新時代の教育、社会を語る

学校の役目を大きく変える教育を提案。他にも社会や文化を語る

小中学校の学習指導要領改訂案

2017-02-22 | 2017教育
約10日ほど前になるが、小中学校の学習指導要領改訂案が発表された。この内容にふれながら、各教科別に意見を述べてみる。


国語は次のようなものが発表された。
 
 *語感を磨き語彙を豊かにする指導を改善・充実
  
 *引用の仕方や出典の示し方、情報の信頼性の確かめ方など、情報の扱い方に関する事項を新設

 *学年別漢字配当表に、都道府県名に用いる漢字(20字)を追加(小4) 

 *全領域に「考えの形成」または「考えの深化」の項目を位置付け



この中で、都道府県に用いる漢字の追加は、よい傾向だと思う。現状は社会で普通に出てくる漢字を国語で学ばないというケースが多くある。また理科の用語の中にも国語でまだ習っていない漢字を用いることもある。またよくある苗字に用いる漢字についても早めに学習すべきである。

このように国語と他の教科の連携がとれていないのは問題であり、改善すべきことの一つである。


また、定番の文学作品を断片的に読ませ、登場人物の気持ちを理解しろなどというのは、本来の国語力ではないだろう。小学校4年までならある程度意味があるかもしれない。

また、読書感想文のような代物も問題がある。読書をさせるなら、文学作品だけでなく、歴史や芸術、科学などをテーマにした長文を読んでそれを要約するといった勉強が考えられる。わずか数ページの物語を読んで、断片的に意見や感想を教室内で議論させるようなことより、将来、経済学や法学、政治に関する本をすらすら読めるようにするほうが、役にたつのだ。

「考えの形成」「考えの深化」の項目に言及している。これも実際には、愚にもつかない学級会のような単なる雑談をさせて終わる恐れがある。受け身の授業がいけないからといって、低レベルな自主的な勉強では逆効果だ。模擬的な議論・討論を大量に見聞させることが必要である。


ジャンル:
学校
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 義理チョコ騒動 | トップ | 小中学校の学習指導要領改訂... »

2017教育」カテゴリの最新記事