亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

マグロの初セリとポールマッカートニー東京コンサート

2017年01月05日 21時06分28秒 | トピック

新しい年の始めということでいろんな方面で“初”もの情報が伝えられている。本日は築地の初セリでマグロの最高落札価格がキロ当たり35万円、1匹7420万円になったと。もっとも、このところメディアで取り上げられるという宣伝効果を狙い、これでもか!というような高額落札がみられているので、またか・・という感じだ。ちなみに2013年の222キロの大間産マグロがキロ70万円、1億5540万円が過去最高とのこと。確か釣り上げた漁師のオジサンが取材されて、宝くじに当たったようなもんです・・・というふうに応えていたのを記憶している。「確かに!!」と思ったのだった。釣り上げた本人もまさか1億円以上になるとは、思わなかっただろう。ご祝儀相場といえば、それまでだが、やはり歪な価格であることに変わりはない。

もっとも破格の落札価格はこの1匹のみで、後はその時の需給に沿ったものに落ち着くのは言うまでもないが、このところクロマグロの値は落ちて来ているらしい。興味深いのは、日経が報じるところでは高値の陰でマグロの消費が減る傾向にあり、家庭の魚(生鮮・冷凍)の購入量のシェアトップは、2009年以降、サケになっていると。チェーン展開しているいくつかある大型寿司専門店の来店客数、売上とも伸び悩み、あるいは減っているとのこと。今日の初セリの価格が7420万円は昨年の5倍らしいが、景気の良さを表すのではなく、その逆で注目を集めたいがために高値落札が生まれたということのようだ。

今日は、なんでいつもと毛色の違う話題を取り上げたかというと、登録しているチケット情報メールにて、4月のポールマッカートニーのコンサートの情報があり、その価格が“すべてS席、1万8000円”となっていたから。今回は3回の公演が全て東京ドームで、どこの席をあてがわれるかによって、この価格では納得いかない人も出るだろうなぁ・・と。実は3年前だか4年前だかのドームでのコンサートには行ったことがある。ビートルズ・ナンバーから始まる公演はよかった。写真撮影の規制もなく、撮り放題・・・とはいっても、ステージは遠いので本格的な望遠レンズなど持っていないのでステージ横のスクリーンに映る映像を撮ることになる。その時も高かったが、1万8000円したかなぁ。席は1塁側ベンチの上だった。グラウンドには、パイプ椅子様の椅子席が設けられ、これがいわゆるアリーナ。1回の公演で何万入れるのか、あの時も直前までチケットの販売をやっていた記憶があるので、数が多いのと価格が価格だけに直ぐにsold out というわけにはいかないのだろう。1回で何億円かの興行収入はボロイですなぁ。

好きだけど、一度行ったからいいか・・・といいながら迷う。かくいうワタシハ中高校時代、ビートルズ狂デシタ。

今夜は、ISM非製造業景況指数の発表がある。

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