スペイン・ コスタ・デル・ソルへ

2013-06-21 15:41:16 | 2013年 アンダルシア地方

五月の連休に長期の旅に出かけるようになって10年・・・

主人の還暦目前にスタート そのころに比べ 乗り継ぎ&列車&バスなどのEチケット 宿泊などのバウチャー

チップなど細かいことが面倒になったり疲れたり・・・ これも年を重ねたってことでしょうか(笑)

さて最後の長期旅行になるかもしれない旅  アルハンブラ宮殿を訪れたい パラドールにも泊まってみたいわ

そんなこんなで アンダルシア地方へ旅立ちました

 

お初の搭乗・フィンランド航空 

成田11:00発→10時間20分→15:20着(時差6時間)ヘルシンキ20:20発→4時間35分→23:55着(時差1時間)マラガ

ヘルシンキの空港は大きすぎず乗り換えなど分かりやすく 北欧のブランドショップもこじんまりとした感じです

 

しかし トランスファー5時間(ーー;) 

ipad(私) ipadmini(ダーさま)にそれぞれ5冊ほどibooksに入れ 準備万端(^_-)-☆

ラウンジから人が少なくなり やっと搭乗しマラガに到着

ドライバーが待機しているはずなので 早く出口へ・・・ ところが待てどトランク見当たらず 

しかも満席だった乗客たちは次々出てゆき しかもターンテーブルが止まるではありませんか

私たち以外にも3組ほどトランク見当たらず困惑した表情のフランス人家族と新婚らしき日本人カップル

ダーさまが問い合わせに行くと EU圏からの乗り継ぎの場合 税関員のいる別の室内のターンテーブルに出てくるとのこと

そんなこと・・・ 聞いておりませんわ 1時間近く無駄にしてしまいました(泣)

やっとたどり着いたマラガのパラドール・デ・ヒブラルファロ

丘の上 高台にあるパラドール

ベランダからの眺め・・・ なんと綺麗な夜景なのでしょう

お部屋もゆったりくつろぎの空間 ぐっすり休んで明日からの楽しみに備えましょ

 

アッ・・・ 目覚ましセット (^_-)-☆

 

 

 


スペイン・ ロンダ&ミハス

2013-06-20 06:02:40 | 2013年 アンダルシア地方

4月29日 マラガ→ロンダ→ミハス→マラガ

爽やかな目覚め・・・ と言いたいところですがサマータイムのスペインAM7:15やっと明るくなってきました

ベランダからの眺め まだ街路灯が灯っています お天気がいいとアフリカ大陸も海の向こうに見えるらしい

    朝食は8時から 

海を見ながらテラス席で・・・ と、思っていたのですが寒いので室内から海の見える席でいただきました

ソーセージ・ハム チーズ数種 パンもいろいろ スパニッシュオムレツやスープ 等々 充実した品揃え

オレンジのフレッシュジュースの美味しいこと  

コーヒーにミルクお願いすると 温められたミルクもたっぷりポットをテーブルに・・・

コーヒーブラックで そして熱々カフェオレ

ダーさまも私も景色愛でながら ゆっくりのんびり美味しい朝食です

10時に日本語ガイドのMs sizukoさんとドライバーお迎えでロンダとミハス観光へ

ロンダへ向かう道すがら 丘一面に風力発電が続いています

雲が厚く気温低く・・・ と、気になっておりましたら 前方の山には雪が・・・

4月末というのに しかもスペインで雪とは(@_@;)

 

 

Ronda

ロンダ山脈の谷あいの断崖絶壁の上の街・・・

旧市街地と新市街地を結ぶ橋 ヌエボ橋 

ヌエボ橋は3つ架けられており 1785年に3つ目の高さが約100mの新しい橋が架けられました。

そして 同じ頃造られたスペイン最古の闘牛場があり 牛をけしかけるムレータ(赤い布)を考案し近代闘牛を確立したフランシスコ・ロメロ

ロメロの孫のペドロ・ロメロは17歳の時から闘牛士の道を歩み始め生涯5600回以上の闘牛を行いましたが

 その間 一度も通院歴がないという伝説の闘牛士

引退後は闘牛学校の校長になり ルールの設定や立ち振る舞いの美しさを研究し闘牛を芸術の域まで高め 功績をたたえ銅像が建てられています 

 

ロメオの銅像の建つ公園を山の方へ向かうと・・・

そこには絶壁の上に街・・・ 下の方には昔の城壁が残っています

 

 ヌエボ橋に向かい 街へ歩みを進めると・・・

 

スペイン最古の闘牛場広場へ

わが夫婦・・・ スペインの旅で闘牛は観戦せず どうも・・・ 苦手意識 ゆえに外側のみ散策

 

凄いですね~~~ 100mですか・・・  グアダレビン川を覗くとクラクラします。 昔、橋げたは牢獄だったそうです

橋を渡り 旧市街地に向かいます

花蘇芳が綺麗♪

いかに寒い日か 観光客のスタイルご覧になるとわかりますでしょ

白い壁に街路樹のオレンジが映えますね(*^_^*)

入り組んだ路地

 

スペインとアンダルシア州とロンダの旗 市庁舎前も鈴なりオレンジ(酸味の強い種類で皮をマーマレードなどに使うらしい・・・?)

