井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

映画「Dr.パルナサスの鏡」 ~ギリアムって鈴木清順?~

2010-01-25 22:28:02 | Weblog
 今年最初の映画鑑賞をしました。月曜の夕方、観客は7人。23日(土)から始まった「Dr.パルナサスの鏡」です。

 粗筋はwikipediaより引用します。

 *** 引用始め ***

 数世紀前に悪魔との賭けにより不死の命を手に入れたパルナサス博士は、自分の娘を16歳の誕生日に悪魔に引き渡さねばならなくなり、苦悩していた。彼は自身の率いる、他人の想像の世界を垣間見る鏡の見世物を巡り、パーシーら古くからの仲間とともに興行を続けながら、何とか悪魔との賭けに勝利する手立てを画策していた。そんな折、博士はタロット占いの「吊られた男」のカードが示した、橋の上から吊るされた若者トニーを死から救う。助けられたトニーは商才を発揮して見世物を繁盛させ、博士の助けとなるが、悪魔との賭けのタイムリミットは目前に迫っていた。

 *** 引用終わり ***

 この映画の監督テリー・ギリアムはテレビの「空飛ぶモンティ・パイソン」で有名となり、映画「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」(←これ、「聖杯伝説」です。大学1年生の時に渋谷のパルコ劇場で見ました。)、「バンデットQ」、「モンティ・パイソン 人生狂騒曲」、「ブラザーズ・グリム」などの作品を監督したことで知られ、大きな期待を持って見に行きました。しかし、正直言って、ストーリーがよく理解できませんでした。博士の見世物である欲望の鏡の映像は、奇想天外摩訶不思議自由奔放な世界で、はっとさせられます。映画「チャーリーとチョコレート工場」の工場内風景をもっと美しく、もっと独創的にした感じです。

 ストーリーの軸になるのは賭けに勝利して博士の娘をどうやって悪魔の手から守るかですが、博士と悪魔とトニー、娘のヴァレンティナたちの関係がよく分からず、悩みっぱなしでした。一番悩むのは映画製作中にトニー役のヒース・レジャーが急死したため、鏡の中のシーンは代役としてジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人で演じていることです。映画の宣伝では豪華キャストと言っていますが、これが非常に分かりづらいです…。

 また、シリアスなシーンが続いたかと思うと、「モンティ・パイソン」にありがちな女装お下劣集団が登場したり、ロシア女巨大ロボットの首がかぽっと外れたり、これって笑っていいの?! という場面があり困りました。

 
 ☆ 総合得点  70点


続・異議あり! → JARL

2010-01-24 21:07:14 | Weblog
 定期購読している三才ブックス「ラジオライフ」3月号が夕方に届きました。盗聴・ハッキングなども扱うサブカルな雑誌とは言え、元々は無線雑誌ですから、「終身会員問題」についても記事になっていました。

「JJ1YQFの熱血!アマ無線ライフ(p.198~)」の中に、暮れにJARLから届いた終身会員にもQSL転送等のサービス料金を払ってもらいますという通知の内容と、それに対する会員の反応などが書かれています。「ラジオライフ」誌は、今まで原会長ら理事の運営に辛口にコメントしていましたが、今回はなぜか客観的な記事となっていて、「成り行きが注目されます。」といった記事のまとめかたで賛成・反対表明がなされていません。ちなみにJJ1YQFというのは「ラジオライフ」誌のクラブ局で、編集員や読者が時折移動運用などを行っています。また、JARL正員として総会では多くの読者たちからの委任状を託されて参加しています。

 以前は、白紙の委任状や理事を代理人とするよりはいいだろうと、私が出席した仙台JARL総会以外はJJ1YQF局に委任状を托していました。しかし、3月号の記事には「契約違反」「理事の責任追及」などの言葉はなく、本当に第三者的な記事内容となっていて、これでは、今回の総会でJJ1YQFには委任状を任せられないと感じました。徐々に、心の中に尾張名古屋総会に出席したい気持ちが芽生えてきました。5月30日は総会が深夜までもつれ込むだろうから、31日は有給休暇を取らなければならないでしょうね…、きっと。

   平成21年12月31日の記事「異議あり! → JARL」を読む。
 

  

地デジ説明会

2010-01-23 00:40:43 | Weblog
 昨年暮れに総務省からの「あなたの地域の地デジ説明・相談会のご案内」が届きました。私の住む地域で開催されるのは1月22日(金)です。

 職場と自宅のほぼ中間点の学習センターが会場なので、午後6時から始まりの回に行ってみました。案内状には対象年齢等は書いてありませんでしたが、デジサポのホームページを見ると、説明会に関して「総務省では高齢者向けに、地上デジタル放送を楽しむための地デジ説明会(無料)を開催しています。」と記されています。

