【命の教室】～情熱大陸「高校教師・真鍋公士」～

毎週興味を持って観ている「情熱大陸」。


２月２４日（日）の内容は、
「高校教師・真鍋公士」。


専門高校・食品流通科１年生を対象に、
卵から育て飼育したニワトリを、
最後は絞め、解体して食べる。
という授業を追ったドキュメンタリー。


カメラに映る生徒たちは、
今時のごく普通の高校生。
産まれたばかりのニワトリを、
目を丸くして見つめる生徒たち。
日々成長していくニワトリと接している生徒たちは、
実に生き生きとしている。


しかし、
解体の日が近づいてくると、
彼らの瞳には、
葛藤の色が深く、濃く、刻まれていく…。


過去に、
「ブタがいた教室」という、
小学校のクラスでブタを育て、
最後はそのブタをどうするかという、
同じく「命の教室」を扱った番組があり、
映画にもなった。


「ブタがいた教室」とは違い、
この食品流通科１年生の生徒たちは、
最後は、自分たちの手で、
ニワトリを絞め、
解体している。


解体するか、解体業者に引き渡すかの最終選択は、
生徒たち自身に委ねられている。


「自分で飼育したニワトリなんだから、
最後まで自分で責任を持ちたい」、
と語る生徒。


一瞬酷にも思えるこの授業、
「ブタがいた教室」同様、
この「命の教室」に対しても、
激しい賛否両論があると思う。
しかし、生徒たちと正面から向かい合い、
温かい心で見つめる真鍋公士氏の姿、
葛藤の先にある生徒たちの、
心の成長にホッとさせられる。


ニワトリを通して、
心の深い部分で、
命の尊さを身を持って経験したこと。
こんな素敵な教師と生徒との出会い。
胸が熱くなった。
そして、軽い嫉妬の気持ちも湧いた。


題材は何であれ、
やっぱり、
人と人の出合いは素晴らしい。


命があるということは、
本当に素晴らしい。

なんの脈絡もない一日…。

先週の木曜日（24日）に、
久しぶりにぎっくり腰をやってしまった。

今までは、腰を曲げると激痛が走るタイプのぎっくり腰だったが、
今回のぎっくり腰は、
真っ直ぐに立とうとすると激痛が走るタイプ。

ついに持病である椎間板ヘルニアも数か所に広がり、
いろんな神経を圧迫するようになってしまったんだろうか…。

というわけで、
金曜日は鎮痛剤を飲んで何とか仕事をこなしたが、
この土日は不本意ながら、
トレーニングも遊びも自重して、
泣く泣く安静に過ごした…。

だがしかし、
僕は、動いていないと死んでしまうサメやマグロと同類。
土曜日は一日布団で横になって過ごしたが、
今日（日付的にはもう昨日だが）はどうにも我慢ができなかった。


まだ激痛は走るし、
同じ姿勢を取ることも、
身体に力を入れることも痛くて難しいので、
最近頭の中でいくつか考えていたことを、
何気に行動に表わしたら、
「なんの脈絡もない一日」になったので、
何だか笑えて、
ブログに書き留めておこうと思った次第です。


行動１

スーツを買った。

今でも学生時代に買ったスーツも着れるが、
体型的にはともかく、型が古すぎる！
今どきのスーツも1着ぐらい買おう！
しかし限られたこづかい…。
紳士服屋でよくやる企画。
在庫落ち、過剰生産、少々難あり…。
ダメもとで見に行ったら、
案外掘り出し物があり、1着購入！
にしても、58,000円のスーツが6,300円ってどうよ！？
定価って何！？


行動２

ランチに行った。

ツーリングや旅先でお昼を食べるのは当然としても、
「ランチのためだけに外でお昼を食べる」、
なんて習慣のない僕にとっては、
年に1回あるかどうかの行動。



BLTCランチBOX（480円）＋炭焼珈琲（380円）。

BLTCとは、
なんのことはない、
ベーコン、レタス、トマト、チーズのこと。

年に1回あるかないかということは、
こういったランチは、
まだ1月にして今年はもうお終いってことか…？


行動３

「甘なつ」の苗を植えた。



釣りでも、ゲームフィッシングには興味はなく、
美味しく食べることのできる渓流（アマゴ＆イワナ）釣りや、
海では、カレーやキスの投げ釣り、
カワハギやタコやアナゴなどの舟釣りが好き。
平たく言えば、僕は「狩猟民族系」なんだと思う。

これは、ガーデニングでも似ている。
収穫できる植物に興味がある。
バジルやルッコラ。
トマトやジャガイモ。
花梨やキンカン。
そして、今回の甘なつ。

要は卑しい人間ってことかな…。


行動４

本を4冊買った。



ツーリングや山に想いを馳せ、
本を読んで、もっともっと想いをつのらせようと。
ぎっくり腰で安静にお布団の中でできることだし！


行動５

ジョン・メイヤーをたくさん聴いた。



自分の身体の自由がきかず、
イライラした気分を吹き飛ばすには、
ジャズではダメ！
特に写真左のCD、「ジョン・メイヤー・トリオ」のライブ盤は最高！

昔の「ライブ・クリーム（エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカー）」を、
彷彿とさせる名盤です♪


行動６

お香を焚いた。



一日の〆は、やっぱりお香。

ちなみに、
写真のお地蔵さんの香炉は、
先日京都でお香を買ったお気に入りのお店「二井三」で、
５～６年前に一目ぼれして買った香炉です。


なんの脈絡もない一日に、
お付き合いしていただいたみなさん、
どうもありがとうございました。。

脱皮

※注意！！！

のっけから２枚、とっても汚い画像を載せていますので、
あしからず。
ブログの内容は、単なる独り言ですが…。







昨年の10月9日。
木曽駒ヶ岳からの下山時に、
砂で足が滑り、
岩に右足の親指を強打してしまいました！
その激痛から、
てっきり爪がもげたと思ったのですが、
幸い爪全体が青痣状態で済みました…。

それから3か月。
ついに爪が落ちました。
まるで、脱皮するかのように。
そのとれた瞬間が、
上記の2枚の写真です。

新しい爪は薄く、
しかもまだ3分の1程度しかありません。
押さえると痛いのですが、
やっと生え変わった自分の爪を見ていると、
何だか不思議と嬉しくて。
思わずブログってしまいました。

2本足で立てるようになってから今まで、
この足で、何歩大地を踏みしめてきたんだろう。
後ずさりしたり、
二の足を踏んだり、
時に、勇気を出して一歩を踏み出したり…。

この爪の生え変わりを観て、
決して大げさではなく、
そんなことを考えてしまいました。

この爪のように、
僕の人生、もう一度生まれ変わってやり直したい、
なんて贅沢なことは言いません。

ただ達成感よりも、
悔いばかり残るこの人生。

「骨髄のドナー登録」と、
死んだ時の「すべての臓器の提供登録」はしているけれど、
死後ではなく、
生きている間に、
少しだけでも、誰かの役に立てる人になれるよう、
残された人生、
努力していかなきゃなって。
そんな、心の『脱皮』できたら良いなって。