教会・・・ そして坂道を降りていくと 花の間から 本来は真っ青な空と白壁にオレンジの屋根が見えるポイント

しかし 残念ながら厚い雲に覆われベストショットとは言えません

ちょっと向きを変えると一番古い橋 二番目の橋が見えます

では二番目の橋を渡りましょ♪

うふふ・・・ 着ぶくれの私 いったい何枚重ねているでしょう しかもショールをグルッと巻いてダウンベストの中に入れヌクヌク暖か 

出発前に天気予報チェックして ダウンベスト&フリース持参 正解でした

橋を渡り 川沿いに歩いていくと 最初に渡ったヌエボ橋を眺めることができます

新市街地へ戻りウィンドーショッピングしながら 次の目的地ミハスへ向かうための腹ごしらえ

 

まずテーブルに置かれるのがオリーブ・・・ 各レストランでお味が違うんですよね

こちらのオリーブ 食べやすいさっぱり塩漬け♪

イベリコ豚のグリル・野菜のグリル・テールの煮込み(地元の名物料理) 

shizukoさんと三人でシェァ 

腹ごしらえもしっかりとミハスに向かい山道下り始めると アラッ・・・ 霙  見る見るうちに吹雪いてきました((+_+))

ドライバーさん曰く 

「四月末に雪が降るなんて14~15年ぶり めったにないことに出会えるなんて なんてラッキーなご夫妻だね」

視界に入ってきたミハスも曇り空

下る途中に岩を削り石を積み重ねた中にマリアさまが祭られていました

ミハスの街へ近づいてきました。。。

Mijas

アンダルシア地方最南端の白い村・ミハス

小雨模様で肌寒く 観光客もまばらな午後のひと時 曇り空に今一写真写りが悪い 白壁と青空で撮りたかったなぁ

ちょっぴり心残り・・・

そうそう・・・ アンダルシア地方はスペインワイン生産でも名が通っているとか

こんな看板見つけました

ワインショップも

この厚い雲見てください・・・

晴れていたら・・・ と心残りのミハスでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 


スペイン・ マラガ ピカソ生誕の街 

2013-06-19 22:51:26 | 2013年 アンダルシア地方

4月30日  マラガ → グラナダ

雨の天気予報ですが きっと小雨&晴れ間も見えるのではないかしら・・・

昨日も雨→雪→小雨→曇り空でしたもの

わが夫婦 運が良いので大丈夫ですわ(^_-)-☆

そんなこと思いながら海を見ながらテラスで朝食♪

 

Parador de Malaga Gibralfaro 朝食とっても充実していて2日間とも美味しく頂きました

昨日shizukoさんにご相談し チェックアウトしフロントにトランク預け ゆっくり10:30スタートで14:30までご一緒していただき 

グラナダへ向かうドライバーさんにパラドールお迎えではなく 街中でピックアップしていただき パラドールへ戻り荷物受け取りグラナダへ

マラガではピカソ美術館をゆっくり鑑賞する時間を! 希望通り段取り良く進めてくださるshizukoさんに感謝

ではでは・・・ マラガの街へ

Malaga

コスタ・デル・ソルの中心都市 南部スペインの工業・農業の中心地 古くからの港湾都市 そしてピカソの生誕地

今では世界中から観光客が集まるビーチリゾート地ですが

紀元前フェニキア人によって街が建設され ローマ・イスラムの支配を受けました

 

ルネッサンス様式の威厳に満ちたカテドラル

資金不足のため向かって右の塔が未完成になってしまったそうです 故に「片腕の貴婦人」と呼ばれているそうです

小雨模様で街中空いているわ

ピカソ美術館も並ばず楽勝かしらと思いきや・・・ なになにあそこだけ人だかり

色々な国の観光客が並んでいるので「他を廻ってからにしましょうか?」とshizukoさん 

「いえいえ・・・マラガの街の散策 ピカソ美術館が一番の目的なので このまま並びます」暫く並び入ったところの中庭と二階に上がる階段まで撮影OK♪

こじんまりとした美術館・・・ そこにはピカソの魅力が詰まっていました

親族が所有していた200点にも及ぶ作品が寄贈され デッサン・彫刻・版画・油絵さまざまな技法と時代の作品

これだけまとめて観られることは幸せ~(*^_^*)

幼少期を過ごしたマラガ・・・ そのころ記憶に留められた闘牛や鳩などや

数多くの女性遍歴・・・ 大好きなころは雰囲気優しく綺麗な濁りのない色彩で描かれていますが 

だんだん嫌いになってくると色彩は濁り 表現する姿かたちが破壊されてくる 不思議な絵です 鑑賞していても気分良くない色遣いです

こじんまりとした見ごたえのある美術館でした

ゆっくり時間を取り 楽しんだので疲れてひと休み

美術館近くの古くからあるレストラン 多数の著名人が訪れているとか

美術館から歩いて10~15分ほどのメルセド広場

ピカソが子供の頃遊んだ広場 広場に面してピカソの生家(中は撮影禁止)

建物の二階に生家が 絵の先生をしていた父・母・妹と4人家族 

広場のベンチにピカソが・・・ 

 

イスラムの城壁アルカサバに隣接するローマ劇場跡

 

マラガに暮らす人々の生活の場 市場へ案内していただく

アトランザス市場

大きな茄子・ピーマン・葉玉ねぎ・アーティチョークなど量り売りの野菜 ムール貝・アサリやハマグリに似た貝 

ハムやお肉も注文聴いてから切り分けて いました。

街中いろいろ散策しましたね~♪

ドライバーさんとの待ち合わせ時間に間に合うようにランチいたしましょ

モダンで雰囲気の良いレストランに・・・

小梅のような小粒でカリカリで美味しいオリーブ

名物のイワシのから揚げ(こちらのレストラン 品よく三枚におろし小骨も取り除いてありました)

幅広の手打ちパスタのようなシーフードの一品

ホットサンドイッチ

仲良く三人で美味しく頂きました(●^o^●)

 

ラリオス通り

憲法広場

ピックアップしていただきパラドールへトランクを取りに・・・

パラドールから真下に見えるマラゲータ闘牛場も青い海も見納めです

shizukoさんのおかげで楽しい思い出に残るコスタ・デル・ソルの街 ピカソ美術館もゆっくり堪能いたしました

ありがとうございました(*^_^*)

 

ちょっと残念・・・ グラナダへ向かう車の中で気が付きました

宿泊したパラドールからビブラルファロ城へお散歩コースでしたのに すっかり忘れておりました

安全な地域ではいつも朝のお散歩欠かしませんのに・・・ 残念!

