こんばんは! 毎週水曜日は「ディメンション・ウェンズデー」の更新です!
このホームページ「ディメンション・ウェンズデー」は㈱ブロッコリーから好評発売中のトレーディング・カードゲーム「ディメンション・ゼロ」の攻略ホームページです。
あらためましてこんばんは、ディメンション・ウェンズデー管理人の千里夜行です。
★今週のディメンション・ゼロ ニュース
●2011年2月26日(土)より、V-2グランプリ予選大会開幕!(ディメンション・ゼロ公式サイト)
>http://dimension-zero.com/news/main.html#012701
Vセンチュリー限定構築戦の公式大会「V-2グランプリ」の開催が決定!
V-2グランプリはVセンチュリーだけの限定構築戦で、V-1、V-2、V-αのカードのみで構築されたデッキで戦う形式です。V-1・V-2で再録されたカードも使えるぞ!
2月26日~4月10日にかけて各地の店舗またはジャッジ主催により予選が開催! 本戦は5月に関東で開催予定しているとのことです。
予選大会の参加賞は白の優良ユニット【大陸アルドの山犬】(V-2)のホログラムバージョン、優勝賞品はV-2でも人気のシルバーレア【闇の天使アポカリプス】(v-2)のイラストパラレルがもらえます!
詳細は上記リンク、公式サイトまで!
●[ジャコモ]2/12のATK交流会のお知らせ(ATK -Atoitok Group-)
>http://atk.hiho.jp/index.php?e=733
来る2月12日(土曜)、「第4回北海道最強決定戦」が行われるとのことです! 勝って、北海道の(シ)カムイとなれ!!(*“(シ)カムイ”は北海道最強決定戦における王者の称号)
なお、レギュレーションは2デッキ制2本制、【産卵化病棟】(4-2)は禁止だそうです。
詳細は上記リンク、ATKブログまで!
★V限定構築に挑戦しよう!
というわけで、V-2グランプリ予選開始まであと約2週間。もうデッキを研究されている方もおられることでしょう。
Vセンチュリー限定構築では通常構築で活躍しているカードの数々が使えない半面、それによって逆に力を発揮するデッキタイプやカードもありましょう。V-2「栄光の鐘」では以前の公式大会などでも活躍したカードが多数収録されていることもあって、様々なデッキが考えられます。
以前にご紹介した青緑キーマデッキもその一つですね。
●【V限定構築】青緑キーマデッキ紹介(ディメンスション・ウェンズデー)
>http://blog.goo.ne.jp/mrasanon/e/5fda642c7e1d2dd865cb56f075ec3c81
今回はVセンチュリー限定構築仕様の赤単色のウイニーデッキを紹介しましょう。
★千里夜行の赤単ウイニーデッキ
(赤×40・・・ユニット×37、ベース×3)
3*【機神兵イダ】(V-1)《1コスト500》
3*【ドン・ド・ドーン】(V-2)《1コスト500》
3*【海の守り手アトゥイ】(V-1)<禁呪2>《パワー補助》
3*【大地の守り手モシリ】(V-1)《呼声、展開補助》
3*【焔魔ツユシバ】(V-1)《2コスト3000、条件付き7000》
3*【ヘルハウンド】(V-2)《覚醒コスト係、疑似リリースイン可》
3*【シャイニング・ハンター】(V-1)《覚醒火力》
3*【焔魔カンゼミズ】(V-α、V-2)《火力、条件付き6000》
3*【剛燕】(V-2)《覚醒アタッカー》
3*【光の勇者マキリ】(V-2)<禁呪1>《条件付き2スマ7000最強アタッカー》
3*【アポロン】(V-2)《リリースイン、終盤なら楽に覚醒でプレイ可》
2*【毒ある蛇トッコニ】(2-3、V-2)《隊列召喚アンダーバー》
2*【拳闘戦鬼豪腕丸】(2-1、V-1)《隊列召喚トライアングル》
3*【難攻不落の城塞】(V-2)《パワー補助ベース、覚醒》
★迷ったらビートダウン!~環境初期のビートダウンの優位性~
