ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始めいつのまにか、トライアスリートになってしまった私。

【STAP騒動:報道検証12】難波先生より

2014-06-12 19:02:00 | 難波紘二先生
【STAP騒動:報道検証12】
 「WEB論座」は<”STAP細胞”報道とジャーナリズムのいま>という連載を行っているが、
http://astand.asahi.com/magazine/wrnational/special/2014051300004.html
<5.何をどう報じるかは自由、最後は受け手の問題>というのでは締まらないし、報道責任の放棄だろう。最近では「報道ステーション」も見る気がしなくなってきた。
 昨夜は古館一郎が「幸福な家庭はみな同じようなものだが、不幸な家庭はそれぞれに違う」という、トルストイ「アンナ・カレーニナ」の冒頭の一文を引用して福島の現状をレポートしたが、「有名な小説の出だし」と前置きして、逆さまに引用し、誰の小説とも触れなかった。たぶん台本を間違えて暗記したのだろう。コメンティター、「朝日」の陰気な三浦記者も間違いを指摘するでもない。というか、間違いだとも気づかないのだろう。まあ、この程度の番組だ。

 NHKが小保方データは染色体No.8のトリソミーのあるマウスで、「生まれるはずのない奇形マウス」のものだと報じている。
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140611/k10015134871000.html
 6/12「毎日」須田記者も科学的解説記事を書いている。
 http://mainichi.jp/shimen/news/20140612ddm041040041000c.html
 <ある国立大教授は「仮にSTAP細胞がES細胞であるなら、検証実験をやる意味もない」と指摘する。>とある。これは阪大のN教授か。これもその通りで、実験の無意味さについてはすでに指摘した。捏造と判断された実験の「検証実験」などというバカげたことは、捏造の科学史上やるのは日本だけだろう。これを「恥の上塗り」という。

 結局、継代培養をしたためにトリソミーが生じたES細胞由来だということで、「Kahoの日記」の記載が裏づけられたことになる。
 3/12のメルマガ「小保方学位論文についてのコメント」で、
 http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/267d8549bb11820d17b8396df6705a96
 <ヴァカンティの妄説を信じた小保方が、帰国して理研にもぐり込み、巧みに周囲の指導的研究者をたぶらかして、自分の研究を信じこませた。そこから今回の喜劇が始まった。「SATP細胞」は小保方の妄想の中にしか存在していない。
 喜劇は終わった。みんないい加減に眼を覚ませ。>と書いた。
 あれからちょうど3ヶ月が経ち、やっとペテンが皆にわかるように、ばれてきた。

 ノフラー博士は5/28にこう書いている。
http://www.ipscell.com/page/2/
<Why would the authors retract the STAP letter but not the article?
 It appears, at least from the Japan Times story, that there may be some effort to place blame for STAP on Dr. Teru Wakayama:
 “Of the three researchers, her lawyer said University of Yamanashi professor Teruhiko Wakayama is responsible for the paper Obokata has agreed to retract. He was engaged in all experiments, and Obokata wrote the paper under his guidance, lawyer Hideo Miki said.”
 This seems unfair to me.
 This is in fact the perfect time for Nature to retract the STAP article what with the authors apparently OK’ing retraction of the other STAP paper. Get both STAP retractions out of the way at once during roughly the same news cycle.
 The fact that the STAP letter is now likely to be dead only further supports the idea that the whole STAP story is fundamentally flawed and the STAP article cannot survive much longer either.>
 (ネイチャー論文2(レター)だけを取り下げ論文1(STAP主論文)をなぜ取り下げないのか? どうやら若山教授に責任を転嫁するつもりのようだ。これは汚いやり口だ。
 レター取り下げに著者らが同意した今こそ、STAP主論文を撤回する絶好のタイミングだ。2論文を撤回させよ。STAPレターが死んだも同然ということは、「STAP物語」全体が根本的に捏造であり、STAP論文の余命も長くはないということを意味する。)この後、著者らは6/に二つの論文の撤回に応じた。
http://www.j-cast.com/2014/06/04206723.html?p=all
 ノフラー博士の批判はパンチ力がある。

