ウォーク更家の散歩 (東海道を歩く、中山道を歩く)

「東海道五十三次を歩く・完全踏破の一人旅」
(http://www.minedayo.com/)

日光街道を歩く(15:石橋) 栃木県下野市 6km 2016.12.20

2017-01-31 21:38:51 | Weblog

(写真は、銃眼と矢狭間のある土塀(城郭様式)の「開雲寺」)

「石橋宿」に入ると、旧日光街道(国道4号)沿いの石橋の
信号の手前の辺りが、「石橋宿」の中心だったらしいですが、
現在はその痕跡すらありません・・・

「石橋宿」は、総軒数79軒で、うち本陣1、脇本陣1、
旅籠30でした。

石橋の信号を右折するとJR石橋駅です。

地元では有名だというJR石橋駅前の「からくり時計」を見る
ために、右折して商店街をJR石橋駅へ向かいます。


石橋は、グリム童話で名高いグリム兄弟の出身地であるドイツ
のシュタインブリュケンと姉妹都市なのだそうです。

江戸時代には、この辺りはカンピョウの産地でした。
商店街には、名産のカンピョウを扱う店もあります。


 
JR石橋駅前の「からくり時計」の頂上は「シンデレラと
王子」、その下は「狼と7匹の子ヤギ」でしょうか。
JR石橋駅から、旧日光街道(国道4号)に戻り、直進すると、
直ぐ右手に下の写真の「開雲寺」の山門が見えました。

本堂の垂れ幕には、「葵の紋」があります。



「開雲寺」は、徳川将軍の日光社参の際の休息所でしたが、
三代将軍家光の社参の時に、更に境内に御殿所が建てられ
ました。

そのため、開雲寺は、寺の回りを「鉄砲狭間(ざま)」や
「矢狭間」の付いた土塀で囲む「城郭様式」となっています。


写真の様に、寺をめぐる長~い塀には、丸い銃眼と、矢を射る
四角い穴が、交互に空けられています。お寺の塀に狭間がある
なんて驚き!

石橋宿を抜けて、真っ直ぐな国道4号を延々と歩いて行くと、
右手に「鞘堂(さやどう)地蔵尊」がありました。







この鞘堂地蔵尊の辺りで、1382年に、小山氏と宇都宮氏との
間で、壮絶な戦いが行われました。

この「小山・宇都宮合戦」では、宇都宮氏一族の300余人
が、ことごとく討ち死にしました。 可哀想・・・

この時の戦死者の刀の鞘(さや)を集めてここに埋め、その
上にこの「鞘堂地蔵尊」を建てたのだそうです。

ふ~ん、このお地蔵様には、そんな由来があったんだ!

鞘堂地蔵尊から暫く歩くと、左手に、下の写真のここ
「鞘堂新田」村の鎮守である「星宮神社」があります。



星宮神社を通り過ぎると、やがて前方の北関東自動車道の高架
をくぐります。

真っ直ぐな国道4号を、次の雀宮宿までひたすらに歩いて
行きます。


やがて、左手に、上の写真の陸上自衛隊の宇都宮駐屯地の
入り口がありました。

もう、この辺りから、「雀宮(すずめのみや)宿」らしい
です。

石橋宿から雀宮宿までは、約6キロです。
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4 コメント

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こんばんは。 (Komoyo Mikomoti)
2017-02-13 00:03:52
塀に狭間があるお寺、初めて見ました。
将軍家の宿泊所なので、お城並ということですか。

小山・宇都宮合戦というのは、まったく知りませんが、
年号から考えると南北朝の争乱の1つでしょうか?

雀宮という宿があるんですか。
おとぎ話のような地名ですね。
塀に狭間があるお寺 (更家)
2017-02-13 07:37:04
そう、将軍家の宿泊所なので、お城並みに塀に狭間があるのだと思います。

私も、小山・宇都宮合戦というのは全く知りませんでした。
その意味では、街道歩きは生きた歴史の勉強です。

「”雀”宮”宿”」とは!、”舌切り雀”の”お宿”をイメージしてしまうファンタスティックな宿場名です。
歩く (hide-san)
2017-02-13 22:23:43
歩き旅と言うのはいろんなものが見えてきますね。
電車やバスでは見られないものを、
気に入った場所で、気が付いたものを見る醍醐味は、
歩き旅でならではの味わいですね。
歩き旅は最高に贅沢な旅 (更家)
2017-02-13 22:39:38
ええ、歩き旅というのは、電車やバスの旅では見ることが出来ない風景が、色々と目に入って来ますよね。

仰せの通り、気に入った場所で、気が付いたものを、好きな時間だけ見るという醍醐味は歩き旅でならではです。

江戸時代と違い、ツアー等で世界中~日本国中、何処へでも楽して行ける様になった現代に於いては、歩き旅は最高に贅沢な旅だと思います。

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