「日本文学の革命」の日々

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電子同人雑誌の可能性 100

2016-11-07 04:11:28 | 日本文学の革命
この94年から始まった国を二分する大バトルに、当時デビュー間もないスマップたちも参戦したのだが、彼らははっきりと桑田佳祐の側につくと旗幟を鮮明にしたのだった。普通芸能人はこのように旗幟を鮮明にしたりせず、どっちつかずの曖昧な態度に出るものだが、彼らはデビュー間もなくて若々しい情熱にあふれていたこともあり、またもともとジャニーズ事務所からは見捨てられていた存在であり事務所側も捨石的に好きにやらせたのだろう。ところがそうすることによって彼らはこの大きな潮流に見事に乗り、それに押し上げられ、テレビ界で反外国主義運動を代表する存在となったのであった。テレビ界も彼らに様々な機会を与えて彼らを育ててみようとし、彼らもその機会を捕えてて大きく成長し、歌にバラエティーにドラマに司会にと大活躍を開始したのである。

僕も当時はスマップを全面的に応援し、彼らの成長に期待していた一人だった。『スマ×スマ』なども毎週見ていた。歌には別に感心はしなかったが、期待を込めて見ていたのは彼らが出演するドラマだった。とりわけ木村拓哉が出演するドラマにいいものを感じていた。

木村拓哉のデビュー間もない頃に出演した処女作的ドラマ『そのときハートは盗まれた』も見た。内田由紀や一色紗英らと出た東京・国立を舞台とした青春ドラマだったが、実にみずみずしいいいドラマだった。『ロングバケーション』も良かったし、松たか子と共演した『ラブジェネレーション』も素晴らしかった。木村拓哉の出演するドラマは高視聴率が取れるという伝説が生じ出したのもこの頃である。他のスマップのメンバーが出演したドラマも深いテーマ性を抱えた力作が多く、興味深いものだった。彼らのドラマでの活躍は他のドラマにも波及し、スマップのドラマに対抗していいドラマを作ろうという動きが広まり、ドラマ界全体がいい形で伸びていったのだ。この調子で伸びてゆき、何か一線を超えるような優れた名作ドラマが生み出されたなら、日本のテレビドラマ界は爆発的な発展を遂げるかも知れなかったのだ。

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