亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

米長期金利節目の2.6%を突破、金を支えるドル安

2018年01月19日 22時37分30秒 | 金市場
18日の市場で注目すべきは、昨日ここに書いたように米長期金利の上昇だった。欧州時間から上昇基調を強めた金利は(米国債に売りが出ていることを意味する)2.6%を突破。そのまま2.627%と昨年3月13日に記録していた直近の高水準となっていた2.615%を超えて推移した。つまり18日の取引で米長期金利は節目を突破したことになる。しかし、この金利の上昇に対しドルは目立った反応を見せず、むしろ小幅ながら全 . . . 本文を読む
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米長期金利が2.6%を超えてきた

2018年01月18日 20時55分55秒 | 金市場
17日のNY金は通常取引終了後に売りが膨らむことになった。同じ時間帯のニュースというとベージュブック(地区連銀経済報告書)しかないのだが、内容に取りたててサプライズはなかった。しかし、「いくつかの地域で企業が賃金上昇を見込んでいると報告」との内容が盛り込まれ、これがここしばらく見られなかった文言ということで反応ということらしい。それが金の下げにつながったことになる。午後3時を過ぎて、NYダウ、S& . . . 本文を読む
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キャッシングしてビットコイン!!!!

2018年01月17日 23時40分41秒 | 金市場
マーチン・ルーサー・キング牧師の記念日の連休明けのNY市場で金価格は、ここまでの上昇で さすがに売りが膨らんだ。もともと1350ドルという心理的な節目に接近し売りが控えるのが1340ドル台。16日はユーロにも一時売りが膨らんだこともあり、金は1330ドル台半ばで売り買い交錯状態に。それでも取引開始早々に2万6000ドル台に躍り出たNYダウが、その後値を消す流れの中でユーロが息を吹き返したこともあり . . . 本文を読む
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早くも心理的な節目の水準に到達するNY金

2018年01月15日 23時47分12秒 | 金市場
先週末は米12月のCPI(消費者物価指数)の数値、とりわけエネルギーと食品を除いたコア指数が前月比で+0.3%と市場予想の+0.2%を上回り、前年同月比でも+1.8%と前の月の+1.7%を上回ることに。この内容に米長期金利は急騰し2.6%に接近(2.59%)。昨年の最高水準が3月13日の終値ベースで2.608%だった。ドルは上昇、金は売られたが、結局下値は1325ドル止まりだった。 その後、ド . . . 本文を読む
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ECBの強気スタンスに反応したドル安(ユーロ高)、金は続伸4ヵ月ぶりの高値

2018年01月12日 23時59分20秒 | 金市場
ドイツなど一部北欧のタカ派の物言いは以前からあるとして、おおむね慎重スタンスだろうと多くが思っていた欧州中銀(ECB)の12月理事会の議事録。IMFのレポートの成長率の上方修正幅などから景気の足腰がしっかりしてきているのは見て取れたが、それでも安全運転というのがECBに対する見方だった。実際に、12月の声明文もドラギ総裁の会見もその線に沿ったものだったしかし、公開された議事録ではもっと前のめりに景 . . . 本文を読む
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米国債をめぐる不都合な真実

2018年01月11日 23時48分48秒 | 金融市場の話題
10日は欧州の午後、NYの早朝の時間帯に中国が米国債の購入を減らすか停止するとの報道が流れたことから、米国債に売りが膨らみ長期金利が急騰する中でドルも売られ金市場では買いが膨らんだ。具体的には、定期的に外貨準備の運用方針を見直している中国当局者の話としてブルームバーグが流したもの。一般的には、国家外為管理局(SAFE)の担当者ということになる。 伝えられたところでは、「中国人民銀行に対し財務省 . . . 本文を読む
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米長期金利急騰の中で1300ドル台を維持する金

2018年01月10日 23時07分57秒 | 金市場
9日の市場で目についたのは米長期金利の上昇だった。NYの時間帯に入って以降、債券先物主導で金利は上昇。10年国債の金利すなわち長期金利は急騰し、2.546%で取引を終了した。手元の資料では終値ベースで昨年の3月14日(2.595%)以来、約10ヵ月ぶりの水準となる。言うまでもなく米金利の上昇は、金利を生まない金にとって悪材料となるもの。 ちなみに米長期金利が2.6%に近かった昨年3月のNY金の水 . . . 本文を読む
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目にとまったトランプ聴取とボスティック発言

2018年01月09日 20時59分52秒 | トピック
早朝からいろいろやっていて、おやっ!と思ったニュースが2つあった。 夕刻には一般ニュースでも流れていたがモラー特別検察官が数週間以内にトランプ大統領の直接聴取を行う可能性があることを公表したというもの。報じたのは、ワシントン・ポスト。昨年10月に訴追され司法取引に応じたパパドプロス元外交顧問から12月訴追で同じく司法取引のフリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)と来て、次は・・・・ジャレッド・ク . . . 本文を読む
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ドル安の中で2011年7月以来の10営業日続伸で迎えた米雇用統計

2018年01月05日 23時33分23秒 | 金市場
12月の米雇用統計が発表された。非農業部門雇用者数(NFP)は前月比14万8000人の増加。市場予想は19万人になっていたので、予想を下回ることに。10月、11月分のデータは、下方、上方それぞれ修正された。失業率は前月比変わらずの4.1%。注目の賃金上昇(平均時給)は、前月比+0.3%で前年同月比+2.5%の上昇と下方修正された11月の前月比+0.1%、+2.4%よりも高いものの、予想の範囲内つま . . . 本文を読む
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益出しの口実になったFOMC議事録

2018年01月04日 23時40分48秒 | 金市場
さて12月のFOMC議事録は、総じてサプライズはなかった。税制改革法案つまり減税法案の成立を前提にその景気押し上げ効果を読み、緩やかな金利の引き上げ継続が妥当という内容。ただし、物価上昇の鈍さを背景に利上げペースに関し、意見に開きあり。そのインフレ率の鈍化に関する懸念、(先行きの景気鈍化を示唆するとされる)10年国債と2年国債の利回りの接近(イールドカーブのフラット化)懸念、加速しない賃金上昇など . . . 本文を読む
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