的に何かを教えるということは生産性の低い行為と考えられています。そのためにか、誰かに何かを聞いて教えるのは悪とされています。

以上のことを前提にして部長が出した答えは、課長を通した伝言ゲームですね。素人にもわかるように、罵声を浴びせないようにAさんを指導するでもなく、私のほかの業務を調整するでもなく、伝言ゲームです。
そこでもまた事件が起きます。

<伝言ゲーム事件>
 ある定例業務の時に、作業が止まります。
ネットワークがビジーだったり、初めての作業で私がミスしたからですね。
ネットワークがビジーなのは私の責任ではないですが、ビジーだとどんな作業ができて、どんな作業ができないのかわかりません。そこで課長に聞きます。

次に月1回しかない作業が初めてありました。
事前に作業指示は聞いていましたけども、その通りにいきなりできる訳もありません。ということで、ミスをします。

課長としてはせっかく私に時間を割いて伝言ゲームをしたのに、思うように成果物が完成しなかった。そこでこういったんですね。
課長「ぴっぐふざけんなよ!!!」と怒鳴る
私「いつ私がふざけましたか?ずっと作業しているでしょう?」
ここでもう私はカチンと来ていました。
課長「そもそも怒鳴っているのは、いつも指示役のAさんでしょう。アホだのバカだの辞めさせるぞだの、そして訳のわからない専門用語で説明する。それに対して今まで私がやり返したことがありますか?そもそも何もしないのはあなたでしょう。あなたも指揮命令権があるのですから、もし私がパワハラで訴えたら使用者責任生まれますよ。」
課長補佐「待て。ぴっぐはここでは叫んではいけない。課長が叫ぶのはよくてもぴっぐはダメだ。」
私「私がダメで課長は叫んでいい合理的理由があるんですか?なんですか、それは?」
課長補佐「ぴっぐは作業が終わらなかった。だから叫んじゃダメなんだ」
私「作業は終わらなかったですよ。それはその通りです。だからといって罵倒したり、怒鳴っていい理由になりませんよね?」
課長補佐「それはそうだ。その点は私が間違っている」
私「そもそもオペレーションの意味も分からないし、指示通りやろうにもマニュアルも理解できないし、それを補うためにほかの人に聞けば文句言われるし。じゃあ仕事の優先度を変えようと相談しても何の反応もないし。なんなんですか、ここは!!!!!」

ということで、いったん引きます。

この部署には表向き上はもう味方がいないと思った私は、一番の指揮命令権者である部長に相談にいきます。そこで部長は課長を呼んで3人で話をします。
部長「なんでそうなった?」
課長「ぴっぐが作業終わらなかったんですよ。」
部長「どうして終わらなかった?」
私「何度かお話していると思いますけど、オペレーションの意味を理解してないので自分で修正ができません。もっとも理解しなくていいということだけなので指示されたことだけを自分のマニュアルに落とし込んで作成しているのですが、その指示を落とし込む作業も完璧でないのです。そこで確認しようにも、Aさんはツンツンして無理ですよね。さらに言えば、慣れないPC作業が沢山あるので、その中でミスをしてしまうこともあります。」
課長「こいつには何いっても無駄ですよ。自分で解決しようとしないし」
私「お前がなにもしないからだろう!!!あの部署でそもそも物事が上手く進んでいるのか?部員同士でマトモに話もできてないじゃないか」
私「この作業が完成するには、いくつポイントがあります。1つは経験値を増やすこと。もう1つは作業を正確に記録することです。今までは聞きながら記録すると、そんなのあとでやれと言われるので、後にする。その結果、後でみなおしてわからないという悪循環です。最後の1つは、仕事の優先順位をつけることです。今は仕事の後に3時間ほど勉強していますが、まずは法律から入りました。結局、法務的見地というのも何をやればいいのかわからないし、それに対するレスポンスもないと思います。」

そうこうして、その日は部長がおさめてくれましたが、この後にさらに大きな事件がおきます。

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