「ビートダウン」は「コントロール」デッキに比べると、環境の初期で活躍しやすいデッキタイプです。なぜなら盤面をコントロールして勝つデッキの場合、相手の攻め手に対応できるカードの選択が不可欠ですが、環境の初期ではどのような相手(対戦するデッキタイプや、よく使われるカード)が読みにくいため、デッキの開発はどうしても遅れがちになるからです。
逆に、ビートダウンデッキは対戦する相手への対策は多少無頓着でも、手早く相手を打ち倒せれば相手のデッキに何が投入されていても関係ありません。ビートダウンデッキ、特にウイニーデッキにとって与えられたカードプールで可能な限り速やかに相手を打ち倒すことが使命であり、それこそがウイニーデッキの強さであり真価なのです。
★このデッキの使い方の簡単な解説
デッキの主な戦略は先手必勝。
このデッキのほとんどのカードは1~2コスト、または3コスト以上のカードもその多くが覚醒でプランから低コストでプレイできるカードです。
そのコストの軽さを利用して次々と手札かプランからカードをプレイし、先行してスマッシュを与えていきます。相手が息を突く間もないように次々にユニットを進軍させ、勝利を目指しましょう! 【難攻不落の城塞】(V-2)や【海の守り手アトゥイ】(V-1)によるパワーサポートと【光の勇者マキリ】(V-2)【焔魔カンゼミズ】(V-α、V-2)の火力も活用し、早いターンに盤面を制圧すればそのまま攻めきることも可能です。
そしてチャンスをみつけて【拳闘戦鬼豪腕丸】(2-1、V-1)や【毒ある蛇トッコニ】(2-3、V-2)の隊列召喚を狙っていきます。 投入のリスクもありますが、決めればそのままゲームの流れを支配できましょう!
また、序盤に【光の勇者マキリ】があるなら早くにスマッシュを与え始めてもいいでしょう。あとはマキリが後詰してくれます。5点以上スマッシュを与えてしまえば【アポロン】などでトドメも狙えます。
★注目カードピックアップ!
【機神兵イダ】(Ⅴ-1)
ユニット(イフリート) 赤1 クイック 色:赤
パワー:500 スマッシュ:1 移動:赤1
効果:なし
何の能力もないD-0史上でも最もコストが軽く、最もパワーが低いユニットです。しかし逆にいえば、スマッシュ1を持つユニットの中で最も軽いコストでプレイできるユニット。そしてその軽いコストこそが【機神兵イダ】の最大の強さです。
1ターン目にプレイできる点やプランからのプレイしやすさはもちろんですが、それだけなら同じ1コストでも追加特殊能力やパワーがより高い【ドン・ド・ドーン】(V-2)や【大陸アルドのフレイムナイト】(V-2)の方が強いわけで。【機神兵イダ】の優位性はクイックタイミングのユニットなので相手ターンにプレイできるところ。1コストさえあれば相手ターンに相手の動きを見てから追加の攻め手をプレイできるのです。序盤からプランの作成・更新や移動に随時コストを使うこのデッキにとってコストが軽い事はそれだけで嬉しい。
【アポロン】(Ⅴ-2)
ユニット(フレイム/フォーリナー) 赤2無4 クイック 色:赤
パワー:1500 スマッシュ:2 移動:赤1
効果:
●速攻(プレイされてスクエアにフリーズして置かれるに際し、かわりにリリースして置く。)
●プランゾーン効果『覚醒-[あなたの墓地の赤のユニットを3枚選び、除外する](このカードを覚醒のコストでプレイしてよい。) 』
このデッキでは唯一のリリースインできるユニット。5点以上スマッシュを与えていれば積極的にプランからの展開を狙いましょう。またチャンスは少ないですが、覚醒コストの支払いで墓地の一番上をフレアロードにすることも狙えるので、【焔魔ツユシバ】(V-1)【焔魔カンゼミズ】(V-α、V-2)を使っている時は覚えておくと吉。
また最終的に手札からプレイして止めを狙うこともあるので、余裕があれば手札に引いた【アポロン】を握っておきたい。
【毒ある蛇トッコニ】(2-3、Ⅴ-2)
ユニット(コロボックル) 赤1無3 クイック 色:赤
パワー:4000 スマッシュ:1 移動:赤1無1
効果:
●隊列召喚-アンダーバー[赤1無1](◎のすべてのスクエアにあなたのカードがあれば、このカードを隊列召喚のコストで★のスクエアに自軍エリアのようにプレイしてよい。)
