平成徒然草~つれづれなるままに日暮里~

酒とギャンブルとストレスの日々

何が知りたいか

2006年06月29日 | ギャンブル
帝王賞の売上アップの勢いで、大井競馬、公営競馬としては、2週間後のジャパンダートダービー(GⅠ)も売上増としたいところだろう。
暦の上では、今年は明日で半分終了。既に後半戦に入る。
しかし、競馬は一連の流れがあるので、JDダービーを下半期最初のGⅠというには無理があるし、かといって「夏のダービー」というには、ちょっと時期が早い。
宝塚記念もそうだが、天皇賞(春)から間があって、どうもしっくり来ない。

我が国のGⅠは、7月12日のJDダービーの次に行われるのは、9月18日のダービーグランプリとなる。これは盛岡競馬場で行われる。

さて、JDダービー。今年は、このブログでは「おらがダービー」と命名した「ダービーウイーク」というイベントが地方競馬で行われて、その流れを汲むレースとなった。
既に出走予定馬が発表されていて、「おらがダービー」6レース中の勝馬3頭が登録してきた。ちょうど半数が出走体制にあるので、イベントの体裁は保たれた。
あとは、これらの「ダービー馬」の健闘に期待したい。
一方で、残りの3頭は回避するわけで、その理由が知りたいところだ。これは、ネットなどで調べよう。
盛岡のダービーGP(GⅠ)には出走してきてほしいものだ。

JDダービー出走予定馬に、「おらがダービー」の一つで地元のトライアルといえる「東京ダービー」の勝馬の名がないのは残念。
同レースからは3着のサンキューウインの登録がある。同馬は羽田盃の勝馬。
地元南関東勢は、6頭が予定しており、この他には、同レース5着のトネノキング。しらさぎ賞、京浜盃と地元重賞2勝のサワライチバン。準重賞雲取賞の勝馬キングトルネードなど。

地方他地区は5頭が登録。
ホッカイドウ競馬は2頭。札幌ダービーの勝馬フジノダイヒットと昨年、JRAの函館2歳ステークス(GⅢ)を制したモエレジーニアス。
岩手は岩手ダービー勝馬のオウシュウクラウン。愛知は東海ダービーのホウライミサイルが駒を進めてきた。
兵庫は兵庫ダービー3着のウインドファンタジ。

中央競馬は5頭。
ユニコーンステークス(GⅢ)勝馬のナイキアースワーク。同馬の騎手は横山典弘から安藤勝己に戻る。同レース2着のヤマタケゴールデンは、池田鉄平が手綱を取っていたが、現時点で騎手未定。その前に端午ステークスを勝っている馬。
伏竜ステークスを勝って、兵庫チャンピオンシップ(GⅢ)2着のフレンドシップは大井の内田博幸を確保して不気味。
他では昇竜ステークスを勝って、ユニコーンステークスは5着のバンブーエール。それとナイアガラ。

仮説の崩壊

2006年06月29日 | 結果
28日(水)大井競馬場のトゥインクルレースで行われた「第29回帝王賞(GⅠ)」(4歳以上、ダート2000㍍)は、地元南関東のアジュディミツオーが逃げ切り勝ち。13頭立て2番人気。優勝騎手は内田博幸。勝ちタイム2分02秒1(晴・良)は、2年前のアドマイヤドンの2分02秒4(稍重)を破るレコード。1番人気のカネヒキリは、2コーナーでは2番手に上がっていたが、結局差が詰まらず1馬身差の2着。3着以下は相手にならず、6馬身離れてサイレントディール。
アジュディミツオーは父アジュディケーティング、母オリミツキネン(母の父ジャッジアンジェルーチ)、牡5歳、鹿毛。船橋・川島正行厩舎。馬主・織戸眞男氏。生産牧場は藤川ファーム。同馬はGⅠ5勝目(東京大賞典2勝、川崎記念、かしわ記念、帝王賞)。

帝王賞は、売上が前年比約21%増となった。一方、3日前の宝塚記念の売上は、約16%の減と明暗を分けた。売上面で長く低迷する競馬界。売上増の切り札として、一部に「強い馬」「スターホース」の出現を期待する声があったが、この結果を見てどうだろう。JRAのGⅠは、スーパーホースが出走したものの、この惨状。ナイターのGⅠの方は、2強対決でこの結果。もっとも前者の売上は約210億円、後者は約11億円。1日売上の比較では、京都297億円、大井25億4000万円である。ちなみに入場者はどちらも2割以上アップしている。

