ディメンション・ウェンズデー

トレーディングカードゲーム「ディメンション・ゼロ」カードゲームの攻略ホームページです。水曜日深夜更新。リンクフリー

赤黒爆破プラントデッキ考察

2009-06-03 | 環境デッキ考察
 こんばんは! 毎週水曜日は「ディメンション・ウェンズデー」の更新です!
このホームページ「ディメンション・ウェンズデー」は賞金制TCG「ディメンション・ゼロ」カードゲームの攻略ホームページです。

 あらためまして、こんにちは。 「ディメンション・ウェンズデー」管理人の千里夜行です。

★「日本選手権2009春」代替の日付と会場に関するお知らせ
◇日本選手権2009春特設サイト(ディメンション・ゼロオフィシャルサイト
http://www.dimension-zero.com/sp/jp_2009_spring/japan_final_spring2009_top.html

延期となっていた日本選手権2009春の日程が公式サイドからあらためて発表されました!
神戸市長の安全宣言から間をおかずの新日程の発表、公式サイドの対応の迅速さに敬意を表します。

 そんなわけで皆さん、日本選手権本戦まで残すところ今から1カ月となりました。デッキの調整はもちろん、遠征される方は宿泊の手配などもぬかりなきよう。



★今週のディメンション・ゼロ ニュース
●サマーグランプリ特別予選大会、開催!!(5月30日~6月29日まで)
◇サマーグランプリ特別予選大会 大会概要(DPAオフィシャルサイト
http://dimension-zero.com/dpa/koushiki/summergp_trial.html



 今夏7月18日名古屋で開催される「サマーグランプリ」特別予選大会が、全国のショップで開催中!
サマーグランプリでは優勝賞品として自分のアイディアが実際にディメンション・ゼロのカードに採用される「オリジナルカードプロデュース権」が用意されています! 
サマーグランプリ自体はオープンで誰でも参加できる大会ですが、今回行われる特別予選で入賞して特別招待選手となった方は、サマーグランプリ1回戦不戦勝の権利をもらえます。大規模な大会で上位入賞を目指すとき、ましてや優勝を目指すならこの1勝が重要です。メタ外のデッキや身内とあたるなどのリスク軽減も見逃せません。

 そして、特別予選の参加賞と上位賞は【ノヴァ・コマンド】(Ⅰ-2、Ⅳ-1)と【七つの海の王子】(Ⅳ-3)のイラストパラレルverです。 先日の種族の絆大会のものと同じですが、手に入れそこなった人や3枚以上コレクションしたい人はチャンスですよ。
 開催店舗・大会概要の詳細は上記公式サイトで。




●フォース・センチュリーエクスパンション『天魔光臨』情報
◇『天魔光臨』PRカードキャンペーンのお知らせ(ディメンション・ゼロオフィシャルサイト
http://dimension-zero.com/news/main.html#052102

 今回行われるキャンペーンPRカード【刀匠の穴蔵】(Ⅳ-2)(イラストパラレル/イラスト:yukion)と【ダークサイド・ソウル】(Ⅳ-2)(イラストパラレル/イラスト:Hirokorin)のカードイラストが公開されました!
 いやぁ、どちらも格好良い! 是非、上記リンク先のカードイラストをクリックして実際のカードよりも大きいサイズのイラストをご覧ください。


また、プレリリース・イベントの参加賞カードも公開されました。

・『天魔光臨』プレリリース・イベントのお知らせ(ディメンション・ゼロオフィシャルサイト
http://dimension-zero.com/news/main.html#052103

 イベント店舗の店名入りPRカード、今回は禁呪3ストラテジーで、その名も【真・益々繁盛】(Ⅳ-4)!
シンプルながら禁呪にふさわしい底が見えない効果です。かわいいイラストですが、見かけによらない力を持っていそうです。
ディメンション・ゼロでは、ダイレクトに効果を出すもの(つまり【アニヒレイト・ドラゴン】(Ⅳ-3)のような)以外の強さはなかなか評価されにくいらしく、どうも「禁呪3にしては効果が微妙」という話も聞きます。ですが、はっきりいいましょう。この効果自体は強い。コストを払っただけカードを引けるとか、強すぎじゃないか?という疑いすらもっています。。