 

グラナダのパラドール

 

アルハンブラ宮殿のサンフランシスコ修道院を改装してパラドールに・・・

 

外観や中庭など雰囲気は昔のままで趣きがあるのですが

部屋に入ると・・・ 現代的な感じに改装されていて イメージ違い期待感・・・ちょっとがっかり

清潔感と使いやすさはあるのですがマラガのパラドールに比べてゆとりがない(同じタイプを予約)・・・ やはり修道院は部屋のサイズが狭いのですね

(昔旅したゴッホの跳ね橋や黄色いカフェのあるアルルの17世紀の修道院を1928年に改装したジュール・セザール・ホテルはもっと狭かったです)

ダイニングへ向かう途中のロビーや廊下

 

満席のお客様できびきびと立ち働くウエイター  メニューはスペイン語と英語で書かれていました

スターターとデザートを

アルハンブラ宮殿・・・ 明日が楽しみです(*^_^*)

 

 

 


スペイン 世界遺産・アルハンブラ宮殿

2013-06-18 05:54:20 | 2013年 アンダルシア地方

5月1日 アルハンブラ宮殿&グラナダ

グラナダ

シェラネバダ山脈のふもとに発展したイスラム文化の香り高い街 カトリックに征服されるまでの長いイスラムの歴史が独特の魅力ある街

イザベル女王によって制圧されグラナダの街のモスクは破壊されカテドラルに建て替えられたにもかかわらず

歴代のイスラム王により造られたアルハンブラ宮殿を破壊することなく残されたのも その造りの繊細さ・優美さ故でしょうか・・・

 

パラドール・デ・グラナダ

アルハンブラ宮殿内のサンフランシスコ修道院を改装し宮殿内の庭園で過ごすという魅力的な体験(この一言に惹かれて2泊しました)

庭園や館内の装飾、アーチ形の窓 客室それぞれにアラブとキリストの両文化の融合した独特の空間

(これにはちょっと・・・ 使いやすく現代風で紹介文とはちょっと違うような・・・)

しかしロケーションが素晴らしいです♪

部屋からは新緑に白い夏の離宮が・・・

手入れの行き届いた庭園 シックなモザイクタイル 朝日を受けて煌めく新緑

色とりどりの草花

堀の向こうにはたわわに実るオレンジ

昨夜は気が付きませんでしたが クラシックな雰囲気で纏めた廊下や中庭

 

アルハンブラ宮殿へは半日見学コースに参加いたしました

何組かのご家族・カップルがそれぞれお泊りのホテルから チケット売り場へ10:15集合 

現地ガイドがいなければ入ることができません イヤホンガイドを配られ 日本語ガイドの説明を聞きながらスタート♪

あらら・・・ パラドールの方向へ戻るではありませんか

アルカサバとカルロス5世宮殿の間の路を下がっていくと入口です

時間で何組入るか制限があります・・・ 厳重な入場制限(チケットに時間帯が印刷されています)

旅に出る前に調べたこと

アルハンブラ宮殿

711年イベリア半島に進出したイスラム勢力は西ヨーロッパよりもはるかに高いレベルのイスラム文化が花開き

1238年ナスル朝ララマール王が宮殿の建築に着手し その後21人の王たちによって ひたすらイスラムの美を追求し続けました

しかし次第にキリスト教勢力が再びイベリア半島を制圧し 最後の砦グラナダが陥落しました

グラナダ陥落後 街のモスクは破壊されカテドラルが建築されましたが

グラナダの丘の上に築かれた城塞・宮殿・離宮は完全には破壊されることなく 現代にも優美な姿を見せてくれます

 

さて・・・ その優美な姿 憧れのアルハンブラ宮殿を散策することといたしましょ(●^o^●)

見学コース入口手前にグラナダの街を一望できるアルカサバ(砦)こちらは解散後に各々見学とのこと(チケットなくさないようにとの注意が)

グラナダを奪還したキリスト教勢力の王が建てたとされるカルロス5世宮殿(ここはチケットなしでも見学できます)

スペイン・ルネッサンスを代表する建築と言われていますが なんだか意味なくただ大きな建造物・・・

中は2階建て円形・回廊式になっており円形広場と見上げれば青空

アルハンブラ宮殿の全体的雰囲気を損なう感じがするのですが・・・・・ そんな感想を持つのは私だけではないと思います

入場時間がくるまで時間つぶしの見学でしょうか・・・

 

さぁ いよいよ憧れのアルハンブラ宮殿へ

見学コースの入り口からまずは大使の間(コマレスの塔)へ向かいます

壁面・柱・天井の装飾の見事さに 上を向いたまま歩くので注意!!