先週のレース(宝塚記念など)

2006年06月26日 | 結果
24日(土)に函館競馬場で行われた「大沼ステークス」(3歳以上、ハンデ、ダート1700㍍)は少頭数7頭立てだった。メテオバーストが逃げ、1番人気でトップハンデ57㌔のタガノゲルニカが2番手。2頭が3番手以下を離し、残り5頭が一団。後方集団から唯1頭伸びてきたフィールドルージュが、直線残り100㍍辺りで先頭に立ち1着。2番人気。優勝騎手は柴山雄一。勝ちタイムは1分44秒5。2着は3馬身差で逃げ粘ったメテオバースト。タガニゲルニカは付きバテで5馬身差3着。4着以下は問題外。
フィールドルージュは父クロコルージュ、母メジロレーマー(母の父リンドシェーバー)、牡4歳、鹿毛。栗東・西園正都厩舎。馬主は池田勝三氏。生産者は中田英樹氏。

25日(日)に福島競馬場で行われた「福島テレビオープン」(3歳以上、芝1800㍍)は、地方馬5頭が出走し、15頭立て。ダイワバンディットの逃げを好位3番手の外に付けた1番人気のエアシェイディが、直線で追い比べを制し、ゴール寸前ハナだけ差した。優勝騎手は後藤浩輝。勝ちタイムは1分47秒8。上がりも最速。3着は2馬身1/2差で、先団後位のインを進み直線追い込んだロードフラッグ。
エアシェイディは父サンデーサイレンス、母エアデジャヴー(母の父ノーザンテースト)、牡5歳、栗毛。美浦・伊藤正徳厩舎。馬主は㈱ラッキーフィールド。生産牧場は社台ファーム。

同日京都のメイン「第47回宝塚記念(GⅠ)」(3歳以上、芝2200㍍、13頭立て)は、後方2番手にいた単勝1.1倍のディープインパクトが、3コーナー手前の坂下当たりからスーっと進出、山颪をかけるように下り、直線で逃げるバランスオブゲームを捕らえて独走した。2着に4馬身差の完勝。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは2分13秒0(雨・稍重)。縦長の展開でちょうど単騎で中団に位置していたナリタセンチュリーが追い込んで2着。3/4馬身差3着にバランスオブゲームが粘った。他馬は全く見どころなし。地方馬コスモバルクは、体調が戻ったというような報道もあったが、10㌔減で8着。2番人気のリンカーンは9着。
ディープインパクト父サンデーサイレンス、母ウインドインハーヘア(母の父アルザオ)、牡4歳、鹿毛。栗東・池江泰郎厩舎。馬主は金子真人ホールディングス㈱。生産牧場はノーザンファーム。

ようやく名前が変わりました。

2006年06月25日 | 予定
今週の競馬の最大のレースはGⅠ帝王賞。
中央のカネヒキリか公営のアジュディミツオーか。
アジュディミツオーが逃げ、カネヒキリが差す展開。逃げ切るか、どこで交わすかがレースの焦点。

タイトルの意味は、今週の福島のメーン「ラジオNIKKEI賞」。旧ラジオたんぱ賞。その前は日本短波賞。
いつ変わるのかと思っていたけれど、今年からだった。
今週のグレードレースは、他に函館で函館スプリントステークス。「サマースプリントシリーズ」というシリーズものの第1弾。

京都ではグレードレースはなく、オープンのハンデ戦が2鞍。1日(土)はダート1800㍍の「灘ステークス」、2日(日)は芝1600㍍の「米子ステークス」。

《今週のグレードレース 6月26日~7月2日》
○28日(水)、大井トゥインクルレース「第29回帝王賞」GⅠ、4歳以上、ダート2000㍍
○2日(日)、函館「第13回函館スプリントステークス」GⅢ、3歳以上、芝1200㍍
○2日(日)、福島「第55回ラジオNIKKEI賞」GⅢ、3歳、ハンデ、芝1800㍍

