もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

初めて谷津干潟に行き、帰りに三番瀬に寄って来た

2017年08月12日 17時04分05秒 | 日記
 8日は台風一過で夏空が広がった。弟の病院付き添いで一日が終わった。

 9日は猛暑日となり、午後からは越谷レイクタウンに妻と一緒に避難した。夜のニュースでは、越谷は最高気温が38.1℃だったそうだ。

 10日、11日は曇り空で涼しかった。しかし、天気が不安定と言うので家で過ごした。

今日も曇り空だったが、車で出かけることにした。家にいてもつまらないので、行ったことのない谷津干潟に行ってみることにした。

 連休中の都内ということで、道路は渋滞もほとんどなかった。しかし、目的地近くになったら渋滞していた。

 それでも、1時間半ほどで谷津干潟自然観察センターに着いた。ここは、駐車場が無料だ。

 センターに行くと、立派な建物だ。入場料が必要だったが、65歳以上は370円のところ、180円だそうだ。免許証を見せて、料金を払う。

 館内に入ると干潟が目の前に広がっている。観察しやすいように窓がカーブしている。また、双眼鏡や望遠鏡が置いてあって自由に見ることができる。

 数人のカメラマンがいて、硝子越しに干潟にカメラを向けている。

 カルガモの親子がいたが、雛が1羽しかいない。何となく可愛らしいと思う反面、哀れを感じる。雛が1羽であるはずがない。他の雛は何かに襲われてしまったのだろう。

 干潟を歩いているシギがいた。キアシシギだ。数羽が餌を啄んでいる。その間をちょこちょこ走り回っているのがいる。コチドリだ。群れでやって来ていたが、中には喧嘩しているものもいる。

 よく見ると、コチドリではないチドリがいる。カメラを向けたが、体が小さく望遠にしても撮りにくい。

 家に帰って調べたら、トウネンだ。初の出会いとなり、嬉しくなる。



 暫く干潟を眺めていたら、キアシシギに交じってイソシギがいた。草加の川でも出会ったが、やはり干潟にいる姿がふさわしい気がする。

 館内では、いろいろなイベントが行われていた。簡単な葦簀作りに誘われたが、その気にはならなかった。

 館内にはレストランもあったが、途中のセブンで買ってきたサンドイッチとコーヒーでお昼にする。飲食できるコーナーがあり、のんびりと食べていたら、干潟にあるヨシ原に鳥影が見えた。

 食事をいったん中断して、急いでカメラを向けてみた。オオヨシキリのようだが、ヨシの間に入ってなかなか姿を現さない。じっと待って、何とか数枚シャッターが切れた。

 干潟にはカニもたくさんいた。潮が少しずつ引いてきたので、干潟が広がってきた。杭にカワウとウミネコが止まっていた。

 他の水鳥がやって来る様子がないので三番瀬に行くことにした。谷津干潟からは戻る形になる。

 30分ほどで、三番瀬に着く。今日は空いていたので路上に車を止めることにした。

 この前行った干潟に行くと、かなりの数のカメラマンがいた。潮が引き、遠くまで歩いていうことができる。

 カメラマンたちが見ている方向を見ると、千鳥の群れがいた。近くに行ってカメラを向けるとメダイチドリの群れだ。これまた初めての出会いだ。



 出来るだけ近くに寄ろうとすると、群れが移動してしまう。追いかけながらカメラのシャッターを切る。中に、若鳥らしい色の薄いものがいる。夏羽の胸の橙色がはっきりと見える。これだけの数がいるということは、渡りの時期を迎えたようだ。

 帰ってから見ると、何枚も撮った中にトウネンも交じっていた。

 水の残ったところにはキアシシギがいた。その間に顔から胸、腹が黒い鳥がいた。一瞬、ムナグロかと思ったが、チアックにいる人に聞くとダイゼンだそうだ。色の薄いのは、やはり若どりだろうか。



 これまた初めての出会いだ。今日は、初めての出会いが多くワクワクしてきた。

 沖に行くと、今度はキアシシギに交じってミヤコドリの群れがいた。この前は遠くて良い写真が取れなかったが、今日は上手く撮れそうだ。

 近づいても逃げる様子がない。嬉しくなって何枚もシャッターを切る。



 都鳥に満足して帰ろうとしたら、浅瀬にソリハシシギがいた。砂浜に戻ると、メダイチドリが数羽、砂に腹ばいになっている。

 今日は思いもよらない成果があり、大満足して帰って来た。



 明日は、お盆のお墓参りに行く予定だ。干潟には、まだまだ出会っていない鳥が来るのでまた行こうと思う。