亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

徐々に水準を切り上げそうなNY金

2016年09月23日 22時36分00秒 | 金市場
日米双方の金融政策決定会合は、結局、決め手になる手段が減っており、効果はあったんだと自らが評価する政策の、限界が近づいているのではないかと思わせるものだった。効果のあるなしについては、以前から議論はあったし、それ自体は新しいものではない。ポイントは、中銀自体が、おかしいなぁ・・・、さすがに拡大にスピード感が出てもいいころなのに・・・・、やはり何か仕組みが変わったのか・・・と疑問を抱き始めたという . . . 本文を読む
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四方丸く収めるはずが・・・日銀の新機軸

2016年09月21日 21時42分44秒 | 金融市場の話題
さて日銀。四方丸く収めるというのは難しい。何にせよ、プロ・コン、メリット・デメリットあるわけで、これまでのマイナス面をなんとかカバーしながら、政策の継続性を前面に押し出すという枠組みの変化ということか。 「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」策という、進むうちに政策名?がどんどん長くなる印象の新機軸。長期金利をゼロ%に誘導ということは、これまでのマイナス利回りに落ち込む価格では国債は買い取らな . . . 本文を読む
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100日線でサポートされたNY金。“ソーカツ”の日銀は、どう始末をつける。

2016年09月20日 20時29分53秒 | 金市場
5月の連休に加えて最近では9月も大型連休の色合いが出てきて、人によっては遅めの夏休みや年休を合わせて9連休ということらしい。当方にはあまり関係ないが、それでも週中に祭日が入っていると外からの電話もなくゆっくり何かができる。 さてその連休モードの中で日銀の金融政策決定会合とFOMC(連邦公開市場委員会)が重なった。FOMCはこの環境では利上げは出来ないと思われ、後は12月に向けたスタンスをどう示 . . . 本文を読む
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買われ過ぎ状態の解消、買い残整理

2016年09月16日 22時40分43秒 | 金市場
日本時間昨夜の米8月の小売売上高の結果は、9月利上げ見送りを示唆する内容となった。株式市場の方は、当初は方向感が出なかったものの結局それを好感する形で上昇となった。ただし、金市場は発表直後こそ1330ドル超に跳ねたものの、長くは続かずここぞとばかりに売りが膨らみ早々に前日比マイナス圏に。 この反応だけを見るなら、金市場は来週のFOMC(連邦公開市場委員会)にて利上げが決まることを予見しているかの . . . 本文を読む
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8月米小売は3月以来のマイナス。その一方で売られている金

2016年09月15日 23時31分59秒 | 金市場
本日15日は、米国関連で注目の経済指標の発表が多い。まず8月の小売売上高、鉱工業生産、生産者物価指数さらにNY連銀製造業指数、フィラデルフィア連銀製造業指数などで、鉱工業生産以外は本日日本時間の午後9時30分に発表された。 この中で注目度が最も高かった小売売上高だが、市場予想前月比−0.1%のところ-0.3%と下回ることになった。前月比マイナスは3月以来のこと。7月は当初の横ばいから+0.1% . . . 本文を読む
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意見が割れているFOMCだが、執行部(FRB)は慎重路線か

2016年09月13日 23時20分01秒 | 金融市場の話題
市場がこぞって注目したブレイナードFRB理事の講演。やはりタカ派的な内容もニュアンスもなかった。以前からの主張そのままで、報じられている内容からは、むしろさらに(経済理論的に)踏み込んだ(問題提起をするような)発言があったといえる。 まず、「個人消費の拡大を示す指標とインフレ加速の兆しを確かめたい」として、以前と同様に利上げに慎重な姿勢で臨む方針を明白に示すものだった。さらに、4%台に入ってい . . . 本文を読む
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悪魔が来りて笛を吹く・・・ノン‐イベントの中でのNY株の急落

2016年09月12日 21時39分30秒 | 金市場
先週末の欧米株価の急落、特にNY株の下げは、おやっ!!と思わせるものだった。はっきり言って夜中の経緯は見ていない。朝起きてその下げ幅の大きさと、株安の背景として報じられていた“ハト派の連銀総裁がタカ派駅発言”で9月利上げ観測の高まり・・・という内容に???だった。 早朝のNHKBSで国際ニュースを見ていて、その中に、南欧諸国7ヵ国がギリシャの呼びかけでアテネで初の会合を開き、積極財政を打ち出す . . . 本文を読む
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腰の強い「マクロ型上昇」

2016年09月08日 17時21分36秒 | 金市場
さすがに7日のNYの金価格は反落となった。ドル高で売りがというほどのドル高でもなく、9月1日のISM製造の予想外の50ポイント割れ、2日の雇用統計(予想を大きく下回る就業者増加数)、そして6日のISM非製造業の大幅低下という3連単のような材料を手掛かりに買われ、最後が伸びた分、調整の反動安といったところ。1350ドル超を納得させる目先の材料が出現するのを待つのみだが、上値では売り物も増えそうだ。 . . . 本文を読む
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できるうちに利上げをしておきたいFRBだが・・・(1350ドル台復帰の金)

2016年09月07日 18時32分07秒 | 金市場
先日ここに8月の米雇用統計はイレギュラーな数字が出やすい季節性(癖)があると書いた。日本時間、昨夜のISM非製造業景況指数もそういった要素があったのかもしれない。それでも総合で前月55.5、市場予想55.0が51.4への落差はちょっとしたサプライズだった。 好悪の分岐点の50を割り込み、最近やっと浮上する気配を示していた製造業景況指数に比べ、安定的に50を大きく上回り続けてきた非製造業のほうは . . . 本文を読む
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NY株高の中でのNY金高の並立

2016年09月05日 22時32分08秒 | 金市場
結局、米8月の雇用統計は、予想値を下ぶれ、やはり統計の癖が今年も現実化することに。後は来月、どれだけ修正されるか、されないか。ただし15万1000人の雇用増は悪くない。仮に20万人以上だと金融市場をはじめ金市場も“景色”変わっていただろう。 この結果は見方によって良くも悪くも取れるもので、どちらかというと良く取れるということか。予想値を下回ったことで買われた(買い戻された)金市場だが、上値の重 . . . 本文を読む
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