梅割りの真実

2006年06月24日 | Weblog
週末は3日で5軒飲んだ。
酒場に行く回数が一時に比べて増えている。

酒の種類で多く飲むのは焼酎だ。
ビールは最初の1杯、2杯。あとは焼酎、ということになる。

じゃあ何で割るか。
これが問題だ。
最近、たまらなく飲みたかったのが、「梅割り」。

ところが、この「梅割り」。店によって、全く違ったものが出てくる。
①梅シロップで割る(炭酸が入らないのもある)
②梅干し入り(水か、湯か、炭酸か、だが、湯で割る場合は先に「お湯割り」となる)
③梅酒ベース

「梅割り」と言えば、①の「梅シロップで割る」が正しい。と思っていたが、最近自信がなくなった。
店で、いちいちこの店の「梅割り」はどういうものか、訊かないといけない。
聞けば、「ウチのは○○です」と、さもそれが当然のように自信たっぷりに答えられる。「あんたアホちゃうか」という目で。

バカバカしいので、研究はしないが、「梅割り」は自宅で。となっているのが現状だ。

先週のレース(マーメイドステークスなど)

2006年06月24日 | 結果
14日(水)、川崎競馬場“スパーキングナイター”で行われた「第42回関東オークス(GⅡ)」(3歳牝、ダート2100㍍)は、3角まくりを打った1番人気のグレイスティアラをゴール前で捕らえた船橋のチャームアスリープが優勝した。14頭立て3番人気。優勝騎手は内田博幸。勝ちタイムは2分18秒5(稍重)。レースは前10頭が一団を形成。勝馬と2着馬は抑えてその集団の最後方に相前後。2周目3コーナーで2着馬が先まくり。これを勝馬が追う展開だが、鞍上のムチが激しく飛ぶ。しかし、叩かれてエンジンがかかってからは、ゴール前でキッチリ捕らえた。着差はクビ。3着は3馬身離されてモンヴェール。
チャームアスリープは父ティンバーカントリー、母ターフアミティエ(母の父ザグレブ)、牝3歳、栗毛。船橋・佐藤賢二厩舎。馬主は山口美樹氏。生産牧場は村田牧場。チャームアスリープは、桜花賞(浦和)、東京プリンセス賞(大井)とこのレースを制して南関東牝馬3冠を達成。

15日(木)に札幌競馬場で行われた北海道主催の「第10回北海道スプリントカップ(GⅢ)」(3歳以上、ダート1000㍍)は、好スタートで3番手に付けたアグネスジェダイが、4角先頭で押し切った。12頭立て2番人気。優勝騎手は武豊。勝ちタイムは59秒4(雨・稍重)。勝馬と同厩舎で1番人気に推されたシーキングザベストは、懸命に追いかけたが1/2馬身差の2着。3着は4馬身離されて大井のベルモントファラオ。
アグネスジェダイは父アグネスワールド、母ラッキーパイシーズ(母の父クラフティプロスペクター)、牡4歳、鹿毛。栗東・森秀行厩舎。馬主は渡辺孝男氏。生産牧場は社台ファーム。アグネスジェダイは前走の「さきたま杯(GⅢ)」に続いてグレードレース連勝。

18日(日)に福島競馬場で行われた「バーデンバーデンカップ」(3歳以上、芝1200㍍、ハンデ)は、最軽量48㌔で唯一の3歳馬マリンフェスタ(4着)の逃げを離れた3番手で追いかけたダイワメンフィスが直線残り100㍍辺りで捕らえて優勝した。16頭立て2番人気。優勝騎手は北村宏司。勝ちタイムは1分08秒1。後方から馬群を突いて伸びたスナークスズランが2着。着差は3/4馬身。さらに1/2馬身差で3着にニシノシタン。1番人気のエムオーウイナーは勝馬の後ろに付けたが伸びず、1着と0.4秒差ながら8着に敗れた。ハンデ頭56㌔のサンライズキングは13番人気で11着。
ダイワメンフィス父ウオーニング、母インパクト(母の父グリーンデザート)、牡5歳、黒鹿毛。美浦・増沢末夫厩舎。馬主は大城敬三氏。生産牧場は北西牧場。