 開始5分前に会場に到着。まずは、会場の2階講義室に向かい、入り口で地デジ推進の黄色いジャケットを着た係の人に、「総務省のホームページには65歳以上対象と書いてありましたが、別に年齢制限はないですよね?」と聞いてみました。係の人は「デジサポのページにそんなことが書いてあるのですか。年齢は関係ないのでどうぞ。」と答えてくれました。

 係の人が計4人、説明会参加者は5人(定員は60名となっていました。)でした。30分ほど、プレゼンソフトを使用して、地デジ化が進められている訳、地デジ受信に必要なもの、地デジ詐欺に注意などの内容でした。それが終わると質問・意見タイムがあり、参加者5人全員(!!)が質問しました。最初の方が挙手をして「笹森山送信の地デジが弱く福島テレビが映らないときがあるが、どうすればよいか。」と質問しました。それに対して係の人が「2010年度には信夫山中継所がデジタル化される予定なのでそれまでお待ちください。」という答えでした。福島県の県北・県中へは福島市松川町の笹森山から地上波アナログ・デジタルが送信されていますが、笹森山と我が家の間に信夫山があるため、信夫山の裏側の地区に住む人々は信夫山中継所の電波を受けています。ただし、現在はアナログ波だけなのです。私も地デジ用の信夫山中継所が作られる時期を聞きたかったので、一安心しました。「信夫山中継所がデジタル化されたら、地デジテレビを買おう。」と。

 参加者が次々と質問します。どうやら参加者はそれぞれ疑問点・悩んでいることがあっての参加のようです。「新幹線沿線の共聴システムが今後どうなるか。」「現在の録画装置はどうなるか。」「KDDIと受信システムの契約をしたが、信夫山中継所デジタル化以降、それはどうなるか。」などなど。信夫山中継所のデジタル化の話は係の人の話で分かったので、私は「信夫山中継所デジタル化の告知はどのように行われるのか。」と「信夫山中継所アナログ波の出力は笹森山送信所の出力と比べると非常に弱いが、デジタル化した際、テレビ用の同軸ケーブルが3~5箇所に分配されているような家庭が多数と思われるが、実用となる出力が出る予定なのか。」と質問しました。デジタル化の告知は福島市の広報紙で告知されるのではという回答で、出力に関しては場所によって受信状態が違うがおそらくブースターなしで受信できるのではという回答でした。質疑応答が終わり、午後6時45分頃に説明会が終了しました。

 福島市23箇所の学習センターで今月中旬から下旬にかけて行われる地デジ説明会。どうなんでしょ? 既に地デジ電波が流れているし、県内の地デジテレビの普及率が半数程度まで上がってきているし、何で今頃と思いました。それに学習センターで開催される説明会の開始時刻が10:00、14:00、16:00の1日3回、または14;00、16:00、18:00の1日3回です。もちろん1日3回も実施するのは住民数が多い地区のみで、大波・土湯・水原などの住民の少ない地区は1回のみです。ほとんどが平日の昼間でなかなか参加できない時間帯ですよね。自動車免許書き換えとか住民票請求とか確定申告とかなら、絶対行かなければならないので職場で有給休暇を取って出掛けるでしょうが、地デジでは…。総務省と電機業界のアリバイ作りにしか思えません。

忍者レフ

2010-01-17 00:41:24 | Weblog
 某カメラ雑誌の読者プレゼントで、よしみカメラの「忍者レフ」が届きました。

 直径が50cmくらいの円い形で、片面が白色、もう片面が黒色になっています。布製で折りたたむと、直径が20cmほどになり、左下にあるケースに入れることができます。

 白い面は撮影時のレフ板代わりになります。そして、特徴的なのが黒い面。ガラス越しに撮影する時や光沢のある被写体を撮影する時に、カメラや撮影者が写り込んでしまう時があります。それを防止するのが「忍者レフ」です。レフ中央の穴にカメラのレンズを差し込み、黒い面を被写体のほうに向ければ、「あら、不思議! 写り込みが消えた!!」となります(予定)。

 あれば便利なアイディア商品の類ですが、定価は4,800円(税込み5,040円)もします。ちなみにアマゾンを覗いたら、5,040円で売っていました。見た目以上に高いので、まず自分では購入しないでしょうが、プレゼントでいただきましたので、電車の窓から、ビル展望台の窓から、撮影してみようと思います。周りの人から冷たい視線を浴びそうですが…。

ひこにゃんからの年賀状

2010-01-17 00:06:14 | Weblog
 ゆるキャラ界のリーダー、ひこにゃんから年賀状が届きました。ひこにゃんの画像・イラスト共に使えているので、デザイン作者との争いは収束しているようです。

 去年も1月の今頃届いたと思いますが、今年の年賀状にはひこにゃんの住所が書いてありました。「〒522-0061 彦根市金亀町1-1」とは彦根城の所在地です。そこに住んでいるのですね!

