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口臭は乾燥が原因

2016-04-12 | Weblog
口臭に悩む人が増えています。口臭の原因は大半が口の中の粘膜の乾燥にあることが分かっています。

診察は口臭のチェックからスタート。直接、口のにおいをかいだり(官能検査)、機械による測定や口腔内の診査、服薬の有無など生活状態を聞きます。
口臭のにおいを大きく分けると
①硫化水素(卵の腐ったにおい)
②メチルメルカプタン(腐った玉ネギのにおい)
③ジメチルサルファイド(生ごみのにおい)
④トリメチルアミン(生臭い魚のにおい)
の4種類。このうち硫化水素が最も多く、メチルメルカプタンは歯周病の人に多いようです。

口臭の原因は7割がドライマウス(口腔乾燥症)によるものといわれます。口の中が乾くと、食べ物の残りかすや粘膜のあか、細菌などが粘膜について、におうことになります。その要因としてすべての年齢層で口呼吸が、中高年層では唾液の分泌低下によるものが多いといいます。次に多いのは歯周病ですが、歯周病になっていなくとも歯石が付着するだけでにおいます。

唾液の分泌量低下は口の中だけの乾燥ではなく、全身の細胞の渇水と考えたほうがいいでしょう。加齢や更年期障害のほか、降圧剤や抗ヒスタミン剤、抗不安剤など薬の服用で起こることがいわれていますが、改善は可能です。
このほか若くても夜中に働くなど生活が不規則になりやすい人も自律神経の切り替えがうまくいかず、唾液分泌量が減る傾向にあります。このため一般に夜勤が多く、緊張を強いられる警察官や医療関係者、タクシー運転者などは口が乾燥しやすく、口臭が発生しやすいのです。
ドライマウスが原因の口臭予防には舌など口の粘膜ケアが大切です。専用のスポンジブラシに洗口液をつけ、一日1,2回、舌を中心に口の中の粘膜を軽くみがくだけでもある程度有効です。この際、歯ブラシを使用しないのと、みがき過ぎないことが重要。さらに歯科クリニック専用で販売している口臭カットスプレーを口腔内に噴霧すれば、口臭を抑えられます。
しっかりかんで唾液をよく出し、口の中の自浄性を高くすることが大切です。



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よく噛むことは大切

2016-01-08 | Weblog
      

現代人は過食によって血中に老廃物を増やして血液を汚し、万病のもとを作っています。
過食気味の人の食事を見ていると、あまり噛まずに飲み下している場合が多いので満腹中枢が働く前に大量に食べてしまうわけです。それが癖になっているのでついつい過食になってしまいます。  

20世紀のアメリカにホーレス・フレッチャーという実業家がいました。過食がたたって体重100キロを超えており、糖尿病、胃腸病、肝臓病をはじめ、関節痛、全身倦怠感、不眠症などをかかえ不健康な体でした。
お金はあるので全米やヨーロッパの名医を訪ねて診て貰い、たくさんの薬をもらって飲んでも良くならないという悶々とした日々を送っていたとき、ある人から「よく噛めば病気が治る」との話を聞いて医者通いをやめ、薬もやめてよく噛んでたべることにしました。
するとそれまでの暴飲暴食癖が消え、小食ですむようになりました。体重もだんだん減り、75キロぐらいになったとき、すべての病気が治っていたということです。

このようによく噛むことはとても大切です。
よく噛むためには、健康な歯とかみ合わせが必要であることはいうまでもありません。

食べ物を一口、口の中にいれてみましょう。熱い、冷たい、硬い、柔らかい、大きい、小さいなど、食べ物には様々な違いがあります。
その食べ物を上顎と下顎の歯で噛むと、食べ物の様子が脳に伝わります。
脳はその知らせを受けて、食べ物を良く噛み砕けるように、顎を動かす筋肉に指令を出します。また、唾液を出すようにという指令も出します。
そうして、噛めば噛むほど食べ物は口の中で唾液と混じり、だんだん小さく柔らかくなり、飲み込みやすくなった食べ物は初めて食道に送り込まれるのです。
これらの一つ繋がりの動作を「咀嚼」(そしゃく)といいますが、咀嚼は食べ物に直接触れる歯、顎の骨、顎関節、顎を動かす筋肉、口の周りの筋肉、頬、舌、唇など、多くの部分が互いにうまく協力しないとできません。これらの部分は、働けば働くほど、鍛えられて強くなります。つまり、噛めば噛むほど、歯も骨も関節も筋肉も強くなるということです。

歯や骨、筋肉が強くなると、歯を食いしばる力が強くなります。実は、歯を食いしばる力と、体全体の力は関係していることが分かっています。
さらに、噛むことは脳の働きと結びついているので、よく噛むことで、脳の働きが活発になります。つまり、よく噛むことで頭も良くなるということです。
このように、噛むことは、我々の体全体に関わる大切な働きがあるということを是非知っておきたいものです。