同日、京都のメイン「第11回マーメイドステークス(GⅢ)」(3歳以上、芝2000㍍)は、最軽量49㌔で唯一の3歳馬ソリッドプラチナムが最後方から大外を回り、レース最速の上がり34秒0を繰り出してゴール前強襲、ハナ差差し切った。14頭立て9番人気。優勝騎手は公営名古屋の安部幸夫。勝ちタイムは2分01秒1。中団の内々を追走、直線外に出して追い込んだサンレイジャスパーが2着。好位から伸びたオリエントチャームがクビ差3着。ハンデ頭57㌔で1番人気のヤマニンシュクルは、勝負処で手応えが悪く勝馬と0.5秒差の8着に終わった。
ソリッドプラチナムは父ステイゴールド、母リザーブシート(母の父クリエイター)、牝3歳、黒鹿毛。栗東・田中章博厩舎。馬主はクラブ法人の㈱ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。生産牧場は橋本牧場。

上半期のハイライト

2006年06月19日 | 予定
今週はGⅠ競走が行われる。
中央競馬としては、上半期最後のGⅠ、宝塚記念。
阪神競馬場で行われるのが通例だが、今年は京都。
お馴染みの三冠馬ディープインパクトが出走を予定している。
地方競馬所属馬では、前走、シンガポールで国際GⅠ競走を勝ったコスモバルクが挑戦。
宝塚記念は、25日日曜京都11レース。

今週は、地方競馬含めてもグレードレースは1つだけ(地方のローカルグレード競走を除く)。平地のオープン戦は、24日(土)函館でダートのハンデ戦「大沼ステークス」、25日(日)は福島で芝の「福島テレビオープン」が組まれている。

今年上半期のGⅠは、もう一つ。28日に公営の大井競馬トゥインクルレースで帝王賞が行われる。芝の宝塚、ダートの帝王賞が上半期の競馬のハイライトだ。

《今週のグレードレース 6月19日~25日》
○25日(日)、京都「第47回宝塚記念」GⅠ、3歳以上、芝2200㍍

海猫よ、いつ寝るのだ。

2006年06月18日 | ギャンブル
盛岡行き新幹線は、曇り空の東京駅をスルスルと離れた。
昼頃に仙台駅到着。
仙台は、梅雨の合間の絶好の晴天だった。

駅近くで昼食を取り、宮崎交通の路線バスを待つ。
仙台駅前バスターミナル1番乗り場。1時間に1本あるかないか、というバスだ。

目的の場外車券場「サテライト大和(たいわ)」へ、仙台駅から行くには、無料バスがある。
通常開催は3本。しかし、いずれも午前中に出てしまう。

無料バスに間に合わないので、どうしたらいいか。
事前にサテライトに問い合わせておいた。「路線バスで志田町まで来て、そこからはタクシーで」と丁寧に教えてくれた。
旅打ちに出るには、こうした情報は、キチンと確認しておくに限る。
発車時刻だけでなく、バス乗り場や、他の方法も聞いておいた方がいい。
初めての土地でまごまごするといけないからだけでなく、ローカルなギャンブル場は、案外、よそ者には不便だったりするからだ。

インターネットで下調べはしていたが、バスターミナルの切符売場で再確認したい。
ネットの情報が古いこともあるからだ。
実際、無料バスの情報は、サテライトの施設会社である松戸公産のホームページは、古いままで間違っていた。

しかし、売場のおばちゃんはさっきからずっと電話をしたままだ。
中々、話が終わらない。
1番乗り場にバスが着いた。慌てて、声を掛ける。
「吉岡志田町まで1枚。これでいいのか」

「ダメ。次ので」
「志田町までどのくらいかかる」
「1時間以上」
13時30分過ぎに入ってきた「吉岡」行きに乗り込む。
路線バスは、クネクネ進んだ。
1時間半近くかかって、吉岡志田町の停留所に着く。料金は960円。

停留所からほんの少し先の角に「吉岡タクシー」という会社があった。
ここからタクシーに乗ると、「サテライト大和」までは、わずか5、6分。
ほとんど真っ直ぐの道のりで、初乗り610円で着いた。
ちょうど、東北自動車道の大和インターのそばだった。

正面から見る建物は、「サテライト大和」と大書されてはいるものの、極めて地味な建物だった。
パチンコ屋のような、ギラギラする装飾は全くない。

館内に入り、まずは、専門紙を購入。赤競と青競があった。
各1部500円。
地方へ行くと必ずそうするが、売り子のおばちゃんに、どっちが売れているのか訊く。
専門紙は2紙。赤競と青競である。
「競輪新聞」と朱書きの赤競は、発行所はいわき市となっているが、日暮里の赤競とほとんど同じ。
青競の方は、本日発売のレースは高松記念なのに、「いわき競輪」と白抜きされていた。いわき平競輪の専門紙で、発行は当然いわき市、「IWAKI青」というのが本名のようだ。

