クラシック音楽のひとりごと

今まで聴いてきたレコードやCDについて綴っていきます。Doblog休止以来、3年ぶりに更新してみます。

ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調 作品22   マリナー/アカデミー室内管の演奏で

2011年06月04日 05時53分58秒 | 管弦楽曲
初夏の、少し汗ばむ陽気になりました。もう半袖でも寒さを感じない、十分に心地よい季節になりました。
ジョギングしていると、街路樹の緑が日に日に濃くなっていくようです。
緑の季節になりました。

さて、今日はそんな季節にふさわしい爽やかな音楽を。

■ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調 作品22
■演奏:ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管
■録音:1970年  DECCA盤

清楚で涼やかなサウンドが部屋いっぱいに広がる。
マリナー/ASMFの最も覇気があった頃の爽快な名演。

少人数の室内楽団だが十分にスケール感があり、もちろん少人数ならではの繊細さにも溢れている。アンサンブルがしっかりしていて、とても美しいのも嬉しい。
自然な呼吸というべきか、聴いていると胸の中がスーッとしてくるような快感がある。クールミント系の味わいとでも云おうか。

テンポもイイ。スピーディなところでは、ワクワクするようなリズム感を味わえる。
颯爽とした歩みは聴いていて実に気持ちよい。
また、緩徐楽章では、ウットリするような、夢見心地になってしまうような、弦楽サウンドを堪能できる。旋律の美しさも強調されるが、これこそ、ドヴォルザークの美質、本領だろう。ああ、この曲はドヴォルザークの名品だ。

マリナーは、この曲の持つボヘミアの地方色を抑え気味にして、コスモポリタン的な作品に仕上げてゆく。ものをいうのは、アカデミー室内管のアンサンブルだ。
これは巧い。聴いていて実に心地よい。
シャープな切れ味も決まっているし、ストリングスの美しさと倍音の膨らみは、リスニングルームに爽やかな風を送ってくるようだ。

録音状態良好で、今も十分に現役で通用しそうです。
解像度は今風ではないのですが、この曲の持つ豊かな雰囲気を味わうのには何の不足もありません。
弦の音色にはツヤがあって、これはDECCAならではでしょう。華麗なところもアルので、聴いていて楽しいのであります。
響きの余韻が絶品でもあります。
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キーワード
ドヴォルザーク 弦楽セレナード ストリングス クールミント
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4 コメント

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Unknown (パスピエ)
2011-06-04 19:47:20
これはドヴォルザークの名曲、いや佳曲といったほうがピッタリかもしれませんね

昔、マリナー盤が欲しかったのですエアチェックテープで我慢して買わなかったのを思い出しまた。

少し前ですがイッセルシュテット/NDRのLPを入手したので、それを聴いています(^^)
弦楽セレナード (narkejp)
2011-06-07 06:04:27
マリナー指揮アカデミー室内管によるドヴォルザークの「弦楽セレナード」、懐かしいですね〜。昔のエアチェック音源でよく聴きました。当方、プラハ室内管や、クーベリック指揮イギリス室内管の演奏で聴いております。Doblog時代に一度コメントいただいておりました記事を、もう一度トラックバックいたします。
>パスピエ 様 (mozart1889)
2011-06-08 03:50:18
おはようございます。コメント感謝です。
ドヴォルザークのこの曲は、チャイコフスキーの弦楽セレナードとカップリングになっていることが多いんですが(時には管楽セレナードですけれど)、ボクはずっとパイヤールで聴いていました。LPではカラヤン/BPO盤もゴージャスで気に入っていました。
マリナー/ASMFの演奏の爽やかさは。エエです。気持ちよい響きで楽しめます。
イッセルシュテットにも録音があったんですか・・・・これは聴いたことはないんですが、一度、聴いてみたいです。
>narkejp 様 (mozart1889)
2011-06-08 03:54:46
コメントとTB、有り難うございました。
narkejpさんのTB拝読しました。なるほど、この曲からきこえてくる幸福感のわけが分かりました。
この曲はイイですね。田舎の散歩道をトコトコ歩きながら聴いてみたい曲です。
narkejpさんだと、サクランボの生長の具合を眺めながら、でしょうか^^。

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