ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始めいつのまにか、トライアスリートになってしまった私。

【4/24/2017鹿鳴荘便り 序】難波先生より

2017-04-24 11:40:45 | 難波紘二先生
 ▼4/17号で仕事場の北側窓のすぐ外で、「ウグイスらしきつがいの小鳥を見かけた」と書いたら、松山の弁護士Kさんから「それはメジロではないか?」というメールを頂いた。

 読んだとたんに青木光一が唄う流行歌(1957発売)「柿の木坂の家」を思い出した。CDで聞いてみると名曲だと思う。(作詞:石本美由起、作曲:船村徹)
 「春には 青いめじろ追い
  秋には 赤いとんぼとり
  柿の木坂で 遊んだ昔 …」
 二番冒頭の3節だが、全篇、少年時代へのノスタルジーがあふれた歌だ。
 石本は広島県大竹の出身。山口県のすぐ隣だ。船村は山口県大島の出身。共に瀬戸内海に接し、指呼の間にある土地だ。道理で歌詞と曲がぴったりとあっている。Youtubeに別歌手の歌があった。https://www.youtube.com/watch?v=JAaat5Eefik

 (冒頭に広島市地場の「眼鏡の田中」の動画CMが付いている。二代目女社長に反旗を翻した社員たちが起こした「メガネの21」に対抗して、今は県内各地に店舗展開している。)

 私見では、SPレコードのノイズを除去した、青年時代の青木光一によるCD版の朗々と高い、哀切のこもった歌唱が抜群に優れている。

 ▼私は西中国山地の南側の寒村で育ったので、「青いめじろ」を追った経験がない。庭に来るスズメを、丸い金網の篩(ふるい)を用いた落とし罠で捕らえたことはあるが、焼き鳥にして食った経験もない。まして山田風太郎みたいに、庭にパン粉を播いて「バカ」と書いたら、字のとおりにスズメが集まって来たのを眺めて喜んだ、というような経験もない。子供の頃、パン粉は貴重品だった。
 窓外に来た小鳥は眼の周りに白い環がなく、胸腹部は白くないので、ウグイスだと思うが、記憶だけであり写真撮影が出来ていないので、結論は先送りしたい。
(4/19午後遅く書庫西側に出たら、ウグイスが林のなかで盛んに鳴いていた。仕事場は無音室になっているので、鳥の声が聞こえない。)

 ▼ウオノエ:4/20日経の「魚の口にすむウオノエ、深海の共通祖先が進化:愛媛大など解明、400種に進化」という記事(「共同」配信。「愛媛」は後1/3をカットして掲載)には面食らった。記者が「門・綱・目・科・属・種」という、動物分類の序列を知らないまま記事を書いているので、「等脚類」といきなりいわれても、ピンと来ない。
 少し調べて海辺のフナムシ、庭のゾウリムシと同じ仲間で、節足動物綱・等脚目・ウオノエ科の虫と知れた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%82%A8%E7%A7%91

 多くは魚の口に寄生するのに、魚はこれを呑みこまない。なのに「ウオノエ」とは…。つくづく和名の不備を感じた。同じウオノエ科に魚の体表に寄生して吸血するものもいる。
 まあ、この記事なども研究者発表のたれ流しだろう。

 ▼ 最近の新聞を読んで思うのは、見出しが下手になったこと、解説記事が増え、見出しの字が大きくなって、切り抜いてもA4の台紙(普通の西洋紙にドット・ライナーで貼り付けている)に収まらない記事が増えたことだ。スポーツ紙みたいな見出しを止め、「日経」のように文字を小さくすればよいのに、と思う。大見出しはスタンド売りのためにある。宅配には必要がない。整理部が時代の変化に無感覚なのだと思う。


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4 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-04-24 13:52:25
「ゾウリムシ」は顕微鏡でしか見えないので、たぶん、「ワラジムシ」でしょうな。
Unknown (Unknown)
2017-04-27 03:10:26
>船村は山口県大島の出身。共に瀬戸内海に接し、指呼の間にある土地だ。道理で歌詞と曲がぴったりとあっている。

wikipedia「船村徹」より。
『栃木県塩谷郡船生村出身。』
『船村は故郷栃木・塩谷町への思いが終生強く、故郷に指定廃棄物最終処分場建設話が持ち上がった際には「故郷の山や川を汚してはいかん」として住民等による産廃施設反対運動を支持した。』

ちなみに、周防大島出身なのは、作詞家の星野哲郎ではないか?
Unknown (Unknown)
2017-04-27 03:18:55
>節足動物綱・等脚目・ウオノエ科の虫と知れた。

節足動物門(甲殻亜門)軟甲綱(真軟甲亜綱)(フクロエビ上目)等脚目だよ。
最近は、動物の目(order)はカタカナ表記が多く、等脚目ではなくワラジムシ目という味わいのない名前が用いられることが多い。

「少し調べて海辺のフナムシ、庭のゾウリムシと同じ仲間で、節足動物綱・等脚目・ウオノエ科の虫と知れた。」
という書き方をすると、フナムシや「ゾウリムシ(実際はワラジムシ)までウオノエ科に含まれると誤読されやすい。いずれも等脚目だが、フナムシはフナムシ科、ワラジムシはワラジムシ科である。


『「門・綱・目・科・属・種」という、動物分類の序列を知らないまま記事を書いて』いるのはだれですか??
Unknown (Unknown)
2017-04-27 10:51:58
ウグイスかメジロか。

>北側の窓の外につがいのウグイスが二羽止まり、しきりに若葉をついばんでいた。小さな緑色をした小鳥だから、ウグイスだと思う。

この記述からでは当然断定できないが、もし若葉にいる虫を啄んでいたのであればウグイスだ。メジロは花や蜜を食べるので、よく梅の木にとまっているのを見かける。

ウグイスはかなり臆病な鳥なので、人通りのある開けたところで見かけるのは珍しい。わずかに緑がかったくすんだような茶色の羽色なので、単に一目見ただけでは「緑色」と形容する事はあまりないと思う。夫婦仲がよい鳥で、よくつがいで行動する。そういう意味では、メジロ説が確からしい。

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