新聞を買うと、展開予想(並びと先行選手の戦法)や独自の予想目を書いた紙をくれた。
これは、初心者にはいい、と思う。
競馬もそうだが、競輪も専門紙は、いきなり初心者には難しい。

観覧席は2階から。で、エスカレーターで上がる。
白、黒、灰色は配色した館内は、「セレモニーホール」との噂も聞いていたが、いやいや、地味な内装の中にも、間接照明で緑、赤が目に入るように設計されていた。
こうした色気は好きである。空間デザイナー山本コテツ氏の設計らしい。

発売窓口、払戻窓口、観覧席、大画面、レストラン、売店、トイレといった館内に必要な設備も、シンプルながら良く考えられた配置で、とてもいい。
有料のマッサージルームもあった。
時間があれば試したかったが、既に残り2レース。
さっそく予想して、車券の購入。3連単勝負。

バスの中にも日差しが差し込んで昼に飲んだビールがほとんど吹き出すくらい汗をかいていたので、喉を潤すが、体はまだ火照っている。
売店のソフトクリームが旨かった。

10レース特選競走。
地元四国・徳島勢の三ツ石―小倉が本命。
これでは面白くないので、先行すると思われる近畿ラインを狙ったが、地元2車が順当にワンツー。3着が狂って3連単で高配当になったが、完敗。

気を取り直して、最終レース。
2・2・2・1の細分戦。本命は、伏見―平沼の福島勢。
これは、地元びいきか。
それならと、地元四国ラインの渡部―児玉から。一時の勢いは無くても、メインバンク児玉広志…無印は失礼でしょう。

渡部が前受けし、徹底先行の藤田のラインが先行。好位をどのラインが取るか鍵になるレース。結局、伏見があっさり引いて、地元勢が4番手にスッポリ。勝って下さい、の展開。
渡部―児玉でスンナリ。3着に点の山口幸二。
やはり地元人気で配当は安かったが3連単的中。土産代が出来た。

この日の客は、99%親爺客。
上階の指定席は分からないが、一般席はそれでもかなりの入りではなかったか。
タクシーの運転手が言うには、最近はパチンコより人気があるらしい。
パチンコはすぐに1万、2万と使ってしまう。
公営ギャンブルなら1万円あれば、1日たっぷり遊べる。

しかし、親爺ばかり、というのは問題だ。
一般席の椅子にもテーブルがあり、大画面のステージも見やすい。
見上げたら、アッパーデッキの指定席は、階段席になっており、やはり大画面は見易そうだ。
競輪の場外売場だけに使っておくのはもったいない。
このホールで演芸などをして、普段は来ない人たちにも施設の良さを見せたらどうか、どうかと思う。

気を良くして、最終レース終了後に無料バスに乗る。
仙台方面と松島方面。
これも事前に確認済み。

松島方面の高城中央公園バス停行きを選択、宿に向かった。

飯を食い、バーで飲み、露天風呂に入る。
既に午前0時。
潮の香りのする夜風が心地いい。ニャアニャアと海猫が鳴いていた。

明け方、トイレに起きると、もう海猫が鳴いている。

先週のレース(CBC賞など)

2006年06月14日 | 結果
10日(土)に東京競馬場で行われた「第8回東京ハイジャンプ(J・GⅠ)」(3歳以上、芝3300㍍、14頭立て)は、3番手の外を進んだ1番人気のスプリングゲントが、直線抜け出して快勝。障害入り後5連勝で、前走の京都ジャンプS(J・GⅢ)に次いで重賞2連勝となった。優勝騎手は白浜雄造。2着は、後方から2週目向正面で進出、直線内を突いて伸びたテレジェニック。3着はマイネルオーパーで人気通りの決着だった。着差は2馬身1/2―2馬身。
スプリングゲントは父オペラハウス、母スプリングマドンナ(母の父ニッポーテイオー)、牡6歳、鹿毛。栗東・野村彰彦厩舎。馬主は加藤春夫氏。生産者は堀弘康氏。

