本山硯士の円心五法の真髄

「円心五法」の真髄を中心に健体康心についての気づきをお届けしています。

円心五法の真髄324 なぜ人間になれたのか

2012年01月30日 | Weblog
NHKスペシャルという番組をご存知でしょうか。その中で「なぜ人間になれたのか」といテーマで22日に1回目が放送されました。家内がこの様な番組が好きで一緒に見ていてとても感じるものがありました。2回目が昨日放送されました。前回、感じた感想を書きたいと思います。

人間に近い動物はチンパンジーですが、このチンパンジーと人間には大きな違いがあったのです。この違いを証明する実験を行っていました。二匹のチンパンジーを透明の板で仕切った部屋に入れ、一匹の部屋の前にジュースを置きますが、手では届きません。隣のチンパンジーの部屋にはステッキがあり、それを貸して欲しいと頼むと簡単にステッキを貸してくれ、ジュースをステッキで手の届くところまで寄せて、飲むことができました。

同じことを二度、続けてやっても、最初と同様、積極的に協力してステッキを貸してあげようとはしません。前回同様、貸して欲しいと意思表示をするまでは知らんふりで、協力しようという気は全くありません。

ところが、人間はお互いに協力し、助け合うことで激動の地球で生き延びて来たのです。なぜ、人間は協力することを身につけてきたのでしょうか。これを証明するのが、骨盤の形状にあったというのです。

人間は二本足歩行で生活するようになり、骨盤が横長で狭くなってしまいました。その為、産道が狭く、一人ではお産ができません。人の手を借りざるをえません。それに比べ、チンパンジーは自分だけでお産をすることができます。

これが人間との大きな違いではないかと言われているのです。人間はこの様に協力して、支え合い、助け合いながら生活することを身につけていったようです。

スマトラで大規模な火山の爆発が起き、地球全体を火山灰が覆い、気温が一気に下がり、食べ物が不足して来ます。このような時でも、仲間同士が食べ物を分けて地球の大変な危機から生き延びて来たのです。

人間にはこの助け合うという本能が本来、備わっているのです。それなのに地球のどこかでは戦争があとを立ちません。しかし、このような戦争の中でもアメリカのある将校が、部下に対して「笑顔を作れ」と命令しました。

いつ銃撃戦になってもおかしくない状況の中で、兵士たちは笑顔を作りました。その結果、相手の兵士たちも笑顔を返して来たのです。緊迫した緊張が解けて、戦闘を回避することができたのです。

「人」という漢字はお互いを支え合うことで出来上がっています。この番組では人間はお互いに支え合うことの大切さを教えてくれました。今回の東日本大震災でも日本中の皆が被災地の為に何かできないかという思いでいっぱいでした。そして「絆」という言葉を多く聞くようになりました。

その反面、世の中の風潮として人のことはどうでもいい自分が一番大切という考え方をする人が増えて来ています。この様な考え方の人が孤独に耐えられず、自らの命を自ら絶ってしまうことに繋がっているように思えてなりません。

もう一方では周りと協調できなくて、自暴自棄となり凶悪な事件を引き起こす人もあとをたちません。この様な時代だからこそ、人と支え合って生きていくことの大切さを教えてくれる番組でした。

やはり人間は一人では生きていけないのです。

それでは、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士
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キーワード
東日本大震災
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