●このカードが隊列召喚でプレイされてスクエアにフリーズして置かれるに際し、かわりにリリースして置く。
(筆者注:◎は自軍エリアの全てのスクエア、★は中央ラインの中央エリアのスクエアを指します。
【拳闘戦鬼豪腕丸】(1-2、Ⅴ-1)
ユニット(サラマンダー) 赤2無5 クイック 色:赤
パワー:6500 スマッシュ:2 移動:赤1無2
効果:
●隊列召喚-トライアングル[赤1](◎のすべてのスクエアにあなたのカードがあれば、このカードを隊列召喚のコストで★のスクエアに自軍エリアのようにプレイしてよい。)
●このカードが隊列召喚でプレイされてスクエアに置かれた時、相手の山札の1番上のカードを持ち主のスマッシュゾーンにリリースして置く。
(筆者注:このテキストにおける◎は自軍エリアの左ラインと右ラインのスクエアと中央ライン敵軍エリアのスクエアを、★は中央ラインの中央エリアのスクエアを指します)
どちらも強力な隊列召喚ユニット。【毒ある蛇トッコニ】(V-2)は豪腕丸に比べると地味ですが、リリースインは十分強く、展開しやすい点も見逃せません。是非お試しください。
【光の勇者マキリ】(Ⅴ-2)
ユニット(コロボックル) 赤3無2 クイック 色:赤 禁呪:1
パワー:5000 スマッシュ:1 移動:赤1無1
効果:
●あなたがこのカードをプレイするコストを支払うにあたり、あなたのスマッシュゾーンのカードの枚数が相手より少なければ、そのコストを[赤2]にする。
●あなたのスマッシュゾーンのカードの枚数が相手より少なければ、このカードのパワーを+2000しスマッシュを+1する。
●このカードがスクエア以外からスクエアに置かれた時、あなたはバトルスペースの対象のユニットを1枚まで選び、Xのダメージを与える。Xはこのカードのパワーと等しい。
赤絡みのビートダウンデッキなら全てのデッキに入り得るエースユニット。フレアロードデッキにもテーマから外れるにも関わらずその強さから投入されうる。1枚でビートダウンも盤面コントロールもこなす環境最強の1枚。最速で3ターン目に登場させられるのは相手にとって恐怖でしかない。
V限定戦で天敵である【忠実なる闘士フェンリル】(V-1)や【シェカラート】(V-1)を能力で倒せるのも嬉しい。7000ダメージで届かない相手には【焔魔カンゼミズ】(V-α、V-2)で対応しよう。
【剛燕】(Ⅴ-2)
ユニット(イフリート/フォーリナー) 赤1無3 クイック 色:赤
パワー:3000 スマッシュ:1 移動:赤1
効果:
●あなたのプランゾーンに赤のカードがあれば、このカードのパワーを+2000し移動コストを[赤1]にする。
●プランゾーン効果『覚醒-[バトルスペースのリリース状態の赤のあなたのユニットを1枚選び、フリーズする](このカードを覚醒のコストでプレイしてよい。) 』
赤単ビートの強力な新戦力。プランするだけでパワーが上がるだけでなく移動コストが1になるのは嬉しい。隊列召喚狙いに進軍するユニットにも最適。このスペックのユニットを覚醒コスト「赤ユニットフリーズ」だけでプレイできるのは破格といってもいいだろう。
ちなみに、ユニットを出すたびにリリースする【ヘル・ハウンド】(V-2)を覚醒コストにすることで、同じく覚醒コストがユニットフリーズである【難攻不落の城塞】【シャイニングハンター】などを次々にプレイするという流れも一応期待できる。
★このデッキを改造するなら
今回採用したカード以外にも赤ウイニー向けのカードはいくつもあります。自分に合ったカードの選択も大切です。
例えば、スクエアに置かれた時に前方へ自動で動いてくれる【ベベッ・ニ】(V-1)や【大陸アルドのトロール】(V-2)も強力です。移動コストを踏み倒して動けるため、スムーズに相手を攻める事ができます。
ちょうど先日「優先権放置!?」のシルファさんがVセンチュリー限定構築の赤単ウイニーを紹介されていますが、そちらではフル採用されていますね。
●「赤単ウイニー」(優先権放置!?)