雪の中のうそかえ祭

2010-01-14 00:55:19 | Weblog
 今年も「うそかえ祭」にやってきました。二男が明明後日にはセンター試験なので、気合いを入れてお祈りしました。苦しい時の神頼みではいけないことは分かりますが、どうしてもこういう時は頼ってしまいます。去年買ったうそ鳥を返納して新しいうそ鳥を家族分買いました。一番小さいうそ鳥でも、1体700円します。

 午後から急に冷え込むお天気で、ずっと雪がちらついていました。

yesasia.com

2010-01-10 21:39:26 | Weblog
 米国アマゾンと英国アマゾンの他にもDVDを頼んだところがあります。それがyesasia.comです。ここは香港が拠点となっていて、韓国、中国、台湾、日本のCDやDVD、玩具などを扱っています。

 昨年、映画「空気人形」を見てから、主演女優のペ・ドゥナの透明感に惹かれ、彼女の出演作はどのようなものが販売されているのかを検索していて見付けたサイトです。12月初旬はまだ円高の時期でしたので、今がチャンスだから買ってみようかと、ペ・ドゥナの出演している韓国映画「青春」(邦題:「プライベートレッスン 青い体験」)と「サンダカン八番娼館(中国版)」「赤い橋の下のぬるい水(台湾版)」「下妻物語(台湾版)」を注文しました。注文したのは12月5日です。ただ、「『サンダカン八番娼館』がなかなか入荷しないため、キャンセルと扱いにさせてもらいます。」とのメールが年末にyesuasia.comから届き、残りのDVD3枚が到着したのは1月5日で、送料無料で商品代金は合計36ドル97セント(¥3.3kくらい)でした。

「青春」はふた昔前のイスラエル映画「グローイング・アップ」みたいなリビドー全開の高校生・大学生の映画です。ただ、随所に諸々の苦悩(教師への愛、重過ぎる愛、自殺など)が織り込まれています。幾多の性体験を経て純粋の愛に目覚めるお決まりのパターンではありますが(←多分。音声は韓国語で、字幕は「ハングル」と「英語」のみ。英語字幕を必至に追いましたが、よく理解できないですぅ。)、何故か「汗」のシーンが目に付きました。絡みシーンで顔面、背中、おなか…、あちらこちらで汗が出てきます。それから、絡みシーンの途中で急に花が出てきたりと、昔の映画文法?と思えるカットもありました。映画全体に、桜(スモモ?)の花びらが散るシーンや雪のシーンなど自然が美しく描かれていたのも素敵でした。ドゥナちゃんもくりくりの目で愛らしい仕草をしていました。

 残りの2本はまだ見ていません。でも、日本の映画なので日本語音声を選択すれば、問題なしでしょう。  

ミノルタAPO100-400mm試用の記

2010-01-05 16:41:22 | Weblog
 大晦日に到着したミノルタ100-400mmですが、ずっとお天気が悪く、出番がありませんでした。

 1月4日の午前中は日が差したので、これはチャンスと、家の西にある吾妻小富士(吾妻連峰にある山の一つです。富士山を思わせる形からこう呼びます。標高1,707m)を見上げるポイントに連れて行って、実力を試してみました。快晴ではなかったので、空は灰色っぽいです。

 重さが840gなので耐えられない重さではなく、何とか手持ちでもそこそこの撮影ができそうです。ただ、オートフォーカスにかなり時間が掛かり、ウイーンとうなっている時間がもどかしいです。総合的にはよいタマです。焦点距離の1番長い400mm側でもそれほどぼけたりせず、きれいな輪郭で写ります。

 最初の画像が100mmで、後のものが400mmで撮影したものです。

明けましておめでとうございます!

2010-01-01 13:48:57 | Weblog
 この冬は暖冬と言われていて、家の周りには全然雪がなかったのですが、大晦日の午後から雪が降り出し、15cmくらいの積雪となりました。今年もどうぞよろしくお願いします。

 初詣では信夫山の護国神社でした。途中の上り坂はスリップの危険性大なので、車はハローワーク横の臨時駐車場に置いて、徒歩で坂を上っていきました。坂道はつるつるで、タイヤが空転している車を沢山見ました。

 二男が大学受験の年なのでまずは合格祈願です。境内では多くの絵馬が風でゆっくりと揺れ、護国神社入口の信夫山天満宮では、なで牛が人気を集めていました。