今月はじめにイエレン議長の後任に指名されたパウエル理事。本日現地時間の午前9時45分から議会上院で承認を得るための公聴会に出席する予定となっている。日本時間では翌日に入ったことから、発言内容が伝わるだろう。
それに先立ち、日本時間の本日午前7時に公聴会にて語る主な内容がリリースされた(A4で2ページたらず)。内容的には、緩やかな利上げの継続などイエレン路線の踏襲という感じだが、「政府から独立して金融政策を行うことが重要」とするなど、共和党右派の動きを牽制する内容も含まれている。トランプ政権が掲げる金融規制の緩和については、「適切な方法を引き続き検討していく」とし歩調を合わせていく姿勢を示している。思うのは、10月に金融規制担当副議長についたクォールズ副議長もカーライル・グループに居たことがあり、二人三脚的な感じで規制緩和は進めていくのだろう。
注目のインフレ見通しなどは、公聴会での委員との質疑応答を待つことになる。波乱なく通過するのが一般的な姿だが、果たしてどうなるか。
今週は30日に個人消費支出物価指数(PCE)の発表を控える。より具体的には、10月のコアPCEデフレーターがどうなるか。この日は、上院が税制改革案の採決を行うとの話があるので、30日のもろもろの結果が、市場を動かすことになりそうだ。
それに先立ち、日本時間の本日午前7時に公聴会にて語る主な内容がリリースされた(A4で2ページたらず)。内容的には、緩やかな利上げの継続などイエレン路線の踏襲という感じだが、「政府から独立して金融政策を行うことが重要」とするなど、共和党右派の動きを牽制する内容も含まれている。トランプ政権が掲げる金融規制の緩和については、「適切な方法を引き続き検討していく」とし歩調を合わせていく姿勢を示している。思うのは、10月に金融規制担当副議長についたクォールズ副議長もカーライル・グループに居たことがあり、二人三脚的な感じで規制緩和は進めていくのだろう。
注目のインフレ見通しなどは、公聴会での委員との質疑応答を待つことになる。波乱なく通過するのが一般的な姿だが、果たしてどうなるか。
今週は30日に個人消費支出物価指数(PCE)の発表を控える。より具体的には、10月のコアPCEデフレーターがどうなるか。この日は、上院が税制改革案の採決を行うとの話があるので、30日のもろもろの結果が、市場を動かすことになりそうだ。