>http://silver.ap.teacup.com/silpha/601.html
他にも細かいカードの選択が違っているので、是非見比べてみてください。
★今週のディメンション・ゼロ サイト紹介
●「V2グランプリ形式その3」(優先権放置!?)
>http://silver.ap.teacup.com/silpha/599.html
V限定構築「赤単フレアロード」対「黒青ドラゴンゾンビ」デッキの対戦動画。(ニコニコ動画で公開されています。)
こちらのサイトでは他にもV-2グランプリ対応の対戦動画やデッキレシピを紹介されているので、是非そちらもご覧ください。
●[蒼い人]B・C・C!B・C・C!ATK -Atoitok Group-)
>http://atk.hiho.jp/index.php?e=742
1月30日に行われた公式イベント「BCCin浅草」で行われたクロスランブルで見受けられたVセンチュリー限定構築(V-2グランプリと同じ環境)のデッキ・環境レポート。
●「V2限定構築 レア以下のみ黒単ビート」(ライオニスト『こっそり復帰』宣言
)
>http://white.ap.teacup.com/lionist/397.html
V2グランプリ仕様の黒単色覚醒ビートダウンデッキ紹介。初心者の方も組みやすいようレア以下のカードで構築されたとのことです。最近始めた方、再開された方も参考にしやすいのではないでしょうか。
その他、こちらの「ライオニスト宣言」さんではV2グランプリ対応のデッキをいくつも紹介されているので、そちらも是非ご覧ください。
というわけで、今日は終了の時間になりました。
それではまた、来週の更新でお会いしましょう! ごきげんよう~
このホームページ「ディメンション・ウェンズデー」は㈱ブロッコリーから好評発売中のトレーディング・カードゲーム「ディメンション・ゼロ」の攻略ホームページです。
あらためましてこんばんは、ディメンション・ウェンズデー管理人の千里夜行です。
★今週のディメンション・ゼロ ニュース
●2011年2月26日(土)より、V-2グランプリ予選大会開幕!(ディメンション・ゼロ公式サイト)
>http://dimension-zero.com/news/main.html#012701
Vセンチュリー限定構築戦の公式大会「V-2グランプリ」の開催が決定!
V-2グランプリはVセンチュリーだけの限定構築戦で、V-1、V-2、V-αのカードのみで構築されたデッキで戦う形式です。V-1・V-2で再録されたカードも使えるぞ!
2月26日~4月10日にかけて各地の店舗またはジャッジ主催により予選が開催! 本戦は5月に関東で開催予定しているとのことです。
予選大会の参加賞は白の優良ユニット【大陸アルドの山犬】(V-2)のホログラムバージョン、優勝賞品はV-2でも人気のシルバーレア【闇の天使アポカリプス】(v-2)のイラストパラレルがもらえます!
詳細は上記リンク、公式サイトまで!
●[ジャコモ]2/12のATK交流会のお知らせ(ATK -Atoitok Group-)
>http://atk.hiho.jp/index.php?e=733
来る2月12日(土曜)、「第4回北海道最強決定戦」が行われるとのことです! 勝って、北海道の(シ)カムイとなれ!!(*“(シ)カムイ”は北海道最強決定戦における王者の称号)
なお、レギュレーションは2デッキ制2本制、【産卵化病棟】(4-2)は禁止だそうです。
詳細は上記リンク、ATKブログまで!
★V限定構築に挑戦しよう!
