亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

ラジオNikkeisの後 JOGMEC(ジョグメック)のセミナー

2017年11月17日 23時19分25秒 | 徒然(つれづれ)
昨日は夕刻18時からラジオ日経「マーケットスクランブル」の公開生放送。いつもの大橋ひろこさんとの15分番組。月初に行った東京ビックサイトでの東京モーターショーでのEV(電気自動車)と自動運転に関連し、LME(ロンドン金属取引所)がリチウム、コバルトの上場準備に入っていることから、自動車産業界の構造変化による注目素材メタルも変わる可能性を取り上げた。後半は、株高リスクオン環境でも下げないNY金について、長期金利を切り口に分析という内容。

場所は、東京工業品取引(TOCOM)の1階エントランスに設けられたトコムスクエア。昨日は終了後に同じ場所で(独立行政法人)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(通称JOGMAC ジョグメック)の調査部金属資源調査課の担当課長氏による「プラチナ・パラジウムの需給動向概観」と題したセミナーを拝聴させてもらった。内容は面白かった。面白く興味深い内容だった。というのもマーケット関係者ではないので、純粋に鉱物資源としての供給と需要についての分析で、たとえば南アでの詳細な鉱区の地図なども添えられており、なかなか一般的なセミナーでは聞けないような内容だった。その上で価格見通しをどう立てるかは、こちら側の問題ということに。以前、坑道に入れてもらったことのあるルステンブルクに近い、BPRP(Royal Bafokeng)鉱区なども載っており、他の鉱区との位置関係はこういうことだったのかと、再確認までできた。

本日は夕刻5時から80分間、貴金属業界団体の年次総会に関連したセミナーにて主要中銀の金融政策との関連で金の価格動向の話をさせてもらいました。

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