亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

余震が続くマーケット、まだまだ油断は禁物

2018年02月13日 23時17分19秒 | 金市場
週明け12日のNY株は、週末の戻りが鈍かったので反落だろうと思っていたら、続伸となったので、ダウ30種で見て高値から10%の下げで2万4000ドル割れということで、うまく行けばここから落ち着くかと本日の日本株を見た。ドル円の動きが大きくなったのは後場の終了前。引け後は、108円割れで107円台に突入。

先日(2月2日)ここでも書いたが、長期金利上昇阻止の0.0110%の無制限買い指値(金利釘づけ)という行動による円高阻止の意思表示は、あえなく粉砕された印象。円安を予想していた為替関係者は、水浸し状態といったところだろう。

ドル円を見る分には、まだまだファンドのポジションの巻き戻しが終わっていないということか。これは、やはり長引きそうな感じだ。日本株も戻り売りがきつく、海外勢のポジションの整理は終わっていない印象。

WTI原油の下げがきついが、こちらは過去最高の買い残(ネット・ロング)を抱えていたので、この程度の下げはやむなしという感じで、米系投資銀行担当者の「この先は上昇」という強気コメントもポジショントークのように聞こえてしまう。WTIの下げは先週10%に及んだが、Copper(銅)も後追いで下げているのは、原油と銅のバスケット買いの手じまい、巻き戻しが起きているようだ。

先週の金市場で注目されたのは金ETF(上場投信)の残高の減少だった。もっとも残の多い「SPDR(スパイダー)ゴールド・シェア」で見て先週は、7日に14.45トンと大口の売りが出て計20.64トン残高が減っていた。週明けの動向が注目されたが、12日は変動はなかった。先物市場での買い建て(ロング)の清算売りも目立っているが、現物由来のETFの動向は現金化をストレートに表すものと見られるだけに、目が離せない。

株式市場を震源として余震が続くマーケットだが、まだまだ油断は禁物
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