 【真・益々繁盛】については、ゲームデザイナーである中村聡氏も語られていますので、是非そちらも
ごらんください。
◇【真・益々繁盛】(こちらブロッコリーカードゲーム部カードゲーム課
> http://www.broccoli.co.jp/cardgame/2009/06/02/%e7%9c%9f%e3%83%bb%e7%9b%8a%e3%80%85%e7%b9%81%e7%9b%9b/




■HATW 10thあにぃばーさりイベントレポート!!(Duel Portal ToCaGe
http://tocage.jp/news.cgi/1243852858/

 先週その開催をお知らせしたTCGサークル「HATW」の10周年記念イベントのレポート。
 来場者200名以上という、ユーザー主催としてはかつてない大規模イベントとなりました。
 大会にはディメンション・ゼロの生みの親、中村聡氏や、ブロッコリースタッフ吉江氏も参加されていたとのことで、参加者の方には思わぬサプライズとなったのではないでしょうか。
 イベントのレポートは上記リンクまで。写真も豊富に掲載されていて、中村さんや吉江さんの対戦風景も載っているぞ。






 さてさてさて。
 今回のお題はメタ人気急上昇中(?!)の「王を超える力」で登場した【爆発処理実験場】(Ⅳ-3)を中心に据えた赤黒プラントコントロールデッキです。
 ディメンション・ゼロのブログ界でも各所で取り上げられ、認知度ではトップクラスのデッキタイプについてお話したいと思います。

★悲しみのプロパン爆破
 では、キーカードとして認識されているテキストの確認から。

【爆発兵器実験場】(Ⅳ-3)
ベース(プラント) 赤2 クイック 色:赤
効果:
[赤3] 《ノーマル》 バトルスペースのスクエアにあるすべてのユニットにX*3000のダメージを与える。Xはあなたのベーススペースのスクエアにある属性「プラント」のベースの枚数と等しい値である。あなたはこのカードをゲームから取り除く。




 実質上自身の廃棄をコストとし、スクエアにある全てのユニットに自分のプラントの数×3000ダメージを与える効果。つまり最大で9000ダメージを叩き出すわけで、使い捨てとはいえリセット能力という点では、かの【エックスデイ・ドラゴン】(Ⅲ-1)を上回るかもしれません。
 また、最大の効果を発揮するには【爆発兵器実験場】自身も含めた3枚のプラントベースが必要ですが、2枚で6000ダメージ、3000ダメージなら自身1枚だけで良いので、【エックスデイ・ドラゴン】より早いターンに使用しやすく、小回りが効く点も良い。


★爆発兵器の検証
 
 もちろん、強いところだけではありません。それなりの欠点もあって万能兵器ではないのです。

 まず、先述のとおり最大の効果を得るには【爆発兵器実験場】以外のプラントをそろえる必要がある点。
 自身だけでは3000ダメージ、リセット能力というには少々貧弱でしょう。つまり、デッキ構築にプラントを揃える制限が生まれる点です。

 もう一つは、その能力起動のタイミングがノーマルである点。相手の行動にスタックできないこと
、自分のターンにしか起動できない点で不自由です。

 また、使い捨てであることと、盤面にある間は何の効果ももたらさない点も注意が必要でしょう。


(強い点)
・わずか1枚で最大火力9000の強力な盤面リセット能力。
・比較敵早いターンに起動できる。

(弱い点)
・プラントベースが揃わないと効果半減
・【爆発兵器実験場】自体は盤面で(能力を起動しない限り)効果を発揮しない。
・その起動はノーマルタインミング。
・使い捨て。



 これらの点から【爆発兵器実験場】を中心にデッキを構築する際に注意すべき点は、

→【爆発兵器実験場】の効果を最大限に享受するために他のプラントベースが不可欠
→使い捨てなので【爆発兵器実験場】だけではコントロール力が不足する恐れがある
→盤面をある程度コントロールした上で勝つ手段が別に必要



