亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

ハリケーンの影響もあり、市場の関心は主要指標よりFRB人事

2017年10月05日 22時29分40秒 | 金市場

明日の9月の米雇用統計を前に本日は主要指標の発表ナシ。昨日の企業向け給与計算サービスADP(オートマティック・データ・プロセッシング)が中心になってまとめる全米雇用報告・民間就業者数は、市場予想の12万5000人増を上回る13万5000人増となった。今回下方修正された前月の22万8000人増から大きく減少し2016年10月以来の小幅な伸びとなったが、これはハリケーン「ハービー」と「イルマ」の影響で事前予想も小売業などへの影響から増加数の見積もりは少なくなっていた。したがって、材料にならず。本チャンの雇用統計待ち。

さらに現地午前10時に発表された9月のISM非製造業景況指数は、59.8と前月から4.5ポイントの上昇で、市場予想の55.5を大きく上回ることになった。2005年8月以来、12年1ヵ月ぶりの高水準。これは驚いた。新規受注(57.1⇒63.0)や雇用指数(56.2⇒56.8)の伸びが全体を押し上げることになった。もともと50を分岐点に上回れば拡大、下回れば縮小を表すが、60ポイントに近い数字は過熱を表すといっても過言ではない水準。2日に発表されたISM製造業が60を超えていたので、米国景気は好調に推移していることを表す。

・・・で、これだけの好結果となったにも関わらず、その後のドルと長期金利の動きは鈍かった。金も前日より2.20ドル高の1276.80ドルで終了。12月の利上げについてはフルに織り込んだということになる。それより、近いうちに決まるとみられる、次期FRB議長の人事を巡り、市場自体が“待ち”のスタンスとなっていることが、“無反応”を作り出しているのかもしれな。昨日から本日に掛けては、ムニューシン財務長官が、パウエル理事が相応しいと述べたと伝えられ、市場には一時安心感が広がるということがあった。イエレン議長に近い考え方と見られていることによる。


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1 コメント

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世界の展開がめまぐるしい (松本 富子)
2017-10-07 10:14:29
北のデブのエスカレートにこんなに世界のリーダーの連帯連結が弱いのはなぜ・・


日本は拉致被害者全員を返さないと全ての協力に応じない位 なぜ言えないのか…

紳士的常識的論理的が通じない、この厄介者に早急な対処 1番の問題では・・

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