(見惚れて躓いてしまいました(^_^;))

 

 

 

コマレスの塔を抜けるとアラヤネスのパティオ(天人花の中庭)

写真や映像で見て憧れていた建物と水とのコラボレーション

計算しつくされた左右対称の建物が水鏡に映され ・・・あら~噴水が・・・噴水が出ているともっと素敵な絵になるのに 残念でしたわ ハァ・・・

 

ライオンのパティオ

14世紀に完成した中庭で中央にあるライオンの噴水から名付けられたとのこと

実際にライオンを見たことがない職人が作ったので 豚鼻のライオンもいました

 

中庭を囲む柱はなんと124本も・・・

その柱に施された装飾は凄いです 繊細かつ計算された幾何学模様 絨毯を敷いてクッションを置き寝そべる習慣なので

必然的に上の方・天井付近の装飾を凝ったものに・・・ 圧倒されました

 

ダマスの塔と池・・・ 

塔を歩いて渡っていたので 塔から見えるグラナダの街

そして憩いの小さな中庭(噴水とオレンジ) 

 

 

そしてヘネラリーフェ(天の楽園)へ

王の避暑のための離宮で 夏の宮殿 水の庭園と呼ばれています

その離宮への路が花咲き乱れ 果樹園 緑の迷路のような通路 かなり距離があるのですが たくさんのお花に誘われるように離宮への道を進みます

アッ・・・ 途中でパラドールの裏側の路を通りました

  

シエラ・ネバタ山脈から引かれた水が絶えることなく庭園を潤しています

階段の手すりの溝が水路になり 小さな噴水へと流れ 噴水からまた溝に戻り更に下にある大きな噴水へ

イスラムの土木技術 凄いと思います。  ローマの水道橋と同じようですね~

 

色とりどりの草花を眺めながら離宮から戻り 途中の分岐点で解散です

パラドール方面へ バス停のある方へと教えていただき各々ご都合で三々五々

 

私たちはパラドールへ戻り 藤棚の下のテラスで 夏の離宮を見ながらランチ

お部屋でひと休みし 日本語ガイドの方と待ち合わせです

遅い午後から(と言っても明るいんですよ~) グラナダの街&ライトアップのアルハンブラ宮殿を見ながらお夕食のスケジュール

アルコール苦手なわが夫婦・・・ しかしバル探訪など 続きをお楽しみに(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 


スペイン グラナダ・バル&チュロス

2013-06-17 21:55:10 | 2013年 アンダルシア地方

 

granada散策 楽しみだったバル探訪~♪ そして ライトアップの宮殿

アルハンブラ宮殿散策で疲れた足も午後のひと休みで復活(笑)

グラナダ街中探訪楽しみです(*^_^*)

アッ・・・ その前にアルバイシンの一番高い塔に登りましょ

 

はぁ~~~ 細い石段 すれ違う時は互いに壁に背をつけて・・・

ほんとに360度 グラナダの街をぐる~~っと見ることができます

アルハンブラ宮殿の一番最初に出来た砦

 

ではでは・・・ 街へ向かいま~す♪

 

 

ではではMr.Mとバスに乗り(マイクロバスはどんな細い道でもスイスイ走っていきます え~~~っ 大丈夫なの? 通れるのと思うような道も

石畳の狭い道 滑らないか心配・・・ 対向車もバックして片方が通れる幅を開けて 順次スイスイと・・・

凄い技(@_@;)

 バスが停車した街中の広場には イザベル女王から新大陸発見の旅に出る許可を頂き 謁見しているコロンブスの銅像が・・・

そこから大聖堂へ向かう道に石の様に固まっているパフォーマー お利巧なワンちゃん ご主人様の荷物番

大聖堂・・・並んでまでは入らずとも・・・と前の広場で写真のみ

周辺一帯にはカフェやレストラン お土産用ショップなど

 

 

スペインの方が大好きなChilo(チュロス)を・・・

これも美味しいお店とごくごく普通のお店があるとのこと その中でM氏お勧めのカフェへ

これで・・・ 3人前の揚げパン カップに入っているのは ココアではありませんチョコレートを溶かしたもの

このトロ~リ パンをカップに入れてたっぷりつけて 頂きま~す

甘いけど・・・ でもでも癖になる美味しさ(●^o^●) 揚げパンは一つしかいただけませんでしたが

チョコレート・・・ 思わず半分ほど飲んでしまいました。

 夜遊びの後にチュロ・コン・チョコラテは日本の飲んだ後のラーメンのごとくポピューラーだそうな(^_-)-☆

Mr Mの奥さまに揚げパン お持ち帰りしていただきました

***教えていただきました***

チュロス=細くてリング状の揚げパンで

こちらの揚げパンはポラス=大きな渦巻き状のものを適当な長さに切ってあるので真っ直ぐではなくちょっとカーブしています

 

街中散策~♪

 

黄色いポスト 目立ちますよね~♪

高級ブティック街 モダンなカフェ

 もう少し遅くなるとお洒落な若い人たちがあつまる今風バルに変身するらしい

寄木造りの名人がいるお店へ

お嫁ちゃんたちへお土産ゲット 嬉しそうに歩くわが夫婦

(朝夕は冷えるのでダウンベスト&フリース持参 しかしお昼間は重ね着で暑~い)

 

イスタンブールのバザールを小規模にしたような通り

 

 

 

 

私はアルコールほとんど頂けず ダーさまもグラスワイン程度・・・ 飲めなくてもバルって行っていいのかな?

ちょっと場違いかしら? M氏にお話しすると

M氏行きつけの美味しく人気で いつも混んでいるバルへ案内していただく

18:30 立ってビールやワイン楽しんでいる方達が カウンターにずらりと並んでいる

「人がいっぱいなのですね~」とお聞きすると

「まだ時間が早いですから空いているんですよ いつもは立っている人たちがカウンター回り3重ですから・・・」

これが噂のどんぐり林でどんぐりを食べさせて自然に育てた黒豚・イベリコ豚

その後ろ足から作られたハモンイベリコ

黒い蹄のもも肉(パタ・ネグロ)が美味しい・・・ その美味しい生ハムの塊が天井からずら~~っと下がっています

後ろには白い蹄のもも肉も(お値段が半分とか)

 

そこからタクシーでアルハンブラ宮殿を眺められる丘へ

19:00 サンフランシスコ教会の高台から 

全体を見てやはりちょっと異質な感じを受けるカルロス5世宮殿

あの大きな四角い宮殿がなければ 向こう側の緑の丘やグラナダの街に囲まれている様子が絵になりましたのにね~

20:15  暗闇が訪れる前のひと時 ライトアップが始まりました

21:30 ライトアップ 宮殿内を散策した時とはまた違う魅力 

 