それらを踏まえた上で私が試作した赤黒デッキを紹介しましょう。

千里夜行の赤黒プラントデッキ「爆破プラントビート」
(赤×23、黒×8、赤黒×9・・・ユニット×


3*【マスター一閃ブレード】(Ⅲ-1)
3*【プラズマボーイ・ドラゴン】(Ⅳ-1)
3*【エックスデイ・ドラゴン】(Ⅲ-1)
3*【カタストロフ・ドラゴン】(Ⅲ-4)
2*【アニヒレイト・ドアゴン】(Ⅳ-3)《禁呪3》
3*【ファイア・ドアゴン】(Ⅲ-4)

3*【液体燃料採掘場】(Ⅳ-1)〈プラント〉
3*【爆発兵器実験場】(Ⅳ-3)〈プラント〉

2*【ナイトベア】(Ⅱ-4)
3*【汚染物処理場】(Ⅳ-1)〈プラント〉
2*【血の盟約】(Ⅲ-2)
1*【ナイトメア・ソルジャー】(Ⅳ-1)[1枚制限]

3*【鬼哭神機ダイディーヴァ】(Ⅲ-1)
3*【影を縫うミッドナイトエッジ】(Ⅲ-4)
3*【忍び寄るブラックエッジ】(Ⅲ-2)


★このデッキの戦略の簡単な解説
 前環境で流行したデッキの一つ、青黒プラントコントロールデッキもそうでしたが、この手のコントロールデッキの戦略は「相手の攻勢を抑え、後に反撃して勝つ」というのを基本にしています。

 相手の攻勢を抑える手段としては、デッキテーマである【爆発兵器実験場】のリセット能力はもちろんですが、それだけで相手のビートの頭を押さえきるのは難しく、赤黒プラントコンといわれるデッキのほとんどでコントロール向きのユニットが採用されています。

 私のデッキでは、火力内臓ユニット【マスター一閃ブレード】【プラズマボーイ・ドラゴン】、火力リセット兼フィニッシャーにもなり得る【エックスデイ・ドラゴン】と、火力除去を多数採用しています。これは【爆発兵器実験場】との組み合わせで除去能力を高めやすいというのもありますし、【爆発兵器実験場】だけに頼らないコントロール力の確保も目指しています。(「プラントが揃わないと十分に効果発揮しない」欠点へのフォロー)

 また、スクエアに穴を開ける【カタストロフ・ドラゴン】、ライン限定とはいえ相手のユニット・ベース共に吹き飛ばせる【アニヒレイト・ドラゴン】もコントロールの補助兼フィニッシャーです。特に【カタストロフ・ドラゴン】は相手の【アニヒレイト・ドラゴン】や最近の流行の一つ【断裂の魔氷クレバス】(Ⅳ-3)をカウンターできることもあり、重宝する機会も増えています。

 これらのカードを活用して相手の攻勢を押さえこみ、その流れからこちらは【液体燃料採掘場】【汚染物処理場】といったプラントの援護で大型ユニットを主力に反撃に転じて勝ちに行きます。

 
 コントロールデッキの構築・プレイングにおいて、そのコントロール手段(ユニット除去)にこだわる余り、勝つ手段の確保がおろそかになることは往々にしてあります。強力なユニット除去手段はそれ自体がデッキのテーマになりますが、デッキアウト狙いでない限りそれだけでは勝ちきれないこともあります。試合時間が限られる公式戦ではなおのことでしょう。
 つまり、盤面のコントロールと同じくらい反撃にでて勝ちに行くタイミングも重要です。そのタイミングを逸すると相手に反撃の隙を与えたり、(公式戦では)時間切れで勝ち点をとりそこなう事態になりかねません。プレイ時にはその点も注意が必要でしょう。
 
 

 
★このデッキを改造するとしたら
 このデッキでは多くの赤黒プランコンに採用されている【失恋の痛み】(Ⅰ-1、Ⅱ-1)と【諜報軍団長カイム】を採用していません。
 前者は、もともと手札のアドバンテージを得にくいこのデッキではそれよりもユニットや墓地回収を優先すべきと考え、他のカードにスロットを使用しています。