というわけで、V-2グランプリ予選開始まであと約2週間。もうデッキを研究されている方もおられることでしょう。
Vセンチュリー限定構築では通常構築で活躍しているカードの数々が使えない半面、それによって逆に力を発揮するデッキタイプやカードもありましょう。V-2「栄光の鐘」では以前の公式大会などでも活躍したカードが多数収録されていることもあって、様々なデッキが考えられます。
以前にご紹介した青緑キーマデッキもその一つですね。
●【V限定構築】青緑キーマデッキ紹介(ディメンスション・ウェンズデー)
>http://blog.goo.ne.jp/mrasanon/e/5fda642c7e1d2dd865cb56f075ec3c81
今回はVセンチュリー限定構築仕様の赤単色のウイニーデッキを紹介しましょう。
★千里夜行の赤単ウイニーデッキ
(赤×40・・・ユニット×37、ベース×3)
3*【機神兵イダ】(V-1)《1コスト500》
3*【ドン・ド・ドーン】(V-2)《1コスト500》
3*【海の守り手アトゥイ】(V-1)<禁呪2>《パワー補助》
3*【大地の守り手モシリ】(V-1)《呼声、展開補助》
3*【焔魔ツユシバ】(V-1)《2コスト3000、条件付き7000》
3*【ヘルハウンド】(V-2)《覚醒コスト係、疑似リリースイン可》
3*【シャイニング・ハンター】(V-1)《覚醒火力》
3*【焔魔カンゼミズ】(V-α、V-2)《火力、条件付き6000》
3*【剛燕】(V-2)《覚醒アタッカー》
3*【光の勇者マキリ】(V-2)<禁呪1>《条件付き2スマ7000最強アタッカー》
3*【アポロン】(V-2)《リリースイン、終盤なら楽に覚醒でプレイ可》
2*【毒ある蛇トッコニ】(2-3、V-2)《隊列召喚アンダーバー》
2*【拳闘戦鬼豪腕丸】(2-1、V-1)《隊列召喚トライアングル》
3*【難攻不落の城塞】(V-2)《パワー補助ベース、覚醒》
★迷ったらビートダウン!~環境初期のビートダウンの優位性~
「ビートダウン」は「コントロール」デッキに比べると、環境の初期で活躍しやすいデッキタイプです。なぜなら盤面をコントロールして勝つデッキの場合、相手の攻め手に対応できるカードの選択が不可欠ですが、環境の初期ではどのような相手(対戦するデッキタイプや、よく使われるカード)が読みにくいため、デッキの開発はどうしても遅れがちになるからです。
逆に、ビートダウンデッキは対戦する相手への対策は多少無頓着でも、手早く相手を打ち倒せれば相手のデッキに何が投入されていても関係ありません。ビートダウンデッキ、特にウイニーデッキにとって与えられたカードプールで可能な限り速やかに相手を打ち倒すことが使命であり、それこそがウイニーデッキの強さであり真価なのです。
★このデッキの使い方の簡単な解説
デッキの主な戦略は先手必勝。
このデッキのほとんどのカードは1~2コスト、または3コスト以上のカードもその多くが覚醒でプランから低コストでプレイできるカードです。
そのコストの軽さを利用して次々と手札かプランからカードをプレイし、先行してスマッシュを与えていきます。相手が息を突く間もないように次々にユニットを進軍させ、勝利を目指しましょう! 【難攻不落の城塞】(V-2)や【海の守り手アトゥイ】(V-1)によるパワーサポートと【光の勇者マキリ】(V-2)【焔魔カンゼミズ】(V-α、V-2)の火力も活用し、早いターンに盤面を制圧すればそのまま攻めきることも可能です。
そしてチャンスをみつけて【拳闘戦鬼豪腕丸】(2-1、V-1)や【毒ある蛇トッコニ】(2-3、V-2)の隊列召喚を狙っていきます。 投入のリスクもありますが、決めればそのままゲームの流れを支配できましょう!
また、序盤に【光の勇者マキリ】があるなら早くにスマッシュを与え始めてもいいでしょう。あとはマキリが後詰してくれます。5点以上スマッシュを与えてしまえば【アポロン】などでトドメも狙えます。
★注目カードピックアップ!
