魚のブログ

2006年5月28日から。gooブログ移転は2014年6月21日~。

コバンアジ

2016年10月13日 20時08分31秒 | 魚紹介

この間の三浦での磯遊び。これについては「コーラルフリークスVol.20」を参照していただくとして。採集した魚の一部をご紹介。
スズキ目・アジ科・コバンアジ属のコバンアジ。



写真が酷い。今回の磯遊びでは「おさかなカメラマン」の方も同行しており、綺麗な写真はコーラルフリークス誌に載るのではないかと思われる。小さいケースの中をずっと泳ぎ回っていた。ケースは先日に釣具屋で購入したものだが、カメラマンの方も同じケースを使用していました・・・^^;


これはまだ良い方。マルコバンとの見分けは、背鰭や臀鰭の軟条数。コバンアジの方がマルコバンよりも多い。尾鰭にはオレンジ色が出ていてマルコバンと間違えられやすいが、これはコバンアジでも幼少の期間にはあるようだ。成長するとこの橙色の線は黒っぽくなるよう。なお、コバンアジの体側には黒い斑点があるのが特徴なのだが、この特徴は10cmくらいにまでならないと出現しないらしい。


色がちょっとおかしいが、コバンアジの若魚。これで10cmほど。小さな斑点が二つあるのが特徴。この個体は宮崎市内の浜辺で投げ釣りをしていて釣れたもの。色調は若干弄っているものの、尾鰭の方はまだオレンジに近い色。


鹿児島県の漁師さん、伊東正英さんに送っていただいた個体。2009年に笠沙で獲れた体長19.1cmの個体。成魚に近いサイズ?このころは尾鰭は黒くなっている。


分布域はインド‐中央太平洋(紅海からラパ島)。ハワイ諸島などには分布していない。日本では太平洋岸では相模湾、日本海岸では佐渡以南から記録がある。コバンアジは基本的には南方の魚なのだが、幼魚は関東の磯にもこの時期だけ出現する。基本的には幼魚~若魚で、波打ち際からの投げ釣りで釣れることがある。そんな魚は本種の他にも、ナンヨウカイワリやクロヒラアジなどがいる。ツバメコノシロも同じような感じで現れるのだが、今回はそれらの魚は見られなかった。

ほんとうの波打ち際、水深10cmくらいのところで採集できるのだが、すばしこくなかなか網に入らない。成魚もサンゴ礁の浅瀬を本種が数匹でうろうろしているのはよく見かける。他のアジと比べると結構スレに強いのか、バケツに投げ込み濾過器を放り込んでも長く生きる。飼育も簡単だろうが大きいものでは50cm位にはなるといわれ、泳ぎも非常に素早く、成魚まできちんと飼育できるか考えなければならない。今回はリリース。

なお本種は食用魚でもある。刺身、塩焼、揚げ物などで美味しい。
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