
暑いですねえ。もう真夏の陽気であります。
蒸し暑い上に、日差しも強く、気温がドンドン上昇していきます。
梅雨明けも近いのかもしれませんね。
さて、今日は往年の名盤を聴きます。
今も、音が素晴らしく良いのです。驚くほどに・・・・。
■ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
■演奏:ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽だ
■録音:1958年録音 ジョン・マックルーアのリマスターによるソニー盤
ワルターのベートーヴェンは、音のエッジが丸くやわらかく、総じて暖かい。
特に、この「英雄」は実に暖かく、穏やかな表情をもつ演奏になっている。昔からよく聴いているので懐かしいとともに、近頃はこういうベートーヴェンはとんと聴けなくなってしまった。
このごろの「英雄」は、眉間に皺を寄せて、こめかみを浮き立たせて突進してゆく英雄ばかりで、激しいリーダーシップは感じさせるのだが、聴き終わった後にあまり感動が残らないものが多いような気がする。(これ、聴き手が老化しているせいかもしれませんが・・・(^^ゞ)
ワルターのは、猪突猛進型の英雄とは一線を画し、とても穏やかで、包容力があって、随分丸くなった感じの英雄。言葉は悪いのだけれど、「好々爺のような英雄」と云ってもいいような気がする。
テンポは速過ぎず遅すぎず、着実な行進を思わせるのだが、メロディ・ラインが優先されるので、リズム感はちと弱い感じ。しかし、ワルターの歌が随所に聴かれて、そうだ、これは「歌う英雄」なのだと改めて思った。
激しく燃えるような演奏が好みの人には、この演奏は合わないだろうなぁ。
いわゆる爆演系の、対極にあるような安定感であり、優しさと思う。
だから、第2楽章の「葬送行進曲」などは、涙なしには聴けない感じ。シ者への優しいまなざしが見えるような、歌う葬送になっている。
フィナーレなども、あまり強すぎずきつすぎず、程よい温かさのお茶を呑んでいる感じの演奏。これは悪く云えば「微温的」なのだろうが、こういう演奏が好みのものにとっては、もうたまらない魅力なのであります。
録音は、素晴らしい・・・・といより、当時の録音を手がけたジョン・マックルーアのリミックスが素晴らしく、今も十分に新鮮な音で聴けるのです。
1982年頃だったか、CDの発売が始まった頃、ワルターのリミックスLPが1500円盤で次々に再発され、それをもとにCD化されていったのだったと記憶しています。
ワルターのLPはあまり廉価盤がなかったので、当時のビンボー学生たるワタクシは驚喜しました。沢山LPを買い込みました。
そして、発売間もない頃のCDも何枚か買いました。
ワルターのCDは日本のソニーから発売だったので、3500円という、当初としては非常に安い価格で売られました。
なにせ、CD発売当初は3800〜4200円が相場でしたからねえ・・・・。
3500円というのは良心的でした。ソニーさん、偉かったねえ。
もっとも、今ならこの価格でワルターのベートーヴェン交響曲全集が買えてしまいますねえ。
蒸し暑い上に、日差しも強く、気温がドンドン上昇していきます。
梅雨明けも近いのかもしれませんね。
さて、今日は往年の名盤を聴きます。
今も、音が素晴らしく良いのです。驚くほどに・・・・。
■ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
■演奏:ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽だ
■録音:1958年録音 ジョン・マックルーアのリマスターによるソニー盤
ワルターのベートーヴェンは、音のエッジが丸くやわらかく、総じて暖かい。
特に、この「英雄」は実に暖かく、穏やかな表情をもつ演奏になっている。昔からよく聴いているので懐かしいとともに、近頃はこういうベートーヴェンはとんと聴けなくなってしまった。
このごろの「英雄」は、眉間に皺を寄せて、こめかみを浮き立たせて突進してゆく英雄ばかりで、激しいリーダーシップは感じさせるのだが、聴き終わった後にあまり感動が残らないものが多いような気がする。(これ、聴き手が老化しているせいかもしれませんが・・・(^^ゞ)
ワルターのは、猪突猛進型の英雄とは一線を画し、とても穏やかで、包容力があって、随分丸くなった感じの英雄。言葉は悪いのだけれど、「好々爺のような英雄」と云ってもいいような気がする。
テンポは速過ぎず遅すぎず、着実な行進を思わせるのだが、メロディ・ラインが優先されるので、リズム感はちと弱い感じ。しかし、ワルターの歌が随所に聴かれて、そうだ、これは「歌う英雄」なのだと改めて思った。
激しく燃えるような演奏が好みの人には、この演奏は合わないだろうなぁ。
いわゆる爆演系の、対極にあるような安定感であり、優しさと思う。
だから、第2楽章の「葬送行進曲」などは、涙なしには聴けない感じ。シ者への優しいまなざしが見えるような、歌う葬送になっている。
フィナーレなども、あまり強すぎずきつすぎず、程よい温かさのお茶を呑んでいる感じの演奏。これは悪く云えば「微温的」なのだろうが、こういう演奏が好みのものにとっては、もうたまらない魅力なのであります。
録音は、素晴らしい・・・・といより、当時の録音を手がけたジョン・マックルーアのリミックスが素晴らしく、今も十分に新鮮な音で聴けるのです。
1982年頃だったか、CDの発売が始まった頃、ワルターのリミックスLPが1500円盤で次々に再発され、それをもとにCD化されていったのだったと記憶しています。
ワルターのLPはあまり廉価盤がなかったので、当時のビンボー学生たるワタクシは驚喜しました。沢山LPを買い込みました。
そして、発売間もない頃のCDも何枚か買いました。
ワルターのCDは日本のソニーから発売だったので、3500円という、当初としては非常に安い価格で売られました。
なにせ、CD発売当初は3800〜4200円が相場でしたからねえ・・・・。
3500円というのは良心的でした。ソニーさん、偉かったねえ。
もっとも、今ならこの価格でワルターのベートーヴェン交響曲全集が買えてしまいますねえ。










これは演奏は勿論のこと音質もホントにいいですね
「英雄」で一つを選べと言われたらこれにすると思います。
ワルターのベートーヴェンというと最近「運命」を聴いてとても気に入ったので拙ブログでも記事にいたしました。
mozart1889さんのような達者な文章ではありませんが、言いたいことは同じかと思いました。
ワルターの初期盤CD、音がエエですね。マックルーアのミックスがエエのでしょうね。ボクも、運命と田園、合唱を持ってます。モーツァルトの40・41番もたまりません。ホンマに暖かい演奏で、聴き手の心まで温まる感じです。
当時3,500円もしました。高かったですねえ・・・・懐かしくなるくらい、もう昔のことになりました。
Doblog休止の後、単身生活もあってのんびりしていたのですが、この4月からポツポツ書いております。よろしくお願いします。