【機神兵イダ】(Ⅴ-1)
ユニット(イフリート) 赤1 クイック 色:赤
パワー:500 スマッシュ:1 移動:赤1
効果:なし
何の能力もないD-0史上でも最もコストが軽く、最もパワーが低いユニットです。しかし逆にいえば、スマッシュ1を持つユニットの中で最も軽いコストでプレイできるユニット。そしてその軽いコストこそが【機神兵イダ】の最大の強さです。
1ターン目にプレイできる点やプランからのプレイしやすさはもちろんですが、それだけなら同じ1コストでも追加特殊能力やパワーがより高い【ドン・ド・ドーン】(V-2)や【大陸アルドのフレイムナイト】(V-2)の方が強いわけで。【機神兵イダ】の優位性はクイックタイミングのユニットなので相手ターンにプレイできるところ。1コストさえあれば相手ターンに相手の動きを見てから追加の攻め手をプレイできるのです。序盤からプランの作成・更新や移動に随時コストを使うこのデッキにとってコストが軽い事はそれだけで嬉しい。
【アポロン】(Ⅴ-2)
ユニット(フレイム/フォーリナー) 赤2無4 クイック 色:赤
パワー:1500 スマッシュ:2 移動:赤1
効果:
●速攻(プレイされてスクエアにフリーズして置かれるに際し、かわりにリリースして置く。)
●プランゾーン効果『覚醒-[あなたの墓地の赤のユニットを3枚選び、除外する](このカードを覚醒のコストでプレイしてよい。) 』
このデッキでは唯一のリリースインできるユニット。5点以上スマッシュを与えていれば積極的にプランからの展開を狙いましょう。またチャンスは少ないですが、覚醒コストの支払いで墓地の一番上をフレアロードにすることも狙えるので、【焔魔ツユシバ】(V-1)【焔魔カンゼミズ】(V-α、V-2)を使っている時は覚えておくと吉。
また最終的に手札からプレイして止めを狙うこともあるので、余裕があれば手札に引いた【アポロン】を握っておきたい。
【毒ある蛇トッコニ】(2-3、Ⅴ-2)
ユニット(コロボックル) 赤1無3 クイック 色:赤
パワー:4000 スマッシュ:1 移動:赤1無1
効果:
●隊列召喚-アンダーバー[赤1無1](◎のすべてのスクエアにあなたのカードがあれば、このカードを隊列召喚のコストで★のスクエアに自軍エリアのようにプレイしてよい。)
●このカードが隊列召喚でプレイされてスクエアにフリーズして置かれるに際し、かわりにリリースして置く。
(筆者注:◎は自軍エリアの全てのスクエア、★は中央ラインの中央エリアのスクエアを指します。
【拳闘戦鬼豪腕丸】(1-2、Ⅴ-1)
ユニット(サラマンダー) 赤2無5 クイック 色:赤
パワー:6500 スマッシュ:2 移動:赤1無2
効果:
●隊列召喚-トライアングル[赤1](◎のすべてのスクエアにあなたのカードがあれば、このカードを隊列召喚のコストで★のスクエアに自軍エリアのようにプレイしてよい。)
●このカードが隊列召喚でプレイされてスクエアに置かれた時、相手の山札の1番上のカードを持ち主のスマッシュゾーンにリリースして置く。
(筆者注:このテキストにおける◎は自軍エリアの左ラインと右ラインのスクエアと中央ライン敵軍エリアのスクエアを、★は中央ラインの中央エリアのスクエアを指します)
どちらも強力な隊列召喚ユニット。【毒ある蛇トッコニ】(V-2)は豪腕丸に比べると地味ですが、リリースインは十分強く、展開しやすい点も見逃せません。是非お試しください。
【光の勇者マキリ】(Ⅴ-2)
ユニット(コロボックル) 赤3無2 クイック 色:赤 禁呪:1
パワー:5000 スマッシュ:1 移動:赤1無1
効果:
●あなたがこのカードをプレイするコストを支払うにあたり、あなたのスマッシュゾーンのカードの枚数が相手より少なければ、そのコストを[赤2]にする。
●あなたのスマッシュゾーンのカードの枚数が相手より少なければ、このカードのパワーを+2000しスマッシュを+1する。
