亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

ワンマン政権に振り回される市場

2017年10月10日 23時05分20秒 | 金融市場の話題
先週末の北朝鮮を巡るトランプ発言。軍幹部とのディナーの後の記者からのぶら下がり質問に「嵐の前の静けさ」と答え、ニュースネタに。ツイッターに、北朝鮮と交渉をやっても無駄で効果があるのは「一つだけ」と書き込み、何を意味すると問われ「そのうち、わかる」とは、過去何回かいろいろな方面で使われ、わからずにウヤムヤに終わった発言を・・・ば。

週末は上院共和党のコーカー議員との間で、ツィート合戦の様相でけなし合い。コーカー議員といえば、上院外交委員会の委員長。その議員を、公の場(ツイッター)で“口”撃。この人(トランプ)の基準は、自分への忠誠心なので、そこから外れると情け容赦ない。そして、こうした傾向は、大統領が指名権を持つFRB議長の人事にも影響すると見られる。

市場では、奥さんが米化粧品大手エスティ・ローダーの創業者の孫という、元FRB理事のウォルシュ氏(最近の表記ウォーシュ氏)が、トランプ大統領と面識もあり、お気に入りとの報道。ムニューシン財務長官が、現FRB理事のパウェル理事が相応しいと発言したと報じられたので、自らの人事権を行使するならウォーシュ氏なのだろうか・・・。しかし、この人(ウォーシュ氏)は過去の発言や論文からは、タカ派と目されており、そうなると流れが変わると見ている市場関係者は多いようだ。

実際に、週明けの市場の関心事は、大統領の発言内容もあって、北朝鮮情勢に向けられている。もともと北朝鮮に関連した話題は、寄せては返す波のように強弱を繰り返す類の材料といえる。足元では先の国際的な制裁の効果を見極めるという状況で、北朝鮮の出方を見守り中ということだが、急なアジア情勢の流動化も否めない。
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