迷句を作ろう

俳句、短歌、都都逸などを詠みます

美華、紫、料理の達人、料理人、などキャラを変えて詠んでます♪

藤田嗣治展

2006-08-17 02:05:12 | Weblog
 

戦争絵 哀しき叫び 藤田展    美華

夏の猫 絵の中で跳ね 甘えてる  美華

8月15日終戦記念日。
最後の巡回地、広島県立美術館で、藤田嗣治展を見ました。
東京では随分前に開催されていて、早く広島へ来ないかと
心待ちにしていました。娘も京都展を見逃したというので一緒に!
戦争の大作は惨い地獄絵を見ているようで心が痛みましたが、
大好きな猫のひょうきんな表情や仕草に思わず引き込まれ、
重かった心が晴れるようでした。
波乱に満ちた人生を精一杯に生きた異邦人としての藤田画伯の作品に
圧倒され、久々に見ごたえのある展覧会でした。

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2 コメント

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トラックバックありがとうございました。 (寛人)
2006-08-17 21:09:38
戦前と思われるある夏の畳の部屋で坊ちゃん頭をしてタバコの灰皿が机に置いてあるやぼったい日本風俗の中での自画像の絵と、羽田からフランスに帰る洗練されたハイカラなおじさまのようなご自分の写真との二つの藤田像の落差が大きくチグハグでいまだに私の頭にはピンとこないものがあります。歳をとってご本人が洗練された結果なのでしょうね。
なんだか・・ (美華)
2006-08-18 10:55:30
寛人さん♪

TBのお返しありがとうございます~♪

ほんと、私も藤田画伯はちょっとあの時代では風変わりな人のようで、フランスと女性の影響が画風に現れているような気がします。

日本の少し閉鎖的な画壇では才能が花開かなかったかもしれませんね・・・

            

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