ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



これだけ一生懸命やってるのに、誰もほめてくれないんだよね。あんなに日が当たって華々しくやってる人もいるのに、誰もみてくれなくて評価されない人生なんて、ほんとに悲しいよね。あーあ、やってられないなあ。・・・なーんて悩みもってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『永遠の仏陀』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

いま、目の前に、
見渡すかぎりの、りんご畑が広がっているとしよう。
そのりんご畑には、
何十年もたった、大きな木もあれば、
まだ数年しかたっていない、若い木もある。
若い木は、どちらかといえば、小さいであろう。
古木は、大きいであろう。
そして、それぞれの木の大きさに合わせて、
いくつ実をつけることが可能かということが
決まっているであろう。
けれども、大事なことは、
いくつ、りんごの実をつけるかではない。
「数多く実をつければよいのか」という問いは、
さほど重要ではないということなのだ。
たとえ、その木が小さな木であるとしても、
一生懸命、みずからのりんごの実を
たわわに実らせることが大事なのだ。
そして、単に実らせるだけではいけない。
その味を最高度のものにし、豊潤なものにしてゆくことだ。
香りは美しく、味わいはさわやかで、
多くの人に愛されるものになってゆくことだ。
このような、現時点での努力をし続けることで、
やがて数十年を経た時に、
見事な大木となって、
その数も素晴らしく、その質も素晴らしい実を、
たわわに実らせることができるようになってくるのだ。
そのような結果は、
まだ若木のうちにも一生懸命に努力したということが
報われたということなのだ。

おまえたちは、他の木になりかわろうとしてはいけない。
他の木が、
いかに、水分を吸い上げるのによき土地に生えていようとも、
いかに、畑のなかに養分の濃い薄いがあろうとも、
いま、自分が根を張っている所は、
これは、動くことはできないのだ。
その場において、最大の仕事をするということに、
全力を費やすことだ。
いたずらに、他の木を見て、
その心を刺激されてはならない。
自分として最大の実りを、
その環境において得るということこそ、
おまえたちが真に幸福に至るために、必要な方法であるのだ。

いま、りんごの実のたとえを示した。
そう、その言葉を、もう一度、
深く、心のなかで味わってもらいたいのだ。
人生は、このりんごの木が、
他の人々に食べられるために、
味のよいりんごをつくっていることに似ているかもしれない。
りんごをつくった農家の人は、
その対価としての金銭を受け取るかもしれない。
けれども、その実そのものをならせた、肝心のりんごの木は、
何一つ、金銭を受け取るわけではない。
何一つ、褒美をもらうわけではない。
「よく、こんなに実らせたね」という、
感謝の言葉を受けることもない。
しかし、彼らは、彼らの人生を歩み続けているのだ。
りんごの木として、生命のあるかぎり、
毎年、毎年、見事なりんごの実
をたわわに実らせてこそ、
悦びがあるということを知っているのだ。
彼らは、他の者からほめられないからといって、
その翌年に実を実らせないということはない。
彼らは、たとえ虫に喰われようとも、
風に吹かれようとも、
嵐に打たれようとも、
自分の力の範囲で、最高度のものをつくろうと、
日々、努力しているではないか。

そうであるならば、おまえたちにも言っておきたい。
「一生懸命に生きているのに、他の人がほめてくれない」と言うな。
りんごの木であっても、賞賛など求めていないであろう。
ましてや、おまえたちは、人間として、
りんごの木以上の存在ではないか。
そうであるならば、
他の人の賞賛を求めるな。
他の人から褒美をもらうことを求めるな。
たとえ認められなくとも、その使命を果たしてゆくのだ。
りんごが、その時期を過たずに、その実をつけるように、
毎年、毎年、人間としての、その使命を果たすために、
一年、一年に、その実りを収穫してゆかねばならないのだ。
(86~94ページ)

「一生懸命に生きているのに、他の人がほめてくれない」と言うな。

りんごの木であっても、賞賛など求めていない。

ましてや、人間として、りんごの木以上の存在である私たち人間は──。

りんごの木にたとえることで、人生のあり方を具体的にわかりやすく説かれたこの教えは、滋味にあふれて、とても心に響くのではないでしょうか。

りんごの木が、自分が根を張っている場所を動くことができないのと同じように、私たち人間も、与えられた時代や環境を、いまどうすることもできない。

でも、その中で、最善の努力を淡々と、続けていくことの大切さ。

要は、今世、各自の環境で、持ち場で、誰に認められなくとも与えられた使命を全力で果たしていくことが、とてもとても大切なのだと私は理解しているのです。
 

『永遠の仏陀』

 大川隆法著

 

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コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
Unknown (シャチ)
2009-02-14 09:48:35
お久し振りです。

ゆーぱさんの記事を見て改めて書籍を読み返した事が多々あります。
また、時間が無い場合でもこちらで仏法真理の勉強をさせていただいています。

本当にいつもありがとうございます。
 
 
 
Re:Unknown (ゆーぱ)
2009-02-14 21:36:10
シャチさん、こんにちは! ほんとにお久しぶりです。

私も、記事を書いていて、改めて勉強になるなあと思うことが多いんです。仏法真理の学びは、ほんとうに奥が深いなあと思っています。

また遊びに来てくださいね!
 
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