同日東京のメイン「ブリリアントステークス」(3歳以上、ダート2100㍍、ハンデ)は、カイトヒルウインドが大逃げを打ち、4、5番手の外を進んだ同馬主のサイレントディールが、直線の追い比べを制して優勝した。10頭立て4番人気。優勝騎手は、大井の内田博幸。勝ちタイム2分09秒7。2着は2馬身差で、3、4番手に付けていたアルファフォーレス。離れた2番手を進んだトップハンデ58㌔で1番人気のハードクリスタルが、3/4馬身差3着。
サイレントディールは父サンデーサイレンス、母フェアリードール(母の父ヌレエフ)、牡6歳、栗毛。栗東・池江泰郎厩舎。馬主は金子真人ホールディングス。生産牧場はノーザンファーム。

11日(日)に東京競馬場で行われた「第23回エプソムカップ(GⅢ)」(3歳以上、芝1800㍍)は、4、5番手の外を進んだトップガンジョーが、直線、1番人気マチカネキララを叩き合いでねじ伏せ、優勝した。18頭立て7番人気。優勝騎手は後藤浩輝。勝ちタイムは1分49秒2(雨・重)。2着は後方からレース最速の上がりで追い込んだグラスボンバー。着差は1/2馬身。マチカネキララは勝馬とほぼ同じ位置のインコースに付け、4コーナーを最内で回り外に出して馬体を併せたが、最後にタレてしまい、さらに1/2馬身差の3着。
トップガンジョーは父マヤノトップガン、母ゴールデンノヴァ(母の父ゴールデンフェザント)、牡4歳、栗毛。美浦・和田正道厩舎。馬主は河内孝夫氏。生産牧場はハシモトファーム。

同日、中京競馬場で行われた「CBC賞」(3歳以上、芝1200㍍、ハンデ)は、4、5番手の外を回って直線伸びた牝馬57㌔のシーイズトウショウが、2着に1馬身差を付けて快勝した。17頭立て4番人気。優勝騎手は池添謙一。勝ちタイムは1分9秒0(稍重)。同馬はこの距離のレコードホルダー(中京芝1200、1分06秒7)。勝馬と同じ位置のインコースで、4コーナーも内を突いて直線で早めに先頭に立ったワイルドシャウトが2着。トップハンデ58㌔3頭のうちの1頭で、5番人気のリミットレスビッドは勝馬の後ろから追い込んだが、2着とクビ差の3着。1番人気のアグネスラズベリは中団のまま勝馬と0.5秒差の8着。トップハンデ58㌔の残りの2頭は、ゴールデンキャストが12番人気で11着、プレシャスカフェは9番人気で15着と敗れた。
シーイズトウショウは父サクラバクシンオー、母ジェーントウショウ(母の父トウショウフリート)、牝6歳、鹿毛。栗東・鶴留明雄厩舎。馬主トウショウ産業㈱。生産牧場はトウショウ牧場。同馬は平成15年に次いでCBC賞2勝目。

「おらがダービー」結果

2006年06月13日 | 結果
6月4日から11日にかけて地方競馬で行われた「ダービーWEEK」。
8日間で6競走が行われた。

4日(日)、佐賀競馬場で行われた「第48回九州ダービー栄城賞」は、佐賀所属の馬12頭によって争われた。荒尾所属馬は前哨戦の「九州皐月賞第31回荒尾ダービー」で、佐賀の2頭に完敗している結果から出走して来なかったものと思われる。
優勝したのは、3番人気のユウワン。マイペースに落として、好機にスパート。2着に2馬身1/2差を付けて逃げ切った。“九州皐月賞”2着の雪辱。最後は余裕があったように見えた。ダート2000㍍の勝ちタイムは2分10秒2。優勝騎手は鮫島克也(56㌔)。ワンパクメロが追い込んで2着。九州皐月賞優勝のスターオブジャパンは、1馬身1/2差の3着。1番人気は6戦全勝で臨んだシーキングザサンだったが、さらに1馬身1/2遅れの4着に終わった。このレース、スタートしてすぐに1頭落馬。同馬には荒尾の騎手が騎乗していたが、馬主が元荒尾市長だった。馬の名はハクコウガバナー(薄幸市長?)。
ユウワンは9戦5勝。父ロイヤルタッチ、牡3歳、青毛。佐賀・手島勝利厩舎。馬主は原寛徳氏。生産者は静内の大城久男氏。ロイヤルタッチの父はサンデーサイレンス。

