魚のブログ

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ルリスズメダイ

2016年10月14日 23時00分27秒 | 魚紹介
先月の話ではあるが、喜界島在住の方から荷物が届いた。




喜界島はスズメダイの宝庫だ。浅い礁湖にはたくさんのサンゴがあり、サンゴの森の中ではいろいろなスズメダイに出会うことができる。しかし本州でおなじみの青いスズメダイであるソラスズメダイは浅いところでは見ることができない。



でも「よろこびの島」にはこのスズメダイが生息している。



スズメダイ科・ルリスズメダイ属のルリスズメダイである。ルリスズメダイの特徴はなんといってもその青い体色で、その青はソラスズメダイの青とはまた違う色だ。強烈な南国の太陽光を浴びて泳ぐルリスズメダイは非常に美しい。

ルリスズメダイ属のスズメダイは喜界島の浅瀬でも何種か見られるが、多くの種は成魚で地味な色をしているのに対し、本種だけは幼魚と成魚であまり色彩が変わらない。潮溜まりでこれが群れていると感動してしまう。私は喜界島を3回訪れたが、その時は5月で、スズメダイの幼魚はあまり見られなかったが、恐らく繁殖はしていると思われる。なお、ルリスズメダイ属のスズメダイは日本に10種生息するが、喜界島の浅い礁湖では5種を見ている。ネズスズメダイ、イチモンスズメダイ、スジブチスズメダイ、そしてレモンスズメダイだ。一番多いのはネズスズメダイで、殆どどこにでも見られる。レモンスズメダイは私は釣ったことがないのだが、磯では多数みられる。


美しいルリスズメダイは観賞魚としても人気がある...と思われがちだが、実際にはそうとは言えない。こういうスズメダイを飼育する人はよくわかるかもしれないが、この仲間は非常に気が強く、他の魚を殺すことさえあるのだ。しかし非常に丈夫な魚である。そのため初めて海水魚を飼うのにすすめられることが多い。



雄と雌の区別は尾鰭を見れば容易。雄の成魚は鮮やかな青、雌は透明なのだ。雌はかつて「コバルトスズメダイ」と呼ばれていた。しかし熱帯魚店では、現在でも「ルリスズメダイ」の表記はほとんど見られず、ほとんどが「コバルトスズメ」である。パラオ産の個体のように、尾鰭などが鮮やかなオレンジ色をしたものなど、変異はある。
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