diary of planet

仕事で感じたこと、つづってます

合わせる

2012-02-16 | Weblog
すごくすごく

悲しくなる。


「スタッフへの対応が、患者さんへの対応にも繋がるんだよ」

と教えられた若かりし頃。


時を経て、それを実感することが多い。


スタッフ間のコミュニケーションがとれない人は
患者さんとの折り合いも悪い。


コミュニケーションが苦手なら頭を使うしかないと思う。

仕事だから。


スタッフ間のコミュニケーションもチームでするなかの仕事の一部なわけで。


仕事が出来る人がエライわけでもない。


真中をみつけて、そこに合わせていけるのがチームだと思うんだけどな。

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思い

2011-09-30 | Weblog
化学療法で入院中の患者さん。


私よりも全然年上の方だから失礼かもしれないけど
とてもかわいらしい患者さん。


治療中、気持ち悪いのが酷くてぐったりしている。
いつもがにこやかなだけに辛さがすごく伝わる。


ある日、申し送りで

「○○さん、こんな気持ち悪いならもう治療やりたくない
 って言っていました                」


と。


治療、拒否したいよね。



でも、治療拒否するってことは、

気持ち悪さから解放されるだけじゃないんだ。


ガン細胞の進行を許してしまうということだから。


気持ちはやめたい。


でもやめることは、


最悪、


死期を自分で早めてしまうことになる。



そんな決断、誰も下さないよね。


だって、治療中以外は元気なんだもん。

ひとたびこの治療をやめてしまえば


どんどん進行してしまうのか。



当り前のように入院しているけど、
死と向かい合う本人の気持ちは
誰にも分からない。


だから。


いつもにこやかなのが、

すごくすごく、

心に突き刺さる。
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3.11

2011-03-22 | Weblog
3月11日。

午後、自分で体を動かすことのできない患者さんのところで体位変換をしていた。


「揺れてる?」


患者さんがそう言うと、大きな揺れがきた。


上の階にいる私は、「上だから揺れが激しいんだろうな」
と思っていたんだけど、揺れはなかなかおさまらず、
激しくなっていった。


「こわい!」

意識のしっかりした、
そしていつも冷静な患者さんが発したその言葉に驚いた。

いや、当り前だ。


逃げることが出来ない体だから。


患者さんが何かを握ろうと手を開いたので思わず手を握った。

近くにいた先輩は病棟と巡回し
私は、その患者さんのそばにいることにした。


正直自分も怖かった。


ああ、ここで私は死ぬのかもしれない。


そうとまで思った。


途中、地震が一度おさまり

そして再び、揺れ始める。


患者さんはもう、「こわい。いやだいやだ。」と。

他の部屋も気になったが、この患者さんを一人にするわけにはいかず
私はその場を離れず、どうやって逃げるかを考え始めた。

そうこう考えているとテレビでは津波情報。
津波の情報はあるけど、震源地がどこでどこまで地震が起きているのか
全く分からない。

「こわい…いやだ。いやだ・・・。」


その患者さんは普段はほんとうにしっかりしていて芯の強い人。
だから本当に怖かった思いが伝わる。

ここで急に私がいなくなったら、パニックになってしまう気がした。
私に何が出来るってわけでもないけど。

だから


「私がこの場所を離れる時は、移動用の酸素を持ってくる時です」

と宣言してみた。

「そ、そうですね」

と驚いていたけど。


そうして地震はおさまった。


何が倒れたわけではないけど、水はストップ。
違う病棟では水浸しになっていたみたい。



それから数日後、その患者さんは亡くなりました。


地震の恐怖から解放されたのかな…。


もっとたくさんお話したかったな。
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ミスった。

2011-03-19 | Weblog
ミスをしてしまった

なんかもーやだー!!