6日(火)、札幌競馬場で行われた「札幌ダービー第30回北斗盃」は、北海道所属の11頭で争われ、3番人気のフジノダイヒットが優勝した。ガッチリ3番手に押さえ、残り400㍍当たりで先頭に立って押し切った。ダート1700㍍の勝ちタイムは1分49秒3。優勝騎手は元宇都宮の山口竜一(55㌔)。2着は1馬身差でモエレスリーストン。3着は2馬身差でオフィシャル。1番人気は勝馬と同厩舎のギルガメッシュだったが、7着に沈んだ。
フジノダイヒットは12戦4勝。父バトルイニシャチブ、牡3歳、黒鹿毛。北海道・角川秀樹厩舎。馬主は坪坂漸氏。生産者は新冠の佐藤善紀氏。バトルイニシャチブの父はホリスキー。

7日(水)、大井競馬場のナイター競馬で行われた「第52回東京ダービー」は、浦和所属馬の出走は無く、船橋5頭、大井6頭、川崎5頭の16頭が出走。好位を進んだ12番人気のビービートルネードが、ゴール前馬群を切り裂くように鋭く伸びて優勝した。ダート2000㍍の勝ちタイムは2分07秒5。優勝騎手は町田直希(56㌔)。2着はクビ差でトキノシャンハイが入り、羽田盃馬のサンキューウインはさらに1馬身差の3着だった。1番人気のシャイニールックは4着。
ビービートルネードは14戦4勝。北海道5戦0勝で南関東移籍、これで目下3連勝。父タヤスツヨシ、牡3歳、芦毛。川崎・武井榮一厩舎。馬主は㈲板東牧場。生産牧場は平取の加納牧場。タヤスツヨシの父はサンデーサイレンス。

8日(木)は、当初は姫路競馬場で発表されたが、園田に変更となった「第7回兵庫ダービー」。兵庫県所属の11頭が出走して行われ、2周目向正面でまくった2番人気のチャンストウライが、1番人気のジョイーレと叩き合い、一騎討ちを制した。着差は3/4馬身。ダート1870㍍の勝ちタイムは2分02秒8。優勝騎手は下原理(54㌔)。3着は7馬身ちぎられてウインドファンタジ。
チャンストウライは6戦4勝(うち中央2戦0勝)。父ブラックタキシード、牡3歳、鹿毛。西脇・寺嶋正勝厩舎。馬主は地方競馬で登録の「組合馬主」であるジェントルマンホースクラブ。生産は平取の協栄組合。ブラックタキシードの父はサンデーサイレンス。

9日(金)は、名古屋競馬場で「第36回東海ダービー」が行われた。笠松2頭、地元愛知が8頭、兵庫1頭の11頭立てで行われ、地元馬のホウライミサイルが好位3番手から3コーナーで先頭に立つと、直線は突き放し2着に5馬身差を付けて快勝。1番人気に応えた。ダート1900㍍の勝ちタイムは2分02秒1(不良)。優勝騎手は吉田稔(56㌔)。2着は兵庫から遠征のスマイリングフィル。1馬身1/2差で3着はホウライカップ。
ホウライミサイルは7戦4勝(うち中央2戦0勝)。父デヒア、牡3歳、鹿毛。愛知・藤ケ崎一男厩舎。馬主は橋元幸平氏。生産者は浦河の松田芳宏氏。

11日(日)に盛岡競馬場で行われた「第26回岩手ダービーダイヤモンドカップ」は、岩手所属の12頭で争われ、ガッチリ2番手マークの1番人気・オウシュウクラウンが3角先頭で快勝した。ダート1600㍍の勝ちタイムは1分40秒5(稍重)。優勝騎手は小林俊彦(56㌔)。2着は1馬身3/4差で牝馬のサイレントエクセル、3着はクビ差でテンショウボス。
オウシュウクラウンは13戦6勝、南関東から岩手に出戻って3連勝。父ジェイドロバリー、牡3歳、青毛。盛岡・櫻田浩三厩舎。馬主は西村專次氏。アラブ首長国連邦ドバイのダーレーの生産。