レストランでお夕食(20:30~22:30)頂きながら ライトアップされる宮殿を見ることに

レストランもM氏に一番ロケーションの良い所を薦めていただき ベストショット・・・ かな(^_-)-☆

   

 

レストランで「アルハンブラの思い出」が流れていたら・・・ 

 

パラドールにipad置いてきて残念・・・ テラスへ出て「アルハンブラの思い出」聴きながら写真を撮りたかったですわ

 

今日は一日 良く歩き 良く食べ 心地よい疲れ&余韻に浸りながら・・・ 

お・や・す・み・な・さ・い

 

 


スペイン グラナダ→セビリヤへ

2013-06-16 06:09:52 | 2013年 アンダルシア地方

 5月2日 グラナダ→セビリヤ

 

今日は チェックアウトの12:00までパラドールでゆっくり過ごし M氏がお迎えに来るまで宮殿内のチケットフリーの場所をお散歩

(昨日の疲れと食べ過ぎに 夜中に体調壊しうとうと状態 でもお薬飲んでゆっくり過ごせたので お昼には気力・体力・食欲回復~(^_-)-☆)

 

パラドールから教会 カルロス5世宮殿 アルカサバ

広場にはたくさんの観光客 城壁からグラナダの街を眺め 昨日の入場門の辺りなど ゆっくりおしゃべりしながら散策

 

アルハンブラ宮殿と最後のひと時・・・ 

夏の離宮殿眺めながら パラドールでランチ

 

 

14:30 M氏お迎えに来ていただき バスターミナルへ

アンダルシアバスにてセビリアまで約3時間 バスターミナルにはMs Yukariさんがお迎えに

 

 

セビリアの宿泊はHotel Alfonso Xlll

国王アルフォンソ13世にちなみ命名された五つ星プラスアルファーのホテル  しかも人気ポイントへのアクセスが便利なロケーション

アラビア風のアーチ エレガントなセラミックタイルのデザイン

歴史と豪華さ 気品あるサービス・・・

まさにその通りのホテル

お部屋に荷物を置いて  Yukariさんとセビリアの街を散策しながら この時間(18:00)に開いているバルを探しましょ

あら・・・ クラシックな街にモダンなトラムが走っています

 

  

あらっ・・・こちらには 馬車がタクシーの乗客待ちのように並んでいます

45分で街を一周してくれるそうです。 明日はコルドバへ行くので 明後日乗りましょ(^_-)-☆

モスクの跡地に後世の人々がびっくりするような大聖堂を建てようと1401年に始まり1519年に完成したセビリア大聖堂

奥行116m 巾76m ゴシック様式としては世界最大

ローマのサンピエトロ寺院 ロンドンのセント・ポール寺院に次ぐ 世界で3番目に大きい寺院

クーポラもヒラルダの塔も見えます

 

 

 

 

 「お写真撮ってもいいですか?」 と尋ねるとダックスくんのパパから 「キリッとハンサムなところ撮って」とリクエストが・・・(*^_^*)

yukariさんが連絡してちょっと早めにお邪魔したバル? 食堂? 量り売りでお持ち帰りできるお総菜屋さん?

私たちの好みを聴いて 考えながら注文してくださるyukariさん  お気遣いありがとう~♪

スペイン語のメニュー・・・  会話もスペイン語だけ・・・ なんですもの

 

 

ホテルのすぐ前・・・ トラムが走り カフェが立ち並んでいます

お部屋に帰るとシャンパンとケーキが・・・

今日はダーさま69才のバースデー

昨夜のこともあるので 一口・・・二口・・・ 美味しい~~~(●^o^●)

明日の朝食後に頂きましょう

(ウェブトラベル・コンシェルジュMさまのお心遣いありがとうございました)

 夜はフラメンコショーへ

ホテルから車で10分程度・・・タブオラ「エル・アレナール」

22:00からのショーでしたので 早寝早起きの習慣のダーさま 2/3ほど過ぎ ころあいの良いころ席をたち 闘牛場を横に見ながら大通りへ

タクシーにてホテルへ

 

 

明日はコルドバ スペインの新幹線乗車です(●^o^●)

 

 

 


スペイン・コルドバ  オープンパティオ

2013-06-15 00:05:50 | 2013年 アンダルシア地方

5月3日 セビリヤ→コルドバ→セビリア

爽やかな目覚め・・・ 街中ですのにお部屋からは緑

お食事は1Fですのでエレベーターで降りましたが なんともクラシックなエレベーター

呼んで 止まったら自分で扉を開け閉め・・・  うふ♪なんだか懐かしき昔にタイムスリップ

 

広々としたパティオでも頂けるのですが 朝はヒンヤリ肌寒く みなさま室内で頂いていらっしゃいます

 

2階のテラスからパティオを・・・

見上げると巨大なサンシェード・オーニング 広いパティオの陽射しコントロールですね

重厚な正面玄関 フロックコートの渋いドアマン  イケメンのベルボーイ 笑顔で Buenos dias


今朝は9:00お迎えで サンタ・フェスタ駅へ

AVE(高速鉄道・・・ スペインの新幹線)

モダンで綺麗な駅舎 ラウンジで時間まで寛ぎ 荷物のチェック受けてホームへ

一等車は新幹線のグリーン車の感じ・・・ コルドバまででしたので飲み物とおつまみのサービス(マドリッドまででしたら軽食が)

