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身のぐるりの出来事をゆっくりと

@花辞典のような 17

2016-12-08 | 日記

 私にはパッとしないクリスマスがや~って~くる~♪   はすてきだわ。

               



悶々  までの時間稼ぎと言うわけではないけど 三四郎、録画を観てます。

たとえ事実に妄想、フィクションだとしても、野暮だと言われようと面白かった~、りえさんは美しく豊川さんは滑稽で、様々な関係の放映を見て予習した

甲斐があったというもんでした、明日詳しく。

 

宿の障子戸を、部屋つきの手伝いの女が静かに開けて、漱石と多佳が初めて見つめあって、多佳の挨拶を漱石センセが受けたシーンは静謐とでも。

台詞は要らないというように時が止まったような瞬間の描写は、美しい所作と共に過ぎていった。

そして多佳が漱石との約束を反故(約束とははっきり認識してなかったような、他の客と遠出しちゃって)にしたことに立腹した漱石は病床に臥し、しかも

そのことを多佳に詰め寄れず、心の内で悪態をついてはみたものの、

また、多佳はその約束の意味を知って、舞の稽古をする、それが、黒髪・・・その調べを聴いた私は思い出した、

               

琴の譜面を探してみたら見つかりました、く~ろ~~か~ぁ~み~ぃの~小学生だった私にはその踊りも然ることながら、歌詞の意味も分からず弾いて

たこととなり、今なら少しはその歌意はわかろうというものを、

忙しいから琴を弾くという心の余裕などありはしませんけど、そのうちちょっとは懐かしんでみたいわ。

 

あ、そうそう、そして鏡子夫人が京都にお出ましになりました、ドラマにおいては漱石センセの気ままぶりをうまくスッ飛ばして京都巡りなどに出かける

あたりが大物!

事の起こりは鏡子夫人にウソついて誘われて京都、と言いながら出かけてきたのは漱石センセの方、そして多佳が思い通りに梅見に行かなかったからと

言って地団太踏んで病を得、看病は多佳、その間も言わせて貰えば、襖戸越しに恋の気分を味わえたのは漱石センセ、

多佳にキッチリその礼を言ったのは鏡子夫人、心には様々な憶測もあろうと思うけれど、妻の体裁は整えて品を保ったじゃあないの。

やはり鏡子夫人あっての漱石と私には思えた、そういうケジメをつける妻だからこそ、漱石センセも甘えて癇癪もおこせるし、イヤみもいえるというもの、

今風に言えば甘えの構造とでも。

 

モーツアルト(尊敬の念なく売れる曲書けとけしかけて)、ソクラテス(悪妻を持てば哲学者と言わしめ)、トルストイ(奉仕する前に家族を優先させろ)、

ナポレオン(夫に権力をもとめラブハンターに) etc. と言われてるが、妻の叱咤があればこそ昇りつめたじゃあないの、

今時の悪妻ぶりなど高が知れてる、それでもそれがないとあるとでは夫のモチベーションは違うでしょう、やっつけちゃいたい!と思って夫は頑張るかも

「憎らしいけど嫌いじゃな~い」というところが精々 悪妻 と夫が表現してるだけで、実は可愛いオナゴということでしょうよ、

それに夫にひれ伏してるようなオナゴじゃぁ、夫はつまらないんじゃあないのかしら?手応えがあった方が気が惹かれるともいえよう、漱石センセも、

そうだけど茂吉センセもそうだもの、

悪妻は、前向きであっ気らかんで気がついて、即決即行お手のもの、おまけに子らを賢く育て、自分をも蔑ろにしない実力を持ち、そして美人だから

この上ないわ、

もっとも夫のないもの強請りということもあるから、妻と反対の性分のオナゴを他に求めるわけで、両方欲しい~と言ってるようなもの、分かり易い。

悪妻と言われるオナゴは魅力的、オナゴの私でさえそう思う。


 

雪が降っても室内では花は生きてて  クンシランの芽が葉の間に少し見えてきましたのよ、こうして力強く花を咲かせるために、日々精進してることを

思えば励まされるというもんです、何年も見てて初見!ですからいっそう、咲き始めるのです。


                             

斎藤由香さんと井上都さんの往復書簡がほぼ一年をむかえることとなる記事に、茂吉記念館に通い慣れたことも含めて、北杜夫さんとお孫さんの写真

を見つけて感無量、

歌を趣味にしてるからだけではなくて、茂吉の人生を追いながら、その母を思う心や、輝子夫人との葛藤や、や若き乙女や、生誕の地や慎ましい墓処、

そして茂太さん、茂一さん、 北杜夫さんや由香さんの書かれたものを読む楽しみ、

機会があればこそ茂一さんや由香さんにもお目にかかれ、一言二言、これ、歌の世界にあればこそ、好機を得られたことになる、ゥフフなページなのよ。

 

私も老いて、母の介護や、子や孫や夫の心配や手助けも、これ大事な仕事でもあるけど、そうそう相手方は、私という娘や母や祖母や妻に、日毎、感謝

ばかりするわけでもなかろうから(多忙ゆえか、私の性分ゆえか) 私は私で、少しの時間の隙を埋めてゆく知恵をもっと持ちたいものよ、

いずれ孫や子は自立し、もうしてるけど、私がもしやお邪魔虫になるやもしれず、その時に不満憤怒、自己主張して、私が更にイヤがられないようにする

には、自立だ!つくづく思い、本や写真や思い入れの強いもの(私にとって)をも少しづつ諦めていく事に慣れないとなぁと痛感、

それにしても、読書、歌、ヘタな写真、花育て、料理、ガラス、そして程よい酒なんてピッタリだと、今までの老いへの助走は上出来だったと、今更ながら、

継続はチカラ。

 

今年の南天の実の残り具合がとてもよくて、少しは餌となり少しは人の正月に役立ち、南天冥利に尽きると言えるでしょう、晴れ間にピンボケ。 

漱石悶々  が楽しみです、漱石センセが恋に悶々とは珍しい。

 

病床にあった漱石センセはふと目覚め 「何か食ひたい」と言ったそうな、医師の粋な計らいで。一匙の葡萄酒(赤ワインだと思うけど)を口に、

「旨ひ」と、私なら 「ビアが飲みたい」とでも言うのかしら?