【諜報軍団長カイム】は、使用済みの【爆発兵器実験場】を再利用できるのは便利なのですが、逆にそれ以外のカードとのシナジーが薄い上、【爆発兵器実験場】の起動まで保持していないといけない。しかも貧弱。それらの点を嫌ってその枠には【エックスデイ・ドラゴン】を採用しています。プラントが揃わないと真価を発揮しない【爆発兵器実験場】へのフォローでもあります。


 また、今のままではフィニッシャーに添えている【忍び寄るブラックエッジ】のリリースイン効果が発揮されにくい(シャドー・ブレードマスターが自身を除いて2種類のみ)ので、【鬼哭神機ダイディーヴァ】の枠などを【禁断の魔煙フォビドゥン】(Ⅳ-2)に入れ替えてシナジーを高めるのも一つの方向性かもしれません。



 今回ご紹介した赤黒爆破プラントコントロールデッキは強力なコントロールデッキであると共に比較的扱いやすくてチューニングの幅もなかなか広い、構築が楽しいデッキになっています。もし未体験の方はぜひ組んで遊んでみてほしい。
 【爆発兵器実験場】で文字通り盤面を爆破するのも楽しいですよ♪



★今週のディメンション・ゼロ サイト紹介

◆第11回赤黒爆破コン海の家@TCG
・第11回日本選手権に向けて>http://umitcg.blog67.fc2.com/blog-entry-15.htmll
・(続)第11回赤黒爆破コンの考察>http://umitcg.blog67.fc2.com/blog-entry-17.htmll
・(続々)第11回赤黒爆破コンに対する反論>http://umitcg.blog67.fc2.com/blog-entry-18.htmll
・(続3)第11回赤黒爆破コンに対する反論>http://umitcg.blog67.fc2.com/blog-entry-21.htmll
 
 Shunさんの赤黒爆破プラントドラゴンに対する考察からスタートした、赤黒爆破プラントデッキ一連のお話。
少し長いが、この一連の記事とそこからリンクされている記事を読むだけでも様々な考え方に触れることができて興味深い。オススメ。

 ちなみに私自身の注目点は、【失恋の痛み】の採用の有無(海@17さんのみ採用していない)と、【諜報軍団長カイム】の採用枚数。私自身の考えは今回の記事本文で述べましたが、特に【失恋の痛み】の採用不採用についてだれも(海の家のリンク先やコメントでも)触れていないので気になるところ。

 また、【マグマ・ダンサー】(Ⅳ-3)は相手の奇襲をけん制してくれる点に注目。攻め手としてはスマッシュ1なのが不安にも感じますが、守りの要素も兼ねられるのは心強く、同系デッキでは採用候補になりましょう。


 というわけで、今回は終了の時間となりました。
それではまた来週の更新で。ごきげんよう~
ジャンル:
ウェブログ
コメント (2)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 【神を討つ魔剣の勇者】考察... | トップ | 【悠久の回廊】考察&デッキ紹介 »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
失恋ですか。。。 (海@17)
2009-06-04 09:18:52
確かに触れませんでしたね。
特に質問もなかったので、あえて触れずにおきましたw

これはデッキに対する認識の差だと思っています。
・1対1交換をとっていけば勝てるデッキではない
・プランを使わない

ここらへんが失恋不採用の理由ですが、確かに触れないのは片手落ちかもしれませんね。
機会を見て、触れるようにしたいと思います。
早速のお答えありがとうございます (千里夜行@管理人)
2009-06-04 12:10:44
>海@17さん

 誰も触れていないなら自分が尋ねるべきでしたが、タイミング逸したかなぁと、他の人への問題提起も兼ねて今回の記事で触れました。

 黒入りコントロール=失恋の痛み必須という先入観が蔓延している気はします。失恋の痛みは確かに強いのですが、このデッキでは活躍機会少なそう。その絡みのアド話だけでコラム書けそうですよね。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。