車窓からは広大なオレンジ畑

45分ほどでコルドバ到着

ローマ橋へ

グアダルキビール川にかかる橋の一つで ローマ時代に築かれ 2000年もの間戦争や暴動で壊されては改修され

コルドバの歴史を見つめてきた橋

ラ・カラオラ 回教時代に要塞として建てられた塔 

足元でお利巧にしているトイプードル 飼い主さんと一緒に旅しているのですね

 

世界遺産のコルドバ歴史地区へ

アルモドバル門とセネカ像

まずはオープンパティオを拝見しながらユダヤ人街を散策

毎年パティオ祭りが開催され 中庭・パティオ・格子窓などコンクールに参加した家々は一般公開され 最も美しいパティオを持つ6軒に賞が贈られます

今年のコンクールは5月8日~19日まで

パティオ祭り前に手入れに余念のない素敵なお宅訪問~♪(チケット代は去年入賞の6軒で1人5€)

それ以外でも器や帽子が置いてあり お気持ち少々で拝見できるお宅もありました

お留守番のおじいちゃんのお小遣い?(*^_^*)

こちらは格子窓の部門で毎年入賞しているお宅  2位1位と書かれたプレートは、各自各々取り付けるそうです 

こちらのパティオはお茶の時間をイメージして造られているそうです

 

こちらのお宅でお水遣りの缶を発見・・・ 

物干しざおに空き缶を針金で止めているだけ 

「水の管を使う家もあるけど ほとんどはこんなもんさ」とおじいさん

 

白壁にブルーの鉢カバーが映えるこちらのお宅 奥の壁は世界遺産の城壁・・・

勝手に使って大丈夫なのかしら?

 

こちらが昨年度優勝のパティオ

入賞のタイルも凝ったものを造らせていますね

しかし・・・・・ものすごい数の鉢(@_@;)ですよね 想像していた以上の素晴らしさです もうこれだけで満足~♪ 

壁は真っ白・・・ 水切れもせず 根腐れもせず 鉢カバーになにか工夫があるのでしょうか

 

工夫色々・・・ 見事な手入れのパティオを堪能し メスキータ方面へ向かいます

遺跡の柱の跡・・・ 今は鳩のマンション

 

 

いよいよ世界遺産・メスキータ 

 


スペイン 世界遺産メスキータ

2013-06-14 22:09:11 | 2013年 アンダルシア地方

メスキータ

スペインに現存する唯一の大モスク

外周は約175mX135m 2万5千人収容できる規模

コルドバの小高い丘に「メスキータ」モスク(ひざまづく場所・すなわち回教徒の礼拝堂)寺院なのですが

歴史を重ね イスラム教とキリスト教が混じりあった不思議な建築として成立しています

では・・・いざ進まん歴史の中へ

チケット求め 入場する方たちの行列・・・

しかし特に入場制限はないようです 「オレンジの木の中庭」に整然と進んでいます

並んでいる列の向かって右側の壁面に 最初に使われた装飾のしてある木が吊るされていました

中に入ると三々五々散っていく観光客 グループごとにそれぞれ行きたい方向でガイドの説明を聞いています

あの行列の観光客は・・・ と思うほど広い空間

「円柱の森」最大の時は1000本以上と言われ 現在は854本です

アーチの柱の部分は複数の建物から集められ長さを揃えると高さが足りないので 二重のアーチを作り高かくしたそうです

この白い漆喰と赤いレンガのキャンディーのような縞模様・・・ 間の透けた二段重ねのアーチの視覚的効果があるので

その後モスクを拡張するたびに この方法を忠実に守ったので この幻想的な広大な空間が生まれたのでしょう

 

 

 

 

                                                                   メッカの方向を示す八角形の小部屋のミフラープ

脈々と続く二段重ねのアーケード

連続するアーケードが幾重にも重なり広がる幻想的空間

第三期拡張のおり 林立するアーチの柱を作った職人さんのサイン 一つ一つの柱をよく見るとアーチの近くにサインがあります

 

モスクの中に大聖堂

メスキータの屋根から大聖堂の屋根が突き抜けている・・・

キリスト教会を建築許可を与えたカルロス1世 新婚旅行でコルドバ・メスキータを訪れた国王は

「もし、前もってメスキータのことを知っていたなら 決して許可を与えなかったであろう

どこにでもある建物のために 世界に一つしかない建物を壊してしまった」と、嘆いたそうです

 

 

 

 

 

  

中庭からの眺め ミナレット

 

花の小路からミナレットを見ることができます・・・ ここも観光スポット(^_-)-☆

お昼に開いているレストランを探し 何か地元のお勧め伺うと 「茄子のから揚げ」 

       ↑

      茄子のから揚げ

 

 

 

   街中散策~♪

十字架をお花で飾るお祭り中で 街中にいくつも見かけました

お祭りにお洒落をしている小さなセニョリータ(*^_^*)

歩き疲れて コルドバでお勧めのSweet shopへ

焼き立てのパン アイスクリーム ケーキ色々 ケーキを頂き駅へ向かいセビリヤへ戻ります

 

 

セビリアに戻りまだ明るいので街をブラブラ・・・

カテドラル・・・ 大聖堂昨日とは違う方向から やはり大きいですね~

この角度からはミナレットが見えませんが・・・

イスラム教徒に支配されていた時には ここに巨大なモスクが建てられていたといわれ

現在の大聖堂にはモスクの名残がいくつか見られます

ミナレット(尖塔)のアラベスク模様の壁面はそのままにルネッサンス様式のバルコニーとブロンズの女神像をつけ大聖堂の一部にしたとか

あら・・・何やら賑やかな音楽が 人々の流れもあちらへ

 

 

こちらでもお花に飾られた台座にキリスト像を担ぎ楽隊を従えて 街を行きます

どこの町でも国でもお祭りには 女の子はわくわく&いそいそ お洒落していますね~♪

日本のお祭りはゆかたで(*^_^*)

 

 

 