とか思いながら報告書を作成。

それをどこに出していいか分からず、

近くにいたスタッフに尋ねる。

ちょっと怖いと思っていた人。

その人が

「何やらかしたの?」

っていうから、

自分のやらかしたことを伝え、

「やらかしちゃいましたあ…」


って言うと


「でもさ、先生だってなにかしらやらかしてるかもよー(笑)」

って。


「みんな何かしらやらかして勉強していくんだよ」


って言われたと私は受け止めた(笑)


でもそうだと思う。


怖いと思っていた人に言われたさりげない言葉。


ホッとしました。


気をつけよう!!


ミスして落ち込んでる時に怒られると余計に嫌な気持ちになるけど
ちょっと励まされると、次は気をつけようと思える。

何事もなかったから良かったんだけどね。
ほんと気をつけましょう…。
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震災

2011-03-13 | Weblog
みなさんご無事でしょうか。

そして。

無事な方は節電を心がけましょう!!

私はさっそく温めいらずのサンドウィッチを作りました。
ご飯も多めに炊きました。
だのにいつもの癖で冷凍してました。。。

ダメじゃーん

311は仕事でしたが、またその時のことは改めて記します。

今はみんなが無事でいること。
そして避難している人が早く良い環境になること。

民主党を叩く前に自分たちが出来ることやろう。

ひとつは節電。


そして今日は募金してきた。


明日またしてこよーっと。


呼吸器とか透析の人ってどうなってるんだろう…

ツイッターも段々おもしろがってる人が増えてきたような気がする。
面白がる人は、災害に乗じて悪いことする人と大差ないと感じます。

よし!寝るぞ!
精神力と体力との勝負だ!!
突っ走る。

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焦り

2011-03-10 | Weblog
慣れない職場で慣れない仕事。

もちろん人間関係にも慣れていない。

敵がいるわけじゃないんだけど、

場所も分からない

何がどこにあるのかもまだ把握しきれていない。

そんな状況の中、人より何をするにも時間がかかってしまう。


だけど絶対に事故だけはおこしたくない。


そんな思いの中、落ち着け落ち着けーって胸の中で唱えながら点滴。

なかなか点滴が落ちなくて、うむ〜と焦らないようにしていると

「○○さん(私)、焦らなくていいんだよ。」


と。


心の中の声が聴こえてしまったのかと思った。


本来なら患者さんの癒しであるはずの私が
患者さんにすごく癒された。


痛みが続いている中、何で私を思いやれるのか。


ありがとうございます。
今の言葉、すごくうれしかったです。

と言ったら、初老の彼は頷きながら


「こんなに狭い日本、焦ってどこへ行く?という標語もあるくらいだよ」


と。


焦ってもいいことはないよ。


と。


ホントだよね。


ありがとうございます。


あんなに小児小児とか言っていたけど、
成人病棟も働いてみると楽しもんだ←移り気


よく考えると誰も私を焦らせてないんだ。
だけど自分が勝手に焦っちゃってて。
なんで焦っちゃうんだろうって思ったら、
目標が高すぎることと、出来ない自分を知るのが怖いから。

でも出来ないことがあって当たり前だし、
新人の頃良く言われたけど、

「部屋を出る時は、二度とその部屋に戻らなくても大丈夫なようにして出てくること」

まさにこれだよね。

焦って焦っておかしなことしてたら事故のもと。


焦らないで進んでいこうね。

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浮足

2011-02-22 | Weblog
ときどき、患者さんの便よりも
自分の排便コントロールのほうが危ういと思う時がある。

そのGEは私のほうが必要なのでは…

と思ったり…





今日は嬉しいことがあった。

浮腫の強い患者さんの足をマッサージしていた。
普段自分がマッサージするみたくやっていただけなのに、

「それ気持ちいい」

とか言ってウトウトしていた。


普段、清拭や更衣を介助するにもいつも大変な思いを
させてしまっていたので、
その申し訳なさをマッサージに込めた。

込めたらなのか、伝わったのか、


「コビさんのマッサージ気持ちいいです」

と言ってもらえた。



久しぶりに職場で足が浮いた。


マッサージ屋さんで

「どうすると気持ちいいんですかねぇ」とか色々聴いていたのが
まさかここで役に立つとはね!!

