ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

ホーチミンでちょっと考えたこと4

2010-05-26 22:42:59 | Private・雑感
●私の英語はフィリピンレベル

 行動日初日の夜、観光市場(?)らへんに出る屋台レストランでご飯を食べた。
ふとしたことで、ベトナム出身でフロリダに住むというベトナム人家族(父は50代、
息子は同い年ぐらい、あと母と娘)+彼らの友人のアメリカ人男性と一緒に食べることに。
まあ別にたわいもない話だったけど、けっこう聞き取りづらくて半分聞いてるっていう
感じになってしまった。話が別に面白くなかったのもある。

 途中で気づいた。たぶんこのお母さんは英語がしゃべれないか苦手なのだ。ベトナム語の
時しか話に入ってこない。会話は、そのアメリカ人男性もいるのでほとんどが英語の中で。
途中には、その男性に「Are you OK?」なんて言われてる。(この男性がなんだかデリカシーが
なくて嫌いだった)。
 「こうはなるまい」と思わずにはいられなかった。日本人が英語を話せないと言うことは
こういうことなのだと、よく理解できた。

 メコンデルタツアーでは、前述のフィリピン人グループが仲間に入れてくれた。
はっきり言うと、その隣の席の男性の方が私より上手だった。それでも、楽しく会話はできる。
「ベトナムは台風が全然こなくて、フィリピンは平均20回以上来る。だからベトナムの米は
 質がよい」
「そういうこともあって、ベトナムのサトウキビ農家を見たかったのだけど、彼らは60歳以上に
 なったら1ヘクタールくらいを与えられるらしい。その仕組みのおかげで大規模農家はなく、
 学ぶべきものはなさそう」
「フィリピンに是非おいで。危ないのは南のミンダナオ島だけ。僕たちのいるイロイロ州は
 飛行機でマニラから1時間くらいだ」
 等々・・・。お昼ご飯を食べたところでは、イスラエルからの男の子2人が一緒で、
「18歳になったら、男は3年、女は2年軍隊に入らなくちゃいけない」
「年間2万5000ドルがもらえる。その後大学にも。軍隊に入る前に旅行中なんだ」
といったことを話した。同じ席にいた日本人男性はだまったまま。

 いやーこれはやばいな、と。小学生になって、夏休みと学期はじめの数週間まで犠牲にして
英語留学に行くという韓国の流れを聞いたときは強い違和感を持ったけど、
自分にしろ、今の子どもたちにしろ、どーにか「英語は普通」にしないとやばいと思った。
かっこわるくてもいいから、効果のあることを早くやらないといけない思う・・・政府が?家庭が?
that s the matter...

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