スペイン セビリア・イタリカ遺跡

2013-06-13 00:05:14 | 2013年 アンダルシア地方

5  セビリア → マドリッド

歴史と気品ある華麗なる空間・・・ AlfonsonXlllともお別れです

朝食を楽しみホテルの周りをお散歩しYukariさんお迎えまでの最後のひと時楽しみました

朝食後のお散歩・・・ ホテルの周りには木々が多く 小さな子供の遊べるスペースや仕事前の馬車の馬たちが日陰で寛いでいたり

地下鉄の入口も藤や草花のコンテナが置かれていました

 

チェックアウトしトランクを預け ローマの遺跡へ出発です

わが夫婦・・・ 世界遺産の大聖堂やアルカサルより ローマの遺跡を選択

 

セビリア郊外のサンティポンセのイタリカ遺跡

ローマの遺跡好きなダーさまにYukariさんお勧めのセビリアから北へ車で15分ほどのサンティポンセへ

紀元前206年 古代ローマと当時のフェニキア人の国・カルタゴとの間で繰り広げられた戦いの時に

傷ついたローマ軍兵士を定住するために建築されたのが始まりだそうです

スペインで一番初めに築かれた古代ローマ時代の植民都市で神殿・劇場・浴場などが残っています

「イタリカ」は最初に定住した人々の出身地から名付けられ もともとは戦争中の兵士を休める為の土地でしたが

その後 重要な基地としての役割を担い 後の皇帝トラヤヌスやハドリアヌスの出身で そのため急激に栄えたと言われています

 

木陰が少々 日差しを遮るものがない丘・・・ 暑くなる前に遺跡へ向かいましょうと Yukariさんのアドバイス

 おかげで貸切の様な円形闘技場

皇帝ハドリアヌス時代に築かれた円形闘技場は25000人を収容するローマ帝国最大の物の一つです

かつては三階建て・・・ 現在は荒れ果て2階部分まで・・・

観客席の下は地下通路となっていて 獰猛な獣が入れられたいたところや 戦士が戦いの前に祈るところなどがあり

更に地下へ歩みを進めていくと 薄暗くヒンヤリした風が・・・  途中で引き返しました(ドキドキ・アセアセ)

 円形闘技場の全体を見られる場所があるのですが 現在は石組の一部が崩れもろくなっているところがあるため登るのを禁止されていました 

居住区には4本もの大通り 区画整理も下水道設備も整っています

  

 整然と植えられたオリーブの並木道もあります

温水風呂・冷水風呂・サウナと揃っている浴場

 

この浴場だけではなく建物のいたるところに細かいモザイク画が描かれています

しかも綺麗に残っています

 パン屋さんの遺跡 

このパン窯からどんなパンが焼きあがったのでしょうね 焼き上がりの良い香りにお買い物に来る人々想像してしまいます

居住区とは別の丘に スポーツクラブのような大きな施設の跡もあります

まだ発掘途中の様でした

 

遺跡の中の小高い丘に街を見下ろすトラヤヌス帝の彫像

(レプリカです・・・ 本物は考古学博物館に)

 

 

 

 

   セビリアへ戻り 街の方たちの普段の生活は・・・と 市場へ

 肉屋さんも魚屋さんも量り売り   韓国の方がちょっと怪しいにぎりと太巻き販売 

休日なので家族でお買い物♪ お腹がすけば色々チョイスし ワインと話に花が咲きます

 

 

次は30分ほどで市内を一周する馬車に・・・

馬車からって写真撮りにくい・・・ 

そんなに揺れるわけどもないけれど 動いているんですものね もっと撮り方工夫すればよかった

アップできるのはこのくらい

セビリヤの美しさ もっと紹介したかったのに 

 

スペイン広場

 

コルドバでもセビリアでもよく見かけ 乗車もしました。 タクシーに多く使われていた日本製品 褒められちょっと嬉しい

ドライバー曰く 「ガソリン代が今までと比べ物にならないよ。  しかも環境に優しいエコだからね」と

その日本製品よりもっとエコ 念願の馬車・・・

ところが次々抜かれます

御者の若者にyukariさんが訪ねると 「たくさん働いてきた馬だから 疲れないようにしているんだ」と・・・

気持ちの優しい若者・・・ しかし何台の馬車に抜かれたことか(笑)

お昼にパエリャの美味しいお店に行くことになっていたので スタート地点へ戻る前に降ろしてもらうことに

若者・・・ もう少しだから・・・ え~~途中で良いんですか? 

 少しでも軽くなりゆっくり帰れると 馬に変わり「ありがとうございます」ですって(*^_^*)

途中で降りた方がそのお店に近かったことと 予定よりゆっくりの周遊で時間が間に合わなくなりかけていたものですから

予約ができないお店なので携帯で確認すると 「これからすぐおいで~ 今ならテラス席あるよ」

早足で公園抜けて・・・ テーブル2つしか空いていませんでした

滑り込みセーフ~♪(笑)

テラス席(室内よりテラス席の方が若干お値段高めの設定とか)で 休日で寛ぐセビリアの方たちに混じって 美味しく頂き

ホテルへ荷物を取りに行く途中 とっても綺麗な花嫁さん 優しそうな花婿さんの記念撮影に遭遇

手入れの行き届いたお馬さん 一番目を引いたのは なんと素敵な御者の方(^_-)-☆ 絵になりますわ~~

 

サンフェスタ駅よりマドリッドに向け2時間半 車中でのサービス(バゲットにハム・野菜サンド)はパスし のんびり読書&うたた寝(笑)

マドリッド・アトーチャ駅にガイドさんお迎えに 街中のHotel Ritzへ

チェックイン後 すぐ前のロータリーを一周 お隣のプラド美術館 

 

