先日車検用のパーツを自動車部品店へ調達に行ったので、ついでに前から直そう直そうと思っていた左後ろのドアロックのアクチュエーターASSYを買ってきた。
もちろん取り寄せだったけど・・・。
この部品は5100円なのだが、以前助手席のロックが不良になった時にホンダクリオ岐阜(現HONDA CARS岐阜)で修理をしてもらったところ、なんと工賃を7000円も取られたので、もう自分で直すしかないなと思っていた。
前に一度ドアトリムを取り外して不良の原因を探ってみたが、リンクの動きが渋いことが原因ではなく、やはり以前と同じドアロックのアクチュエーターASSY(モーターのついたリンク機構)の不良であることが確定したので、今回の部品注文&修理となった。
このトラブルはこの車種にはよくあることのようだ。
と言うか、この車種に限らず他の車種でも聞いたことがあった。
ロックを電動にした副産物?経年劣化と言ってもいいのだろう。
このパーツよくよく観察してみたが、モーターが故障と言うより、内部構造のモーターの回転をリンクを動かす動作への変換がうまくなされない故障のようで、まだ故障したての頃はロックが出来たり出来なかったりだったが、現在は100%の確率でダメだ。
でもモーターは作動している。
みんカラというブログで、そのモーターを交換してみて動作するか確認した人がいたが、やっぱりモーターが問題ではないので、うまく動作はしなかったようだ。
車検の点検の前の一仕事、早速作業を開始しよう。
↑まずドアロックノブを取り外し、カバーを外す。
下をこじっても外れません、上を手前にこじる感じで・・・。
↑ドアノブを外すため、ネジ隠しのカバーを精密ドライバーで起こして、
隠れているネジを外す。
↑爪を見てもらえればわかるが、
ノブを持って前方側へスライドさせると手前に外れる。
リンクがつながっているので、無理に引っ張ってはダメ!
プラスチックの爪を外してから針金を抜く。
↑ドアハンドルのネジを3ヶ所外す。
↑ドアトリムの下側を持って手前に引っ張ると、嵌合が外れる。
↑ドアトリムを持ち上げながら手前に引くと外れるが、
パワーウインドゥの配線がつながっているので注意してコネクターを外す。
↑ドアトリムが外れた。
ベトベトのシーラントが付いているので注意しながら左上からビニールをめくる。
↑これが本日のターゲット、ドアロックアクチュエーターASSYだ。
↑コネクターを外してネジを外してからリンクを外す。
↑新旧比較。
ただ汚れているかいないかの違いにしか見えないが・・・。
↑リンクを接続しネジ止めして配線を元に戻す。
必ずこの時点でちゃんとロックが作動するか確認しておく。
↑逆の手順で元に戻して終了。
ただ、ドアロックノブは、カバーに通してからねじ込んでカバーを嵌めること。
カバーを嵌めてからではノブがうまくシャフトに刺さらないので。。。
以上で修理は完了です。
これで子供が後部座席から乗り降りする時にいちいち手で開閉しなくて済むようになった。
でも実は右後ろのドアロックも調子悪くなりつつあるんだよね・・・。