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口は災いのもと

2015-10-01 | Weblog


口の健康はとても大切です。
たかがむし歯、たかが歯周病ではありません。当然ながら、口は体の一部であって消化器系、呼吸器系の入り口で非常に重要なポジションにあります。
歯周病と糖尿病や心臓病などとの関連も言われています。
歯周病は「生活習慣病」。決して年齢のせいではありません。
糖尿病の患者さんの歯周病治療後、血糖値が下がり、CRP値(炎症反応を示す値)も下がったというデータもあります。
高齢者の方がよく肺炎でお亡くなりになりますが、これは口の雑菌が流れ込むことによるいわゆる「誤嚥性肺炎」が多いのです。
つまりお口の健康は生死にもかかわる重大性があるということです。
そのため口の担当医である歯科医師の役割は大変重要だといえるでしょう。



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神経を抜かないことの重要性

2015-09-10 | Weblog


むし歯が神経に達すると神経を抜く治療が一般的。
しかし神経を抜くと歯は死んだ歯になり寿命は半減します。

歯の神経のことを歯髄(しずい)といい、これは神経と血管が密集した組織。
歯は人体で最も硬い組織で歯髄により栄養をもらっている生きた組織です。

歯の神経をぬくことを抜髄(ばつずい)といい一般歯科ではよくある処置です。むし歯が深い場合、歯の痛みがある場合あるいは歯がしみる場合などでよく抜髄をします。
しかし抜髄をされるということは歯が殺されるということを覚えておく必要があります。抜いた神経は二度と元には戻りません。

歯医者さんに「この歯のむし歯は深いので神経を抜きます」といわれてもなかなかその場で反対しかねるのが現実でしょうが、「抜髄は歯にとっても顎骨にとっても良くない」ということを知っておくべき。「生きた歯」と「死んだ歯」のどちらがいいのかは明白です。

まず抜髄という治療行為自体が体への影響が大きい処置です。神経を抜くということは神経も血管も切断するということなので当然出血します。そこに神経を殺す劇薬(以前は亜ヒ酸を使っていた=猛毒です)を入れるので血中にpoisonが入ります。つまり全身にpoisonが回ることになります。これは体にとって良いはずがありません。

抜髄によって血流がなくなるわけですから顎骨へも悪影響です。とくに成長期においては顎骨の成長が妨げられ歯と顎骨がアンバランスに。歯並び異常の原因のひとつです。乳歯の抜髄も永久歯や顎骨に悪影響ですから避けるべきです。

神経を失った歯はいわば「枯れた歯」になり白い歯も暗い色になり見た目にも悪くなります。また根尖病巣といって歯根の病気も起こりやすくなります。歯根の周りが化膿し骨が溶け落ちます。実際「根の治療」で通院されている方も多いのではないでしょうか。

生きた歯なら根尖病巣は起きません。「根の治療」も不要です。神経を失うことの弊害は非常に大きくまた生涯に及ぶものです。ですから神経を抜かないことの重要性も自ずと理解できます。

このように抜髄はできるだけ避けるべき治療です。
もとし歯科クリニックでは殆ど抜髄をしません。例えむし歯が重症で痛みがでていても抜髄を避けてつまり神経を温存して治療できることが多くなりました。
生きた歯のまま長持ちさせること、当クリニックは歯の将来を見据えた治療を行っております。
痛みが出るまでむし歯を放置し、いざ治療となると神経を抜きたくないという我がまま(?)な方にも当クリニックは優しく望みをかなえます。

歯はもちろん神経も抜かないことが大切です。また、歯を削るのも極力避けたいところです。天然の歯を最大限残す、今これが求められています。





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矯正治療の料金にひそむペテン性

2015-07-08 | Weblog


日本の矯正歯科(特に矯正専門医)の矯正治療費には多くのペテン性がひそんでいます。
まず矯正の見積書を一度に合計しないで、細切れに出す所が多くあります。相談料、検査料、診断料、レントゲン代、矯正着手料、装置代、治療基本料金、矯正処置料、調整料、監視料、保定料、消費税など事細かにいろいろ項目を挙げて総額が高く見えないように煙に巻く手法が一般的です。
歯を抜く矯正なら抜歯料金も掛かりますし、ヘッドギアや拡大装置やタングクリブなど無理な装置を使えばまた費用はかさみます。

それぞれの項目は実際には大した意味がなく中には相談料だけで数万円取られる所があります。これはその医院で矯正をしないと数万円がもったいなく感じる心理的なペテンを掛けられているわけです。
あるいは基本料金で安く見せておいて治療を始めさせ、後で「別途料金が加算される」と言われ結局高額を払わされるはめになることもあります。こうなるとまるで詐欺のようです。

また調整料も馬鹿になりません。仮に1ヶ月1万円の調整料であれば年に12万円、5~6年でかなりの高額になります。治療が長引けばさらに負担も大きくなります。
ついには治療費が払えなくなり、逃げるように行かなくなると、何をしたのか分からなくなります。

