四条大宮ジャーナル

この度の東北太平洋沖地震にて被災された方々へ
お見舞い申し上げます

心は、時間を越えて飛ぶ

2010-01-25 17:12:25 | 音楽
昨日の朝、近鉄特急で京都~西大寺へ移動中
見た空がなんか綺麗な風景でした。


昨日、20数年振りに我が母校吹奏楽部OBが
一同集まり演奏をした。

内容は昨年残念ながら事故で他界した
Mちゃんの追悼演奏だ。
コトがコトだけに、慎重論も頭に入れながらの
会となる。つまり、彼女のご家族に対して失礼ではないか?
会に乗じて同窓会気分になると失礼やろうという
気持ちは、召集をかけた私自身も懸念していた。
久々の演奏会で、技術の劣化も当然問題ではあるし。

もう彼女には何もしてあげれないなら、無理を承知でも
決行しよう、彼女へプレゼントしてあげるという
そんな独善的な考えを吹き飛ばしたのは、今回集まった
先輩後輩OB達を呼んでくれたのが、Mちゃんやったんやなぁと
今は思っている。実は彼女からプレゼントを
もらったのは我々なのである。

彼女のご家族は両家お越しになって
私の胸中、おだやかではなかったが
なるべく言葉を選んで司会進行。

彼女のパートでもあったフルートのアンサンブルを
顧問であったK先生と、彼女の先輩お2人が演奏した時には
胸が熱くなった。
ふと外を見ると、この日を待っててくれたかのような
一点の曇りもない、おだやかなお天気。
なんだか、司会をしていても気持ちがのんびりとなりました。

人生、本当に早いよね
20代、30代を飛び越えて40過ぎになった皆の顔、面影は
昔と変わらない。
何十年隔ててても、昨日会ったように入り込めるのは
学生時代、同じ釜の飯を食った仲間ならでは。

みんな色々あって生きてきたけど、今こうして居ます
彼女も一緒に演奏していたでしょう。
晴れた空に、届け。

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