 彼の6/5<STAP細胞についての10の予言>というのも面白い。
http://www.ipscell.com/2014/06/stap-cell-top-10-list-of-predictions/
1. 小保方は日本を少なくとも2014年中には去らない。理研でまた働くという噂もある。
2. 2014年中には、STAP細胞がネイチャー論文に報告されたかたちで実在するという、確実な論文は発表されない。
3. STAP事件の教訓にもかかわらず、幹細胞がらみの類似の問題が一流科学誌に発生する。
4. STAP論文の共著者の中から1人以上、他の論文の訂正ないし撤回が行われる。
5. 最低1名が、STAPがらみで理研を去る。
6. ボストンの「ブリガム婦人病院」もハーバード大もSTAPに関しては何の措置もとらない。
7. どこかの誰かが、「STAP細胞ができた」と主張する。
8. STAP細胞の特許が承認される。(これは日本に関しては撤回されたので、ハズレ)
9. 小保方は理研を告訴しない。
10. 「ネイチャー」誌はSTAP論文の査読ないし編集経過を公表しないし、編集に過ちがあったことを認めない。
<I hope I’m wrong about several of them.(予言がいくつか間違いであることを望む)>と付け加えている。
 6/12「産経」が<小保方氏所属の研究センターは「解体を」 理研改革委、抜本改編求め提言へ>と報じている。http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140612/crm14061209050009-n1.htm
 当然だと考えるが、下村文科大臣が聞く耳を持っているかどうか…。「改革委」の報告書は明日の新聞に大きく報じられるだろう。
ジャンル:
ウェブログ
コメント (27)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 6-12-2014鹿鳴荘便り/難波先... | トップ | 【狭心症2】難波先生より »
最近の画像もっと見る

27 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2014-06-12 22:57:35
日本は政治家の楽園。
Unknown (Unknown)
2014-06-12 23:34:17
医療で余計な利益を生み出そうと考えることが間違い。お金になる研究を目指すことが間違い。 
脱税しようと研究することが間違い。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 00:52:07
戦前の理研は、純粋基礎研究からでてきた成果を元に利潤を出し、研究資金としていた。これは健全な運営だと思う。

ただ、研究費を得る事を目的に研究するのは本末転倒。脱税はもってのほか。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 05:38:31
研究者のあるべき姿を説き、理研の為を思い進言してくれた多くのかたの有難い意見に耳を貸さず、組織防衛保身にばかり心奪われ、挙句の果てに嫌がらせをしたり世論誘導するから本来味方であった者にまで、見放される。まさに「良薬は口に苦し」である。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 08:17:34
理研外部有識者改革委員会の昨日の公表内容は納得できた。
Unknown (PEACE(animalsPEACEnet))
2014-06-13 09:45:39
山梨大学に記者会見の予定を教えてもらう予定でしたが、急遽白紙になったようです。若山さんが分析を頼んだ結果はさらに理研が分析をすることになったとか。釈然としません。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 10:09:47
資本主義がもたらす社会は、「詐欺社会」である。それは必然でもある。
本質がもともと「搾取」であるから、その社会システムに詐欺は内包されている。
資本主義社会が高度に発達すればするほど、本質である詐欺は露骨に露呈されるのである。
資本に疎外された強欲拝金主義の似非科学者たちまでも汚染されていたということか。
この国も落ちるところまで落ちたものだ。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 10:40:29
酒井重治氏によると、若山氏が第三者機関に依頼していた結果は6月3日にはでていたようだ。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 10:46:53
酒井重治氏によると、若山氏は6月4日には記者会見の準備をしていたようだ。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 10:49:59
自分達が強欲だということの隠れ蓑に無欲のひとを利用することは断じて許されない!
Unknown (Unknown)
2014-06-13 10:54:30
この国には愚か者も強欲者も吐いて捨てる程いるが、賢いものも欲の無い者もいる事実を認めず、自分を正当化しようとするドアホウがいることも事実。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 11:36:49
CDBの解体だけで済まされる問題ではない。

この問題には、生命科学系大学院の濫造により、Twinsに代表されるような、いいかげんな教育機関が、安易に博士号を乱発している実態が背景にある.レベルの低いドクターは、就職にありつけないので、ポストを得るために捏造に手を染める.この状況を変えない限り、第2,第3の小保方やCDBが出てくるだろう

大学院の定数減により、大きな節税が期待できる.

まずは、大学院入試を、大学入試よりも難しくして、院生のレベルを上げるのが一法だと思う.今は、大学入試で入れなかった大学でも、大学院なら簡単に入れてしまう.しかし、大学よりレベルの高いはずの大学院に入れてしまうのは、本来であればおかしな話だ.

