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SUZUKI RE-5

2015年05月02日 | お仕事
知る人ぞ知る、国産車唯一のロータリーE/g搭載車で市販された車輌です。
そんなかなりレアな車輌を購入したいのだが、何か有ったら面倒を見て貰えますか?とご相談に来られました。
確かにうちは昔からロータリーを扱っていて、バイクのメンテなども行っていますが、さすがにRE-5は見た事もさわった事も無く、部品も出るかどうかもわからないので駄目元でもよければとお返事させて頂きました。
しばらくして車輌を購入したのだが、ウォーターポンプからの水漏れが有るのと調子の良し悪しを診て欲しいと入庫されました。


まずは現状を診るのとクーラント漏れの確認をする為エンジンを始動させますが、セル一発で始動するもアイドリングしない等あまり調子が良さそうではないのと、クーラント漏れはメカニカルシールだろうと当たりをつけてまずはコンプレッションチェックをします。

問題無いのを確認してばらし始めます。


問題のメカニカルシール&シャフト。
シールに傷が有ります。


一度開けた跡が有るので、その時にでも傷付けたのでしょうか?
早速品番を調べて注文するもやはり終了との事で、同じシールを使っている車種が無いか調べます。(シール類は大抵規格が有るので他車種でも同じ物を使ってる事が有ります)
色々と調べた結果同じサイズの物を見つけました。

とりあえず水漏れは解決しそうなので、あまり調子良さそうに思えなかった原因を調べる為、まずはキャブを開けて見ます。

色々診てみると、案の定数カ所に詰まりが有りました。

このキャブは加速ポンプが付いてますが、ポンプジェットも詰まってました。
各部を洗浄して組み付けます。


その後、ばらした物を組み付けてエンジンを始動してみます。

一通りチェックをして、キャブ調整をして様子を見ます。
問題なさそうな感じだなと思っていると何処からかクーラントが垂れて来ます。
色々診て見るとラジエーターのフィラーネックからリザーブタンクに行くホースが裂けてます。
恐らくホースが古い為に圧がかかって耐え切れなかったのでしょう。
納車前で良かったです。
その後ホースを替えて再度チェックして問題無いのを確認してテストランをする為にタンクを載せてガソリンを入れてエンジンをかけるとしばらくしてコックからのガソリン漏れが始まりました。
調べて見るとどうやらダイアフラムが駄目な様なので、確認ととりあえずテストランを優先して負圧バルブを殺して、いざテストランがてら、とても見たがっていたPBCさんに見せびらかしに行って来ました。(笑)


なんだかんだで5~60km程乗って様子を見ましたが、特に問題はなさそうなので、フューエルコックをどうするか検討しますが、もちろん純正品は終了してるので同じタイプのダイアフラムを使っているコックを探して部品取りにしましたが、かなり探すのは大変でした。

これでコックのパッキン類は新品になりましたので、しばらく心配無いでしょう。
一通り組み上げてもう一度テストランをして各部チェックをしてオーナー様の元へ帰って行きましたが、



代わりにとこんなバイクを置いて行かれました。

何をするのかはまた後ほどに。

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