亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

今週はイエレン議長の議会証言と米イスラエル首脳会談

2017年02月13日 19時50分46秒 | 金融市場の話題

日米首脳会談は報じられているような状況で、安全保障面での緊密な日米関係を世界に発信、通商面は今回の首脳会談マターにはせず別途ということで、まずは懇親を深めましょうということで成功裏に終わった。時間のない中での外交、経産両省の担当者のお膳立てがうまく行ったことだろう。米国側も政権の体制が固まっていない段階で、正規の首脳会談で大統領の個人的な考えや感情での発言が独り歩きするリスクを避けるという側面もあったろう。

昨年11月の安倍首相のトランプタワー訪問も結果的に、うまく機能したと思われる。NYの私邸訪問は、いろいろ非難の声もあったと思われるが、流れからすると正式に大統領就任をする前段階ならではの交流が出来ていたということになろう。その時は、HONMA製の高級ドライバーのプレゼントもあった。これが、今回のゴルフにつながっていると思われるので、親密度が上がったのなら、いい方に転がったということに。もっともHONMAは今や中国資本の会社になっているのだが。そんなことは新大統領は知る由もなし、知っても気にしないだろう。

さて、今週は14、15日にイエレン議長の議会証言が予定されている(14日上院、15日下院)。どのような発言内容となるか、金市場の方向性を読むうえで大いに注目される。新政権の政策の方向性を見極めたいということから、経済見通しに沿った直近の発言が繰り返されるか。それよりもタルーロ理事の4月初めの辞任が明らかになっており、これでFRBの理事の空席は3名になる。トランプ指名の内容によっては、イエレン議長もやり難くなりそうだ。こちらの方が、気掛かりだ。

もうひとつは、同じ15日にイスラエルのネタニアフ首相が訪米し首脳会談が予定されていること。新政権がイスラエル寄りであることは、娘婿ジャレッド・クシュナーの存在からもよく知られているが、この会談の落としどころがどうなるのか。ちょうど、入国区禁止令をめぐりイランが対抗的な動きを見せた折でもあり注目度はさらに上がることになった。しかし、現段階ではトランプ政権側は対外的に刺激的なスタンスは示さず、イスラエル側をがっかりさせるのかもしれない。もっとも、会談の結果や発言内容に対する、メディアの反応にもよるのだが。


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