問題は総額でいくらなのか、ということです。まず聞いてみることです。即答できないなら怪しいと考えていいでしょう。



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口呼吸は万病のもと

2015-05-07 | Weblog
  
呼吸を鼻でするのか口でするのかは個人の自由ではありません。
何としても鼻呼吸をするべきです。鼻毛は空気中の埃や雑菌などの異物をとらえるためにあります。鼻毛の奥にはもっと細かい繊毛がいっぱいあって適度に濡れた状態になっています。鼻はいわば自然の「ウェット・フィルター」です。鼻を通った空気はクリーンでウェットになり、加温されて咽喉を通って肺へ行くわけです。口で息をすれば、空気中の異物はすべて肺に入り、咽喉も乾燥し荒れやすくなりますし、口腔内の雑菌も肺へなだれ込みます。ひいては風邪もひきやすくなりますし、免疫力も低下すると言われています。口でばかり息をしていると、鼻を使わないので鼻の機能も低下し鼻づまりや鼻炎になります。するとますます口呼吸をしてしまうことに。耳鼻科で鼻炎の薬をもらってもなかなか治らない理由がこれにある場合も多いようです。

口呼吸と歯並びの悪化は非常に密接に関係します。口呼吸している人は、唇を閉じる口輪筋が弱いので、舌の力が勝って歯が前へ押し出され、出っ歯になりやすいのです。あるいは口腔内の乾燥により温度も下がり、血流の低下で組織の発育不良を引き起こします。その結果、歯と顎のアンバランスが生じて、歯並びが悪くなるということです。

では口呼吸を改善するにはどうしたら良いでしょうか。「口を閉じなさい」というだけでは無論不可です。
ひとつには、唇を閉じる口輪筋を鍛えることです。口輪筋は唇の回りにあって各顔面筋と繋がっています。口輪筋はなかなか普段の日常生活では鍛える機会がなく、積極的に鍛えるしかないのです。唇の引っ張り強さは2キロぐらいはないといけません。
最近は口輪筋を鍛えるさまざまなトレーニング器具もありますので、是非やってみてください。もとし歯科クリニックでも年齢に応じたトレーニング器具を用意して指導を行っています。
口輪筋を鍛えれば、無意識のうちに鼻呼吸に移行しやすくなります。また、舌が沈下しにくくなるので、いびきの改善にもなります。あるいは顔面の各表情筋を鍛えることにもなるので、顔の老化防止にも繋がります。まさに一石何鳥にもなるわけです。





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1990年から2010年は機能的矯正法の実験

2015-03-06 | Weblog


GP(一般歯科医)の矯正への進出の激しいアメリカにおいて、矯正専門医は活路として機能的矯正法の実験と子どもの矯正へと向かいました。
そこで使用したのが100年も前の機能的矯正装置でした。
ハーブストからジャスパジャンパーを生み出し、エクスパンジョンスクリューを組み込んだ床装置などにより側方拡大をしたのです。
リップバンパーからビムラーの装置や機能的なファンクショナルなものを使用しました。
1925年のルンドストロームの歯槽基底論のとおり、1990年からの20年間の実験は見事に失敗に終わりました。
治らないか、リラップスするということに。
そこで分かったのは、ルンドストロームの理論のように、それ以上拡大しても、それは歯槽骨のことであり、基底部の顎骨に関係しないから、後戻りするということです。
以上の流れから、機能的矯正法という考え方は衰退し、現在はストレートワイヤー法の全盛の時をむかえています。
これらの教訓に立ち、非抜歯矯正というフィロソフィーに立ち、ストレートワイヤー法の時代へとともに軟組織パラダイムの時に入ってきているのです。
総合美容の考え方が21世紀のテーマとなってきています。

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小臼歯抜歯が顎関節症に

2015-02-02 | Weblog


アメリカにおいて顎関節症の問題が取り上げられ、消費者運動が活発だということです。
顎関節症やTMJ治療のためになぜそのようになったのかということが非常に大きな問題になっています。

矯正治療における小臼歯の抜歯によって、顎関節に異常が生じたということから、矯正医による抜歯が悪いという裁判の判決が出るようになりました。
このように小臼歯の抜歯と顎関節症などの因果関係が言われるようになってきたことから、アメリカでは非抜歯矯正が主流となってきたのです。

アメリカでも小臼歯4本抜歯が当たり前の時代がありましたが、その結果7割もの高率で顎関節に不具合が生じた人が出て、大きな問題になったのです。

このアメリカにおける事例を見るまでもなく小臼歯の大切さが分かると思います。
抜歯をする矯正ということは、安易に前歯部を並べようとするだけのレベルの低い話なのです。
咬合全体のことを考えて対応するならば、歯は抜いてはいけないのです。
歯を抜かなくてもきれいに配列させることができるし、テクニックや器材も発達してきています。

診断力をつけ、正しい診断のもとに新しいテクニックとブラケットやワイヤーなどを組み合わせていけば、歯を抜かなくてもきれいな歯並びを作ることができます。

これこそレベルの高い技術と方法なのです。
日本もアメリカの後を追いかけるのですから、小臼歯を4本も抜歯すれば顎関節症になるリスクが大きいということを十分に念頭に置いておくべきでしょう。



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