そして、基準を満たさない学生には修士号や博士号を与えない厳しい審査が必要だ.
Unknown (Unknown)
2014-06-13 11:52:09
少子化なのに大学を作り続けてきた結果定員割れを起こし、医師不足が問題なのでなく、偏在が問題なのに、まだ医学部を作ろうとしている。
それによる利益を受ける企業、監督官庁、政治家。分かり切った構図がまだまだたくさんある。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 11:54:49
とりあえずA O 入試は廃止ですな。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 12:00:40
政治家の仕事は金儲けを考えることでなく、税を正しく徴収し、必要とされるところに配分することである。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 12:06:13
いまだにあの笹井さんが、あの若山さんが、あの丹羽さんが、あの竹市さんがという、可笑しな擁護が存在するとは、情けない。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 12:30:06
論文不正を小保方氏1人のせいにし、共著者の責任を追及せず、他の機関から疑義が挙がっても調査せず、論文撤回すれば事なしと決め込み、論文不正、実験不正、研究費不正など知らぬ存ぜぬ、今だにスタップ現象の実験などと、オカルトめいたことをしている、三流施設など
必要ないのは火を見るよりも明らか。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 12:48:08
資本主義が良いか悪いか以前に、若者が選挙に行かないことが、一番問題。富める者も貧しき者も等しくある一票を何故行使しないのか?ベストはなくてもベターを選択し、是非投票してもらいたい。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 14:58:46
筆頭著者は懲戒免職くらいでは足りない。

今後一生STAP細胞を作り続ける罰。もちろん自費で。
略して、「Sisyphean Task As a Penalty」
Unknown (Unknown)
2014-06-13 15:45:16
でも彼女は無駄と思ってないかも。案外「頑張ります」とか言ったりして。
Unknown (Unknown)
2014-06-13 19:39:25
晩節汚したい大物忘れていました。今日文科省で頭下げていました。
Unknown (Unknown)
2014-06-14 15:35:27
理研は理事長、理事、相談役、名誉相談役、一杯あるのね。
子供の学費かかるからパートしてるけど月10万円稼ごうと思ったら大変。年金だって、月6万円貰えるかどうかも分からない。何にもしなくても月十万貰えたらいいね。
ロバート・ゲラー先生 (Unknown)
2014-06-15 09:21:55
いつもながらゲラー先生の意見は良い。「岸委員会の唯一評価出来るのは小保方氏の採用問題、某論文共著者の責任問題を指摘したこと。
理研CDBのエアー解体提言は茶番劇。そもそも理研と文科省が構成した委員会。開始時にも結論を想定出来た。しかも、委員会はもう解散。追跡できない。」「理研CDB改革(となるもの)の確実に期待出来る[実り]は
天下りポストと出向ポストの思い切り増加。それだけ。」
「仮想“解体”(実質的名称変更だけ)はどこ、何が厳しいのか?」
「昔、理研は(科学者の楽園)とされたが、今は(科学者の失楽園)でしょうか?」
ロバート・ゲラー先生 (Unknown)
2014-06-15 09:21:55
いつもながらゲラー先生の意見は良い。「岸委員会の唯一評価出来るのは小保方氏の採用問題、某論文共著者の責任問題を指摘したこと。
理研CDBのエアー解体提言は茶番劇。そもそも理研と文科省が構成した委員会。開始時にも結論を想定出来た。しかも、委員会はもう解散。追跡できない。」「理研CDB改革(となるもの)の確実に期待出来る[実り]は
天下りポストと出向ポストの思い切り増加。それだけ。」
「仮想“解体”(実質的名称変更だけ)はどこ、何が厳しいのか?」
「昔、理研は(科学者の楽園)とされたが、今は(科学者の失楽園)でしょうか?」
Unknown (Unknown)
2014-06-15 17:29:32
以前、特許不正について質問したものですけど、あのときどなたか分かりませんけれど、罪に問われないと書き込んだ方がおられましたが、ネットなどでは、”(虚偽のデータをもとに特許を申請すると、刑事罰の対象になる。論文撤回によって[スタップ細胞はない〕ということになる。)とあります。私も専門家の方がそうテレビで言ってたと思っていたので納得しました。
Unknown (Unknown)
2014-06-15 17:44:04
先ほどのものですが、特許の図では2NキメラにTCR再構成を示すデータがあるのに、論文にはつかわれていません。すごく不思議です。
Unknown (Unknown)
2014-06-17 21:14:05
検証実験の結果を見れば私のような無知な大衆にも納得できるところがあるのですが、これをさせないで結論を出すようだと何か裏でもあるのかと勘ぐってしまいます。特に権威というものに対する不信感はだんだんと強くなってきていますから。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL