荒井山から

札幌は荒井山に家がある。そこから東京-札幌-旭川-富良野-札幌と異動した。今回は古里・室蘭へ。もう疲れたぜ。

君の名は、忘れ得ぬ人のこと

2016年12月19日 12時38分33秒 | 日記
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」12月18日、ディノスシネマズ室蘭
「君の名は。」


「君の名は。」は9月5日以来3カ月ぶりに見た。最初に見たときとの印象から違っている部分も多かった。RADWIMPS(ラッドウィンプス)が音楽を担当しているが、かなりスピーディーでかつタイトな音楽(リズム役のベース、ドラムが洗足学園大ジャズ科の出身)が特徴的だったが、NHKの紅白歌合戦にも出るということで、聞く機会が増えたのか耳がちょっと慣れたかな。
 改めて見ると、おばあちゃんの一葉が「結び」について語る内容が、紐結びなど伝統文化をかなり詳しく紹介してくれているのが分かる。
 さて、ここからは牽強附会との誹りを免れないかも知れないが。
 悲劇が訪れる直前、最後の入れ替わりの際に、相手の名を掌に書こうとするシーンがある。うまく書けない。後で見ても書かれていないことにショックを受ける。そこには、人の名の大切さ、ワン&オンリーなものへの強い意識が浮かび上がっているように感じた。
 大きな悲劇のシーンはまるで水と土砂の氾濫、つまり津波のように見えた。誰しも3・11を想起したのではないか。死者は1万8000人余りだが、その「数」の裏側には一人一人の人生があり、「数」で丸められる話ではないだろう。
 その一方で「君の名は。」は岸恵子、佐田啓二の古い映画の題名みたいで恋愛ものとしても一面が強調されている。確かに入れ替わりの男女そのものに通じる題名ではある。だが、大天災で亡くなった多くの犠牲者には、確実にそれぞれ名前があり(主人公が亡くなった人たちの名簿を見るシーンがあったね)、「その名」を忘れないよ、というメッセージが隠されているとも読める。そんなことにつながる題名だと今回、気が付いた次第。そう君の名は。忘れ得ぬ人、忘れてはいけない人、忘れたくない人のことだ。
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