ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始めいつのまにか、トライアスリートになってしまった私。

【STAP実験終了】難波先生より

2014-12-03 18:42:09 | 難波紘二先生
【STAP実験終了】
 小保方の実験期間が11/30タイムアウトとなり、<理研は、結果がまとまり次第公表する>そうだ。<今後、相沢慎一特任顧問らの指導を受けながらデータの整理や解析を担う。データの解釈に時間がかかる可能性もある>とIZAが報じている。
 http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/141130/lif14113018140026-n1.html
 10ヶ月前の2014/1末、理研広報部は大々的な宣伝工作をおこない、1/29の「報道解禁日」前に外国人記者がいち早く世界に配信したため、国内自粛が崩れ雪崩をうってのメディア報道合戦となった。大メディアは自らの責任も問われるためか報じようとしない。
 今や理事長をはじめ理研首脳部は針のムシロ。辞任先延ばしのために、「データ解析に時間がかかる」と言いだした。STAP細胞のポイントは「分化した体細胞が単純な刺激(環境変化)により、初期胚と同じ多能性幹細胞にリセットされる」という点にある。その最大の証拠が、「再構成が起きた脾臓T細胞の免疫遺伝子が、PCR法で増幅したDNAを電気泳動で調べると、再構成バンドが消失して、胚細胞型に変わった」という比較写真だった。
 これが再現できたのかどうか、そこが問題だ。できたのなら証拠は1枚の写真でよい。それを出せ。出せなければ、脾細胞のDNA電気泳動写真には本物を使い、「消えた」と称する電気泳動写真にはすり替えたES細胞を使い、二つの電気泳動写真をPhotoshopでつなぎ合わせて捏造したという、捏造の手口までが浮かび上がる。
 画像処理のプロたちが、隣り合って並べられたレーン写真の明度を上げて調べたら、切り貼りと思われる不自然な線が検出された。ここが「ネット集合知」の懐疑点と自発的検証の出発点、突破口となった。ノーベル賞受賞者をトップに頂く「知の虚塔」が崩れはじめるのに2週間とかからなかった。
 この意味において、今年は西垣通『集合知とは何か:ネット時代の「知」のゆくえ』(中公新書, 2013/2、「買いたい新書」書評No.213)が語った集合知が、ほかならぬこの国において有効に働いた記念すべき年だったといえよう。日本の巨大科学が抱える構造的問題点も、多々浮かび上がった。科学不正だけでなく、研究費の私的流用も多数明るみにでた。科学と政治の癒着もそうだ。これらを根絶するためにやはり科学FBIが必要だ。
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良心 (spinnaker)
2014-12-03 22:24:11
10か月間、この研究に携わった研修者の良心も見えることなく、研究成果も一つとして存在せず、納得できるような処遇も、問題の原因も結論も何一つ生み出すことができない、生産性ゼロの研究所の物語でした。

この研究所から発信される情報は次世代の子どもたちの教育に悪い影響しか与えない。R18指定でお願いしたい。







さあ、どうしよう (アノニマス)
2014-12-04 02:42:17
ノーベル賞級の発見を大々的に発表して、発見者を女性活用のシンボルにして、特定国立研究開発法人に指定され、理研にも、医療産業都市計画にもジャブジャブ予算が付いてメデタシメデタシになるはずだったんですどねぇ。夢にも思わぬ世界三大捏造事件の一つに発展してしまいました。失点を取り返そうと、女性閣僚を新たなシンボルにしようとしたら、敢えなくスキャンダルで撃沈となりました。某首相と某文科大臣の怒りはいかばかりでしょう。なんとか時間稼ぎをして、その間にSTAP細胞を再現しろというお二人に、野依理事長は、怖くてホントのことが言えなかったでしょう。だから、アホな二人は、STAP細胞に期待しているのに、丹羽氏のチームも小保方氏もSTAPをつくれなかったようです。STAP細胞ができていれば、ドヤ顔で大きな声で発表すると思いますもの。さて、只今は、総選挙の最中、選挙情勢に影響するようなタイミングで「STAP細胞はありませぇ~ん。」とは言えないよ。今まで期待を引っ張ってきて、どうやって「ありませぇ~ん。」を理解してもらうか?新しい文科大臣は誰になるか?決まる前に発表したほうがよいか、決まってからがよいか。また国民や科学コミュニティからどんな反発や批判でるか、今、野依理事長と理事会は、頭を抱えて鳩首会談の真っ最中ってところでしょうか?
いずれにしても、小保方氏の実験結果の発表は、そんなに延ばせないし、発表のタイミングで、理研の姿勢を垣間見ることができると思います。

Unknown (Unknown)
2014-12-04 08:51:17
きっちり、12ヶ月引っ張ったな。 月別カレンダー作れるよ。

 1月:「最短2日でつくれます!」
 2月:ネットの集合知で不正流用画像の発覚
 3月:「博士論文は下書きです。」
 4月:「200回せいこうしました。」
 5月: 理研の採用が特例だった事が発覚
 6月:若山会見「研究所にないマウス」はウソ
 7月:ネイチャー論文の取り下げ
 8月:笹井自死「かならず再現させてください。きっと...」
 9月:バカンティ退任・休職へ
10月:小保方の博士号を取り消す
11月:CDB解体、小保方は一研究員へ
12月:

今年もいろいろな事件あったが、 ダントツだろう。
Unknown (Mr.S)
2014-12-04 13:24:30
1月:友人と政治的議論して口論
2月:残業が続いて心労重なる
3月:パソコン壊れる
4月:残業は続く
5月:仕事が暇になると同時に体調が悪くなる
6月:狭心症、心筋梗塞発症
7月:退院して一か月間の自宅療養、副作用と散歩の日々
8月:食事制限が功を奏し始める
9月:血圧降下剤類を服用を中止
10月:体調良好、副作用軽減
11月:出費かさむ。鼠径ヘルニア発症
12月:転居、車検、酒量増加で出費かさむ

いろいろあったが食に気を使ったのは今年がダントツだろう
Unknown (花職人)
2014-12-07 05:04:17
伊藤進さんの著者「ほめるな」を拝読し、小保方氏の精神構造が論理的に理解出来ました。
ほめる教育が流行ったのも時代背景が関係しているのでしょうから、文部科学省や厚生労働省は自助努力の指針を誠実性の無い利権と切り離して構築して頂きたいものです。国防と経済の為にも。

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