亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

「下げ(買い残整理)」歓迎の金市場

2016年07月22日 19時55分37秒 | 金市場
一度上昇を始めると連続高になりやすいというNYダウの特性もあって、主要指標が先週来軒並み連続的に買われたNY株高は、リスク・オンを思わせ金売りの材料となった。しかし、ここまで金市場は1300ドル台を維持してきた。 もともと“Brexit(ブリグジット)”騒動の中の突飛高で付けたのが1300ドル超の水準であってその金融市場への影響が一巡する中で、金も1300ドル割れに落ちるのではと、多くの人が想 . . . 本文を読む
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分裂する世界で安定化を求めるマネーの流れ

2016年07月20日 20時53分56秒 | 徒然(つれづれ)
最初に連絡を。 明日の夕刻6時30分開始、8時30分終了の中野サンプラザでの2時間のセミナーですが、申し込んでいただいた皆様、ありがとうございます。 まず、お詫びです。3人掛けのテーブルを2人掛けで使っていただこうと思っていたのですが、3人掛けとなります。窮屈ですが、ご容赦を。 そういう状況ですので、当日の飛び入り参加はお受けできませんので、こちらもご了承ください。 今週は土曜日に3ヵ月 . . . 本文を読む
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地盤強化の結果進むトルコの不安定化

2016年07月19日 22時49分53秒 | 国際情勢
先週末ににわかに起きたトルコのクーデターの失敗というか未遂なのか、いずれにしても政権転覆を狙って蜂起した一派は粛清されることになったようだ。この問題はすでに次の段階に移行しており、事件を自らの足元を固めるきっかけにしようとエルドアン大統領側が反対派の一掃に乗り出す行動に出ているようだ。相当数の司法関係者が含まれており、クーデターの企てを口実に一網打尽の勢いとされる。強権的な力で抑え込もうという政 . . . 本文を読む
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今回の上昇局面で初めてのイベントードリブン型上昇とその調整

2016年07月13日 20時11分35秒 | 金市場
諸般重なり昨日は更新できず。12日の市場では1350ドル超で踏ん張っていた金価格がついにNYの早朝に1350割れに落ちると、それを合図にするように通常取引開始前に売りが膨らんだのは、テクニカル主導の売りとみられた。(オプション取引を除いて)過去最大のネット・ロング(買い越し残)31万5963枚(重量換算982トン)を抱える内部要因からは、売りが出るのは自然な流れ。ちょうど金融市場が前週までのリス . . . 本文を読む
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NYコメックス先物取引、4週連続で過去最高を更新中の金のネット・ロング

2016年07月11日 23時37分18秒 | 金市場
先週末は金曜日の夕刻に札幌に入り、その夜に米雇用統計。結果はニュースで、市場の動きはリアルタイムでスマホに表示される価格を時々確認する程度で、その時間は“すすき野”のラーメン店に7人でおりました。で終わってホテルに戻り、PCで状況を再確認という流れに。言うまでもないけど、湿度が低く快適な気候でした さて7日のここに「雇用統計が予想を大きく上回る可能性もあるが、果たしてどうなるか。(中略)空前の . . . 本文を読む
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ロング整理の押し目はどこまで

2016年07月07日 23時49分45秒 | 金市場
さてBrexitと、その余波に目を奪われていたなら、この間に発表された米国関連の指標が、おしなべて良かったではないか・・・・という感じ。良くても当面利上げはないよ~~~というのが足元の市場コンセンサス。 昨日までの注目指標の中で、ISMの製造業も非製造業も両方とも予想以上に結果が良かった。あの5月の雇用統計は、何かの間違いだったのだろうというのが、米国関連指数となってきている。 今夜のAD . . . 本文を読む
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機関投資家には金に資金を振り向けやすい環境が生まれている

2016年07月06日 23時17分01秒 | 金市場
6月28日のここに“Italeave(イタリーヴ”つまり「イタリアの離脱」という造語を書いたが、以前から水面下で欧州銀の不良債権ではスペインやイタリア、ポルトガル(ギリシャは言うに及ばず)が懸念されてきた。イタリアは手をゆるゆると政府が動いていたが、ニュースにもならなかった・・・というか、目に留まらなかった。しかし、今回の英国民投票の結果が離脱となったことで、その余波が及び報道されているように . . . 本文を読む
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NY先物市場、2週連続の過去最大更新の買い越し規模

2016年07月05日 22時42分14秒 | 金融市場の話題
今週は重要指標の発表が控えBrexitからいよいよ米国景気に目が転じると思われる週。6月のFOMC議事録の公開もある。こちらは、予想を超える“ハト”となった会合ゆえに、どの程度のものであったか関心は高かろう。ただし、FOMC議事録も時に後で手を入れたんじゃないか?という内容の時もあるので、その点も踏まえてみる必要がある。 6月の米雇用統計は、前回失速した前月比の雇用者増加数の市場予想が17万5 . . . 本文を読む
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“Brexit”で草の根的な金買いのうねり

2016年07月04日 23時12分21秒 | 金市場
本日のNY市場は独立記念日で休場。アジアの時間の午前から金が買われ、6月24日の同じアジア時間につけた1360ドル台をうかがう気配を見せたが、さすがに続かず上値を削る展開。さすがにNYが休みだと、薄いところを買い上がっても持続性に欠ける展開。 週末7月2日は、いまや恒例の年に1度の「Gold Festival」が、都内大手町の「よみうりホール」で開催された。 2つ目のセッションで初めて人 . . . 本文を読む
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市場の関心は、中国と米国指標に移動。

2016年07月01日 23時20分16秒 | 金市場
30日は、カーニーBOE(バンク・オブ・イングランド)総裁が、EU離脱で景気見通しが悪化していると警戒感を口にし、8月の政策決定会合にて利利下げの用意のあることを表明。株式市場はこれを好感。FTSE100は、他国に先駆けてBrexit前の水準を上回ることになった。 その流れは昨夜はNY株にも伝播し、こちらはBrexitをきっかけに来週の雇用統計を待たずに7月の利上げ観測は霧消し、ポスト・キャメ . . . 本文を読む
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