日常から吸収って意外と大切なことだったりするのかな!
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病院とは人生なのかもしれない。

2011-02-19 | Weblog
病院と言う場所は汚いところだと思う。
だって色んな感染症が入院してるんだもん!

だから、ちょっとした病気で

「心配だから入院したい」

と言われると、

「たぶん、自宅に帰ったほうが衛生面は良いと思います」

と喉まで出かかっている。

多くの人は、そういった意味で入院希望しているわけではないから
分からないではないんだけどね。

まあ、それは良しとして。

病院って亡くなってしまう人もいれば
治療効果あって元気に退院していく人もいる。

嬉しいことと悲しいことがいっぺんに起こる
わけの分からない場所。


働いているこちらとしては、そこが生活の場で
亡くなった人がいても、その次の瞬間は笑顔だったり、
逆に、さっきまで楽しく過ごしていたのに、
違う部屋に入れば自分の尿意さえ忘れてしまうくらい
他人の生死の狭間にいる。
自分の鼓動なのか、患者さんの鼓動なのか分からなくなるくらいに。

今日は瑛太くんの父親が自殺というニュースを見た。
子どもが産まれ、全てが上手くいっているように見えて
実はそうではなかった。

ひとつのハッピーが全てを丸く見せるけど
本当はそうじゃないんだよね。
ハッピーに見えるのは周りだけで、本当にハッピーかどうか
なんて聴いても分からないんだろうな。。。

病院の話しと瑛太くんの話はまるで違うけど、
なんつーか、
幸も不幸も蓋を開けて見なければ分からないよね、っていう話し。


暗いと不平を言うよりも、
すすんで明りをつけましょう

じゃないけど、

病院の話は、いつ何事が起きるか、そして起きているか
分からないよって話し。

瑛太くんの話は、一つの抜き出た目出度い話しで
全てがうまく言っているように見えるのは錯覚なんだという話し。

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こだわる。

2010-12-03 | Weblog
こども。

こどもとはワガママなんだろうか?

いや、「知らない」だけなんだと思う。

ある先生に、

「子どもは私に不条理を教えてくれる。
 出来ないことがあるってことを教えてくれる」

と言われた。

子どものいない私にも病院にいる子どもたちは教えてくれた。

諦めと言う言葉だとマイナスに感じてしまうが、
人間、諦めたらダメという考えが強すぎて、他人に対しても
許せないことが増えていくように感じる。私だけかもしれないけど。

育児をしていれば、思い通りにいかないことに必ずぶち当たると思う。
それを知って、出来ないことがあるということが自分の中で
許容できることが増えるような気がする。

それを子どもたちが教えてくれたんだから、今度は私が何かしたい。
病院にいる子どもたちは私よりずっと多くの我慢をしっているから。

その多くの我慢を少しでもちょっとでもいいから
我慢しなくていいこともあるってことが
伝えられたらいいなって思う。

だから私は小児病棟にこだわる。


追記。

出来ないことがあるってことが分かると
自分にも自分以外の人にも大らかになれるような気がする。

今はまだ色々なことを求めてしまうけど…
それが分かっただけでも一歩進んだような気がするんだ。

ザ・ポジティブ!!
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いいなあ。

2010-11-15 | Weblog
家族の付き添いで病院へ行った。
そこは個人病院で内科系で小児から成人まで患者さんがいる。

今日は隣におじいちゃんとおばあちゃんが座っていた。

二人とも歩くのがやっとこという感じで
大丈夫かな〜と思うくらい。

どうやって来たのか不思議に思っていたら
帰宅時間が一緒になり、
おばあちゃんが運転でおじいちゃんと一緒に来ていたみたい。

健康かどうかはよく分からないけど、
二人で支え合っているのが、ちょっとした動きで分かる。

おじいちゃんが注射される時はおばあちゃんが傍にいて。
おじいちゃんもまた同じで。

体は辛いかもしれないけど、

けど、

ちょっと羨ましかった。

いいなあ。あんな夫婦。
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