ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始めいつのまにか、トライアスリートになってしまった私。

【7-10-2017鹿鳴荘便り 序】難波先生より

2017-07-11 22:18:26 | 難波紘二先生
いまいち体調が悪く、刊行が遅れました。

九州北部の方は豪雨で大変だったと思います。
幸い拙宅付近は西の小川が氾濫することもなくすみました。

先週ハワイの娘と二人の息子が帰って来て、賑やかになった。
いつもはホノルル空港から博多空港に飛び、上りの新幹線で帰った来ていたが、今年は成田空港から広島空港に飛んだそうで、タクシーで戻ってきた。
地元の小学校へは、今週の月曜日から通っている。小学校にも英会話が導入されたので、学校としても、他の生徒たちも大歓迎だと先生から電話があった。
毎年たった20日たらず通学するだけなので、日本語能力がどの程度アップするかは疑問だ。

◆〔ホタル尽くし〕戻った翌日の夜に、裏庭で飛んでいるヘイケボタルをを見せてやった。本当は前の国道の向こうにある田圃の端の農道まで車で行き、ハザードランプを点滅させると、付近のホタルが(ヘイケもゲンジモ)全部集まって来て車に止まるから、それを見せてやりたい。しかし獣害がひどくて私道である農道は鉄網のフェンスで囲われ、入口に鍵をされているので、ホタルの密集地に簡単には近づけないようになってしまった。

「ホタル」の付くものに植物で「ホタルブクロ」、動物で「ホタル蛾」があったな、と思っていると運よくそれを見つけた。
(写真1)

 ホタルブクロは裏庭のビワの木の下に一株だけ生えていた。紫色の細長い釣り鐘状をしている花を見ると、ホタルブクロとは妙味のある名前だなと思う。

 ホタルガの方は、その翌日の夜に書庫の外壁に止まっているのを見つけた。
(写真2)
大きさが2cmくらいと小さいので、接写するしかないのだがフラッシュ機能と接写は同時にできない。オートフォーカスが利く位置でフラッシュ撮影したので、画像が小さくなった。頭が赤いところと、羽が黒いところがホタルに似ているので「ホタルガ」と名づけられたのかと思う。
 ホタルガは昼間もときどき見かけるのだが、今年はまだだ。

◆〔歌うロボット〕「孫を喜ばせよう」と家内が広島市の雑貨店「東急ハンズ」から妙な小道具を買ってきて冷蔵庫の棚の奧に入れた。
(写真3)
 小さなヨーグルト瓶にコルクの栓がついたような形をしていて、前に小さな目、鼻、口が描かれている。
 これがセンサーが内蔵されており、冷蔵庫のドアを開ける度に短い言葉をしゃべるのである。それも広島弁で。
 内臓の時計と連動しているらしく、朝は挨拶するし、夜11:00頃に開けると「よう働いたんじゃね、草臥れたじゃろー」と真に適切な言葉を発する。
 扉を閉めるのが遅れると「はよー締めんさいや」と催促する。時々は「カープ、カープ、広島カープ」とカープの応援歌も歌う。
 初めは人工音声に違和感があったが、やがて慣れの現象が生じて、気にならなくなった。

 映画「2001年宇宙の旅」(1968)では、木星探検の宇宙ロケットを操縦するロボットのハルが反乱を起こす。乗組員が智恵を絞って、徐々にICカスケットを引き抜いてハルをダウンさせる場面が出て来る。最後にハルは組み立てられた州の童謡を歌うのだが、カスケットが引き抜かれる度にその歌声はスローペースになり、より単純になって行く。冷蔵庫の「歌うロボット」と接してみて、あの場面を思い出した。

 「咳をしてもひとり」(尾崎放哉)
 冷蔵庫の「話すロボット」に慣れてみると、これは一人暮らしの老人にとって、楽しみをもたらすものではあるまいかと思うようになった。
 IT化もこんな具合に、少しずつ進めばそれほどショッキングな出来事は生じないように思う。
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