亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

メタル全面安

2017年05月05日 23時53分47秒 | 金市場
米雇用統計は前月比(非農業部門)雇用者増加数、予想19.3万人に対し21.1万人となった。今回は市況にはあまり関係ないが前月の増加数が速報の9.8万人から7.9万人に下方修正された。この結果より意外性があったのが失業率で予想4.6%に対し4.4%と前月の4.5%より低下。

この結果に対し、市場では大きな反応はなし。すでにFOMC声明文にて、前期比年率+0.7%への減速となった1-3月期について、「一時的」として心配なしとお墨付きを与えていることもある。金価格は、6月利上げを織り込む形で19.90ドルの1日当たり今年最大の下げとなった。このところ買い付いていたファンドが一斉に手仕舞ったことによる。先物市場のファンドのポジションについては、メディアではロングの増加が話題だが、ショートが予想したほどには減っていないことが過去4週間の注目事項だった。

昨日は、金も売られたがベースメタルと呼ばれる銅や鉄などの下げが目立った。銅が売られ(4ヵ月ぶりの安値)、ニッケルが売られ(1年ぶりの安値)、鉄が売られ、原油が売られた(WTI43ドル台)。こうなると犯人探しということになるが、やはりベースメタル安となると中国の減速ということに帰結することになる。たしかに最近発表されたPMI、購買担当者景況指数もパッとしなかった。それもあってか4日の中国大連の鉄は、ストップ安値幅制限いっぱいまで売られ急落となっていた。
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