●このカードがスクエア以外からスクエアに置かれた時、あなたはバトルスペースの対象のユニットを1枚まで選び、Xのダメージを与える。Xはこのカードのパワーと等しい。
赤絡みのビートダウンデッキなら全てのデッキに入り得るエースユニット。フレアロードデッキにもテーマから外れるにも関わらずその強さから投入されうる。1枚でビートダウンも盤面コントロールもこなす環境最強の1枚。最速で3ターン目に登場させられるのは相手にとって恐怖でしかない。
V限定戦で天敵である【忠実なる闘士フェンリル】(V-1)や【シェカラート】(V-1)を能力で倒せるのも嬉しい。7000ダメージで届かない相手には【焔魔カンゼミズ】(V-α、V-2)で対応しよう。
【剛燕】(Ⅴ-2)
ユニット(イフリート/フォーリナー) 赤1無3 クイック 色:赤
パワー:3000 スマッシュ:1 移動:赤1
効果:
●あなたのプランゾーンに赤のカードがあれば、このカードのパワーを+2000し移動コストを[赤1]にする。
●プランゾーン効果『覚醒-[バトルスペースのリリース状態の赤のあなたのユニットを1枚選び、フリーズする](このカードを覚醒のコストでプレイしてよい。) 』
赤単ビートの強力な新戦力。プランするだけでパワーが上がるだけでなく移動コストが1になるのは嬉しい。隊列召喚狙いに進軍するユニットにも最適。このスペックのユニットを覚醒コスト「赤ユニットフリーズ」だけでプレイできるのは破格といってもいいだろう。
ちなみに、ユニットを出すたびにリリースする【ヘル・ハウンド】(V-2)を覚醒コストにすることで、同じく覚醒コストがユニットフリーズである【難攻不落の城塞】【シャイニングハンター】などを次々にプレイするという流れも一応期待できる。
★このデッキを改造するなら
今回採用したカード以外にも赤ウイニー向けのカードはいくつもあります。自分に合ったカードの選択も大切です。
例えば、スクエアに置かれた時に前方へ自動で動いてくれる【ベベッ・ニ】(V-1)や【大陸アルドのトロール】(V-2)も強力です。移動コストを踏み倒して動けるため、スムーズに相手を攻める事ができます。
ちょうど先日「優先権放置!?」のシルファさんがVセンチュリー限定構築の赤単ウイニーを紹介されていますが、そちらではフル採用されていますね。
●「赤単ウイニー」(優先権放置!?)
>http://silver.ap.teacup.com/silpha/601.html
他にも細かいカードの選択が違っているので、是非見比べてみてください。
★今週のディメンション・ゼロ サイト紹介
●「V2グランプリ形式その3」(優先権放置!?)
>http://silver.ap.teacup.com/silpha/599.html
V限定構築「赤単フレアロード」対「黒青ドラゴンゾンビ」デッキの対戦動画。(ニコニコ動画で公開されています。)
こちらのサイトでは他にもV-2グランプリ対応の対戦動画やデッキレシピを紹介されているので、是非そちらもご覧ください。
●[蒼い人]B・C・C!B・C・C!ATK -Atoitok Group-)
>http://atk.hiho.jp/index.php?e=742
1月30日に行われた公式イベント「BCCin浅草」で行われたクロスランブルで見受けられたVセンチュリー限定構築(V-2グランプリと同じ環境)のデッキ・環境レポート。
●「V2限定構築 レア以下のみ黒単ビート」(ライオニスト『こっそり復帰』宣言
)
>http://white.ap.teacup.com/lionist/397.html
V2グランプリ仕様の黒単色覚醒ビートダウンデッキ紹介。初心者の方も組みやすいようレア以下のカードで構築されたとのことです。最近始めた方、再開された方も参考にしやすいのではないでしょうか。
その他、こちらの「ライオニスト宣言」さんではV2グランプリ対応のデッキをいくつも紹介されているので、そちらも是非ご覧ください。
というわけで、今日は終了の時間になりました。
それではまた、来週の更新でお会いしましょう! ごきげんよう~