で、幸福の科学と週刊新潮って、まだ裁判で戦ってるんでしょ。編集長の守護霊って、どんなこと言ってるの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『「週刊新潮」編集長・悪魔の放射汚染』(幸福の科学出版)で、週刊新潮の酒井逸史編集長の守護霊と、里村英一・幸福の科学専務理事と綾織次郎「ザ・リバティ」編集長らとの対話を、次のように紹介しておられます。
里村 でも、あなたが二〇〇九年に編集長になられてから、創価学会報道が、本当に冴えない感じになりましたよねえ。
酒井逸史守護霊 まあ、事実上、もう終わってきたからねえ。池田のことはいろいろと取り沙汰されてるけど、「事実上、もう終わった」っていうのが、大方の見方だろ?
あとは、最後のあがきみたいな感じで、「海外から勲章を何個集めるか」だけしか仕事がないのは、目に見えてるしさあ。もう大きくならないのは分かってるんでしょ?
だから、みんな、死ぬのを待ってるんだ。死んだときに、後追い記事で、金正日の死亡後の記事みたいな感じのものを出せるように、どこも用意してると思うよ。それはやるつもりだけどさあ。(中略)
綾織 そこで、「これからは幸福の科学だ」ということですか。
酒井逸史守護霊 うん。認識的にはそうだよ。この二十年以上、生き延びてきたっちゅうのは、なかなかたくましい“悪性ウイルス”だよなあ。(中略)
綾織 先ほど、「幸福の科学イコール悪」というような話もありましたけれども……。
酒井逸史守護霊 うん。エイズのようにしつこいわ、あんたがたは。
綾織 具体的には、幸福の科学の何が「悪だ」と認識されているのですか。
酒井逸史守護霊 え? やっぱりねえ、「世の中には、だいたい悪なるものが先に流行る」と思わなきゃいけない。善なるものが流行るっちゅうことは、今の世の中では、めったにないんだよ。(中略)「悪が流行る」っていうのは、なぜか……。
太守 それは、あなたたちが流行らせているんです。
酒井逸史守護霊 悪はねえ、騙すのがうまいから、先に流行って広がるんだよ。
太守 いや、あなたたちが騙すのがうまいんです。
酒井逸史守護霊 よい宗教ってのはねえ、何百年ものちに認められるもんなんだよ。
だから、「現在ただ今に『よい宗教』と思われる」っちゅうことはありえないので、そういうふうに見えるのは、あんたがたが「数多くのトリックを使ってる」ということなんだよ。
里村 ほう、ほう。
酒井逸史守護霊 「現在ただ今、『よい宗教』のように見える」っていうことは、これは宗教としては絶対おかしいんだ。ほんとに「よい宗教」は、その時代には悪に見えて、迫害されて、後の世に評価されるんだよ。
里村 つまり、あなたの目には、今、幸福の科学がかなりよい宗教に見えているわけですね。
酒井逸史守護霊 だって、ほかのマスコミを見たら分かるじゃん。叩けないでいるじゃないか。(中略)
大手の新聞社がさあ、広告をいっぱい載せまくって、毎月、一カ月に何本も載せてるじゃん。あの朝日が、ほぼ完落ちじゃないか。
(41~45ページ)
これからは幸福の科学だと認識している。
朝日新聞をはじめとして、大手新聞社が幸福の科学の広告をいっぱい載せまくっている。
しかし、よい宗教というのは何百年ものちに認められるもののはずだから、幸福の科学が、かなりよい宗教に見えているのは絶対おかしいと思っている──。
これからは幸福の科学の時代だ、というのは正しいと思うのですが、それにしても、このひねくれたものの見方は、さすが、あの週刊新潮の編集長の守護霊、という感じです。
とても逆説的な言い方ですが、要するに、週刊新潮編集長の守護霊は、幸福の科学という宗教が、客観的によい宗教のように見えていることを語っているのは重要ではないでしょうか。
いずれにしても、本書は、週刊誌というのが何を考えて記事を造っているのかを知りたい方にとって、必読の文献になっていると私は思うのです。
|
『「週刊新潮」編集長・悪魔の放射汚染』 大川隆法著 |
(↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!)