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24 コメント

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こんにちわんこそば♪ (片割れ月)
2016-12-09 11:58:34
雪が降るとやっぱり寒さが身に沁みます
愛しの天照大神が岩をふさいでいるもので今日もこちらに…

斉藤家には私もずいぶん楽しませてもらってます。
茂吉は私同様悪妻に悩まされたと聞いてますが、
お孫さんって、もしかしてマカ売り娘さんの子供ですか?

<苦も楽も仏に預く冬館> …駄句である(_ _;)…パタリ
Unknown (花彩々)
2016-12-09 16:28:29
今日は
日増しに朝夕は寒くなりますね。見慣れた元気印の風景も今日は夕陽でなく雪景色ですね。南天も良い色でお正月までOKのようですね、珍品と思いきや炭を熾して火鉢に運ぶ道具・台十能は楽天市場にも有りますね、懐かしい焚き火もNGですね・・・無粋な時代になりましたね(^。^) 京都祇園の二十九日間楽しみですね。
Unknown (kazuyoo60)
2016-12-09 17:16:18
クンシランの花芽ですか。暖かくされてたら今頃から、元気で良い子です。
ご自身の身始末が出来なくなったら、身内の方がおられるから羨ましいと思います。居ないものは仕方ない、ケセラセラでしょう。何とかなると思わなければ今を生きられません。
Unknown (夕螺)
2016-12-09 20:18:05
「漱石悶々」。。。たしか京都の女将のこと?名は「金太郎」だったかな?
漱石の名前が金之助ですから近親感もあったそうな。
だいぶお気に入りのようでしたね。
そこに鏡夫人が。。。。
大変なことになるのかと思いきや「夏目をよろしく」と。
(以上僕の記憶が正しければ)
漱石の弟子内田百閒も内縁の妻が。そして夫人もよろしくと。内縁の妻も夫人に気を使って子はつくらなかった。
明治の世ですなぁ。。。。
花彩々さん おはよ~ (non)
2016-12-10 02:15:49
この風景の変化を見て、どう過ごすかを考えたりする、
私にはやはり指針の様なまさに原風景と。

南天は正月には欠かせなくて今年の実はいい按配です、
あてなよるの壺に活けられてたのは南天だったと思ったのよ。

昔は火鉢で暖をとってた、寒かったわけだ^^+コタツ、
そして色んな道具があってちょっと灰を掘り起こしてみるかしら?

kauyoo60さん おはよ~ (non)
2016-12-10 02:19:48
初めてですから楽しみです、パソコンの前にあるから毎日眺めて、
こういう何ということもないことが暮らしの+αということよね。

身内はいるというだけで当てにしたらイケない時代ですので、
独り強く生きてゆくのがいいとあらためて思ってるところ、
好きなように生きて後はなされるがまま、ケセラセラはいいです♬
楽しく過ごしましょう。
夕螺さん おはよ~ (non)
2016-12-10 02:28:35
夫人は悪妻との評判だったようだけど、
物語を読んでいくうちに、漱石センセを自在に繰って、
大作家に仕上げたような、
「夏目をよろしく」なんて言ってみたかった台詞ですね、
いまならさらりと「Dをよろしく」なんて簡単に言えるきがするわ。
オナゴは灰になるまでと言うけれどそりゃあちょっと元気すぎ、
尤も明治の世は短命だったからかぁ、
それに礼節があったわね~ラブに関しては、
行きあたってしまったら仕方がないけど、その先に品格もあったから、
何だか許してしまうような、ご批判もあろうけれども。
内田百閒も然り。

こうなってみると小説は古いに限る、作者に重みがあるね、私も古いしさ。
Unknown (siawasekun)
2016-12-10 03:06:27
素敵なショットと解説から、様子、雰囲気、伝わってきました。

珍しいいろいろなショット、・・・・・・・。
見せていただき、 siawase気分です。

ありがとうございました。
siawasekunさん おはよ~ (non)
2016-12-10 09:04:50
また雪が降ってきました、
舞い散る雪はいいですけど、
ドカ雪はべぇ^^;

真っ白な景色も時にはきれいです。
Unknown (夕螺)
2016-12-10 09:21:21
百閒先生は机に置いたペンが所定の場所に曲がっておかれていないかなど神経質すぎるほど片付いていないと執筆ができない。その点夫人は苦手でしたから、夫には内縁の妻のような女性が必要と思ったのかも。漱石先生もいわゆる芸者遊びではなくて精神的に落ち着いてバカ話でも浮流な話でもできる女性を求めたのでしょう。その点で金太郎は良い適した女性だったようです。花柳界のプロは、深川芸者ではないが体は売らない。男の精神的な支えを理解する女性だったのでしょう。

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