Ritzでコンビニお持ち帰りのサンドイッチとテーブルのWelcome cake & fruitでお夕食(笑)

(グラナダでの食べ過ぎで 夜中の苦しみ以来 夜は軽めのお食事に変更していましたので)

明日の午前中はプラド美術館をゆっくり楽しみ ランチはパエリャの美味しいレストラン 午後は世界遺産のトレド観光

早めに休み 明日に備えましょ♪

 


スペイン マドリッド・プラド美術館

2013-06-12 09:11:55 | 2013年 アンダルシア地方

 プラド美術館&世界遺産トレド

マドリッド

イベリア半島の中心に位置する首都で 1561年フェリペ2世がトレドから都を移し 以来着実に発展し

経済・文化をリードするスペイン第一の都市

 

 プラド美術館に近いので決めたHotel Ritz Madrid

朝食を頂くスペースもクラシックな内装&優雅な雰囲気 笑顔で行き届いたサービスのスタッフ

大きすぎずこじんまりとしているところが良いのかも

(昔々お泊りしたRitzParis(ドレスコード有でしたもの)より カジュアル(ディナーではジャケットですが) 気楽に過ごせました)

4Fのお部屋からプラド美術館をデジデジ~(^_-)-☆

朝食を頂いてから ガイドのMs Kudoに連絡し プラド美術館のオープンの10時では心配なので 

30分早くお願いできますか?と連絡

当日の連絡にも関わらず 早く来ていただき感謝 

Museoo Dei Prado

オープン前30分 すでにチケット売り場には行列 チケット窓口のあく10時には長蛇の列

 

こんな近くで・・・ 手を触れることができるくらいの近さで・・・ Ms kudoと3人でゆっくり楽しみました

まずはベラスケスの「ラス・メニーナス(女官たち)」

(後ほど 絵葉書スキャナーで取り込みましょ)

この絵の情景をイメージすると

その1

国王・王妃を描いているところへマルゲリータ女王が何しているの? まだお時間かかるの?と訪れ そのご機嫌をとる女官たち

その2

マルゲリータ女王の肖像画を描いているベラスケス 疲れて機嫌が悪くなった女王をあやす女官たち

それを見つめる国王夫妻

近づいたり離れたり・・・ 正面から斜めから 鑑賞しているともっといろいろな解釈ができるかも(^_-)-☆

 

エル・グレコ 

レンブラント 

 ラファエロ   ムリーリョ

Hieronymus Bosch

聖書をもとにした寓話を絵にしたような作品が多く、 シュールリアリズム?

初めて鑑賞したボシュの絵

スペインのフェリペ2世がボシュの絵の愛好者で収集したので故郷オランダより傑作の多く(10点)がプラド美術館蔵となっているそうです

快楽の園

歩き疲れてビュッフェでひと休み

その時に宗教絵画は苦手で…とお話しすると 楽しみ方のレクチャーを・・・ 

たくさんの画家によって描かれている「受胎告知」

描き方は違ってもこの三つ(聖書・純潔の印の百合の花・精霊の光or鳩)は必ず描かれている

これをチェックしながらそれぞれの画家の画き方を比べてみるのも面白いと思いますよ・・・ と

 

 goya

「裸のマハ」 と「着衣のマハ」 並べて展示してあります

二つの絵を見比べられるんですもの 凄いですよね

 

裸のマハは不自然なポーズ(体と顔のつながりが変! ) 筆のタッチが粗い様な気がします 

着衣のマハの方が細部まで(レースや小物などまで)綿密で繊細なタッチ

 

宮廷画家としてこんな風に描いて 罰せならなかったのかしら?

威厳のない国王に趣味の悪い王妃 ばらばらのファミリーって感じですよね 「カルロス4世の家族」

 

プラド美術館のモナリザ

モナリザの模写の中でも一番美しいと言われています

地下倉庫から発見された当時はモナリザと分かる女性像だけが認められ 背景は真っ黒に塗られていたのですが・・・

それもつい最近 科学の発達のおかげで 黒く塗られた背景をデジタル画像を分析し綿密に精査・・・

驚くべき画像が浮かび上がってきたそうです

修復が始まるとそこにはなんとオリジナルの「モナリザ」そっくりの風景が発見され「プラドのモナリザ」と名付けたそうです

ルネッサンス期には工房に親方がいて 弟子たちに描かせ その絵に親方が手を加えて仕上げるという方法がとられていました

レオナルドの弟子の1人の手によるもので 工房で制作されたと考えられる・・・

レオナルドが描いた女性の神秘性はなく 女性本来の美しさが浮き彫りになっている感じ そこには力量の差があるのでしょう・・・と

 ( スキャナーでの取り込みといろいろ覚え書き 追記しましょ)

 

 タクシーで宮殿へ 

向かいの教会と宮殿 時間がないので見学はパスですぅ

コバルトブルーの空と白い王宮の映えること

 

うふふ・・・暈し過ぎてしまいましたわ

 

 宮殿からレストランまで徒歩で10分程度 散策しながらレストランへ向かいます

パエリャの美味しいレストランまだ頂いたことのない「イカスミのパエリャ」リクエスト

シーフードのサラダ ムール貝 kudoさんのアドバイスで一皿ずつ注文したのですが 美味しいオリーブも摘まみつつ 

パエリャ出来上がるまで十二分のボリューム

デザートのチョコレートムースもタルトも3人でシェアでした~(*^_^*)

イカスミのパエリャ 美味しゅうございました~♪

 

次は最後の訪問地 世界遺産のトレド

半日観光バス 14:15分集合

スペイン語で集合ホテルの名前と住所を書いて用意してあったのですが kudoさんがタクシーご一緒してくださる・・・ ありがとうございました♪

5組のペアーでしたので中型バスでゆったり

エル・グレコの絵も楽しみ

 

つづく