天空の郷の棚田では、「つくし」がお目見え!
この時期の農家は、苗床や田んぼへの水入れなど、田植えの準備で慌ただしく動き始めます。
今年は天候に恵まれ良いお米が採れます様に!
久々のブログ更新です。
さて、今年も美味しいお米が採れました。
待たせしておりました24年産米が10月27日より販売開始となります。
是非、お買い求め下さい。
11月23日、東京の銀座でショウガの収穫祭が行われました。
このショウガは、本山町と銀座の架け橋になればと今年の4月、本山町から持ち込んだショウガの種をビルの屋上「天空農園」に植え付けていたものです。
当日は、町長や農家と共に収穫祭に出席しました。
現場では、農家の指導のもと、収穫作業。
ショウガの大きさに「銀座でこんな立派なショウガができるなんて・・」「おっきい」などの歓声が上がりました。
収穫したショウガは、現場でカクテルとして提供されました。
「おいしい~!」「あったまる~!」「濃厚~!」などの声が聞かれました。
見てください!この大きなショウガを・・・(驚き) 収穫したショウガは、夜の銀座のカクテルなどで使われます。
本山町と銀座が色々な場面でこのショウガのような大きな繋がりになれば良いですね。
がんばれ本山町!がんばれ銀座!
23年産米より、新たなランクを設定しました。
その名は「白雲の彼方」(はくうんのかなた)!
「土佐天空の郷」は、標高250m~850mの棚田で栽培されます。
そのため、農家としても、少しでも美味しいものを出荷しようと努力していますが、土壌や気温などがことなり品質に差が出来てしまいます。
品質を高いところで安定させる!ことを目的に
「白雲の彼方」と言うランクを設けました。
美味しいお米を調べるため食味分析器などを使います。
この機械では、主にタンパクの含有量が少ないほど良い点数が出ます。
このタンパク含有量は、栽培の過程で肥料(窒素)を抑えることで減らすことが出来ますが、
減らしすぎると・・・・・!
収量が少なくなり、やせたお米が出来上がるわけです。
「美味しいお米で収量を増やす!」
農家の目指す目標です。
そのやせたお米は、食味分析器の点数は出ます。
しかし、そのお米は、あっさりとして味がなく特徴が無くなってしまいます。
特に、独特の甘みや大粒の食感が特徴の「土佐天空の郷」にとっては、つらいところです。
どうしたら特徴もあり美味しいお米を判断できるか!
我々は、考えました。
結果、食味分析器と穀粒判別器を併用して使うことで、「土佐天空の郷」らしさである甘み・旨み・食感を特徴を十分に発揮できるものを選抜することにしました。
まず、食味分析器でタンパク含有量を測ります。
そして、穀粒判別器にかけます。
やせたお米は丸みがなくお米にシワが入り整粒が少ないのが特徴です。
整粒歩合が70パーセントであれば一等米なのですが、
さらに高い75パーセント以上を採用し選抜しています。
まさに厳選された逸材に「白雲の彼方」の称号を与えることとしました。
その米には、このシールが張られています。