亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

次の芽が育っている政治リスク、地政学リスク

2017年06月22日 20時42分30秒 | 国際情勢
FOMCというイベントを通過、しかもFRBのバランスシート縮小の具体的方法も示され、着手は意外と速いとまで示唆された市場。加えて月初まで騒いできた政治リスクも目先は一巡感がある時間帯となると、市場は手掛かり難ということに。話題性は目先(2月)の高値から20%超下げ弱気相場(Bear market)入りした原油くらい。ただし、この原油相場が、ザラバで一応の下値メドと市場が思っていた昨年11月14日 . . . 本文を読む
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中国は?原油安を受けCRB指数1年2ヵ月ぶりの170割れ

2017年06月21日 20時53分58秒 | トピック
20日の市場で目立ったのは、原油価格の下落だった。NY市場のWTI原油は、一時昨年11月14日以来の安値となる42ドル台まで売られ43.23ドルで終了した。終値ベースでは昨年9月中旬以来の低水準となる。増加基調を続ける米シェールオイル生産の動向に加え、リビアやナイジェリアの産油量拡大観測を背景に、世界的な供給過剰感が改めて意識されている。 もともとシェールからの生産が増えるだろうことは、大勢的 . . . 本文を読む
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ファンドの見切り売り

2017年06月20日 22時26分19秒 | 金市場
19日の金市場はNY連銀ダドリー総裁の楽観的見通しが、先行きの利上げ及び資産縮小(バランスシート縮小)に対する積極姿勢を表すものと解釈され、金市場では売りが広がったとされる。 NY金先物市場では、先週末発表の直近のデータ(オプション取引を除く)では、ネットの買い残が重量ベースで592㌧となり、前週より44㌧ほど減っていた。約1年前のBrexit(英EU離脱)騒動の際にはネット983㌧の過去最大 . . . 本文を読む
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インフレ見通し、意見が割れているFed

2017年06月19日 23時35分44秒 | 金融市場の話題
先週末発表の米住宅着工件数も建築許可件数も、予想より下振れ。5月の住宅着工件数は、年率換算で前月比5.5%減の109万2000戸と、昨年9月以来9カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。市場予想は、前月比増加となる121万5000戸となっていたので、予想外の落ち込みといえる。これで着工件数は3ヵ月連続の減少となる。建築許可は先行指標として重要な一戸建ての許可件数が3ヵ月連続で減少。しかも、過去5ヵ月で4ヵ . . . 本文を読む
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どうするBOJ(Bank of Japan) 地に居て乱を忘れず

2017年06月16日 23時00分07秒 | 金融市場の話題
本日の日銀金融政策決定会合は、大方の予想通り、政策変更ナシ。 ・長短金利操作付き量的・質的金融緩和を維持 ・国債買い入れ年間「80兆円増ペースめど」を維持 ・ETF・REITなど資産買入額を維持 ・政策金利は据え置き 5月末時点での日銀の総資産が500兆8008億円と500兆円を突破したことで、注目度もガクンと上がった。なんせ500兆円といえば、日本の名目GDPに迫る規模だからだ。対GDP比で . . . 本文を読む
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金市場、利上げのFOMC翌日は売り直されるのがパターン

2017年06月15日 20時57分54秒 | 金市場
今回のFOMC声明文(+バランスシート縮小工程表)、参加者全員による経済見通し(ドットチャート)、イエレン議長記者会見を通し、サプライズは、この時期に縮小にあたっての具体的数値を掲げるなどバランスシート縮小に向けた意気込みの強さだろう。その点で、タカ派的な内容となった。 思うのは、現在FRB理事の7名のうち3名が空席で、近い将来トランプ大統領により新メンバーの指名が想定されていること。またイエ . . . 本文を読む
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やはり足元の物価は鈍い

2017年06月14日 23時55分07秒 | 金市場
本日は、13日のNY市場で流れたフィアット・クライスラーのディーゼル車の排ガス規制ごまかし報道で売られたプラチナについて書こうと昼間は思っていた。西バージニア大学の調査チームが割り出したもので、事と次第では第2のフォルクス・ワーゲン問題になる可能性のあるイッシュー。 その前に、FOMC声明文の発表を控え、急速に足元の関心事となったインフレ率だが、今夜はFOMCとCPI(消費者物価指数)」の発表 . . . 本文を読む
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ナスダックの下げに反応鈍い金

2017年06月13日 21時26分38秒 | 金市場
さて本日からFOMCが始まる。金市場はすでに模様眺めの展開で目立った動きは見られずレンジ相場。株式市場では、ナスダックの下げが目立つ。12日の市場では、この株安のリスクオフ展開の中で、ドル安というよりも日本円買いが目立つ展開で、ドル円は109円台半ばまで下落。過去1ヵ月にわたり、こうした折には金も買われ、円高、(ドル建て)金高が並行するパターンが多く見られたが、足元で金市場には反応なし。金市場の . . . 本文を読む
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政治リスク、、、、そしてアメリカが残った

2017年06月12日 22時49分13秒 | トピック
この週末に、アレアレと思ったのが“トランプ大統領、沈黙を破りコミー証言に反論ツィート”というニュース。そもそもコミー前FBI長官が、長官職に執着し続投を願い出たかの印象を与えようとした発言が、(その会談の際の)「テープがないことを願うべき」という内容の発言だったと記憶している。これは、まずいなぁ、と思ったが案の定、あの発言がどうもカチンときたこともあって、前長官は証言への意欲を強くしたことが判明 . . . 本文を読む
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金はファンドの売り(Sell the fact)で続落。一方、ETFは8日も増加.

2017年06月09日 18時55分08秒 | 金市場
8日の3つのイベントについては、コミー前FBI長官の議会証言については、この場は静かに通過で延長戦入り。これで片付いたわけではない。8日はツィートも自粛したかたちのトランプ大統領だが、この件に関し何かツィートせずにはいられないだろう。 金の売りにつながったのが、大きな反応は見られないと思われたECB政策理事会後のドラギ発言だった。インフレ予想の下方修正は事前に流れていたとおりで、ドラギ総裁が慎 . . . 本文を読む
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