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モーツァルトCDの風景13:モーツァルトの家族

2012年03月07日 | モーツァルト
 モーツァルトは1756年1月27日、ザルツブルクに生まれる。
父レオポルトは36歳、母アンナ・マリアは35歳、姉マリーア・アンナは4歳だった。
母は1778年7月息子のパリ遠征に同行中に、熱病を発して異国に客死した57歳。(モーツァルト22歳)
1782年8月コンスタンツェ・ヴェーバーと結婚。(モーツァルト26歳、コンスタンツェ20歳)
父は1787年5月亡くなったときはザルツブルク宮廷副楽長の職だった65歳。(モーツァルト30歳)
モーツァルトは1791年12月ウィーンで亡くなった。(35歳)
姉は判事のもとに嫁ぎ1829年10月に78歳の長寿で亡くなった。
コンスタンツェはモーツァルト死後ニッセンと再婚し1842年3月に80歳の長寿で亡くなった。


モーツァルト家族の肖像画

<モーツァルト:2台のピアノのためのソナタK.448・フーガK.426他 ビルソン、レビン(P) (NONESUCH 27P2-2808 輸入盤)>
モーツァルトは幼少時から四歳上の姉マリーア・アンナとよくピアノ連弾を楽しんでいたことがあり、ピアノ連弾の曲を多く作曲している。
「2台のピアノのためのソナタ ニ長調」は二台のピアノの演奏会には欠かせない名作。ピアノ同士の会話の面白さを満喫できる素敵な曲。
「フーガ ハ短調」はバッハを勉強していたころの作品。重厚で大胆なフーガだ。


上と同じ肖像画による別のCDジャケット

<モーツァルト:ピアノ協奏曲No.20・21・26から楽章抜粋 演奏者記載なし (H&A 8004-5)>


父レオポルト・モーツァルト

<モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3・4・5 K.216・8・9 スタンデイジ(V)、ホグウッド指揮/エンシェント室内管弦楽団 (L'OISEAU-LYRE POCL-5242)>
これらの曲はモーツァルトが父の故郷であるアウグスブルクで演奏したとされるもの。
「ヴァイオリン協奏曲 第3番」は十九歳のモーツァルトの奇蹟のような傑作。
「ヴァイオリン協奏曲 第4番」は第三番より独奏が際立つ。歯切れのよい主題で始まるフィナーレが特に聴きどころだ。
「ヴァイオリン協奏曲 第5番」は五曲のシリーズを締めくくるにふさわしい傑作。トルコ風のロンドなど、聴き手をあきさせない多彩な内容。


母アンナ・マリア・モーツァルト

<モーツァルト:弦楽五重奏曲第1番K.174・第3番K.515他 エーデル四重奏団 (NAXOS 8.553103)>
「弦楽五重奏曲 No.1」はモーツァルトが母とパリ旅行した際に、携えていった愛着のある曲だった。
十七歳の終わりに作られた傑作。四楽章とも充実している。第三、四楽章は後に書き改められたもの。
「弦楽五重奏曲 No.3」はモーツァルトの室内楽の中で、規模の大きさ、楽想の豊かさ、完成度の高さ、どれをとっても第一級の名作。翌年の<ジュピター>にも比すべき大作。


モーツァルトの弟子フンメル
フンメルはウィーンのモーツァルトの家に住込みで2年間に渡ってピアノを師事した。
モーツァルトのオーケストラ作品をピアノソロや室内楽に編曲していることで有名。

<モーツァルト:交響曲第38番<プラハ>K.504・交響曲第41番<ジュピター>K.551の室内楽編曲版 ヒル(fp)、アンサンブル・ロットチェント (MDG 605 0858-2 輸入版)>
バイオリン+チェロ+フルート+ピアノという形態によるモーツァルトの弟子フンメルの珍しい編曲集。

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