ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

霧笛第2期 第39号〈編集後記〉

2016-11-08 00:04:10 | 霧笛編集後記

〈編集後記〉

◆八月、新町の末広鮨にて、気仙沼高校の恩師で詩人である猪股信夫先生を囲んで懇親の席をもった。熊本さんが幹事役、西城、正典、そして私と、当時の気高での教え子となる四人が揃った。猪股先生には、霧笛創刊当時から、西城さんが送付なさっている。節目の記念号の折に寄稿もいただいた。当時の、どこか若々しい、時代を先取りしていくかのような気高の雰囲気を懐かしく語り合った。一番若い私も卒業して四二年、還暦を迎えている。

◆及川良子さんの詩集は進んでいるのだろうか。じっくりと推敲を進められているに違いない。

◆私の第四詩集「湾Ⅲ2011~14」について、ほんとうにたくさんの方から感想をいただいた。私のブログ「湾」にその一端を紹介している。一息で読んでしまった、手元においてゆっくりと読み返している、など語っていただいた。震災の後に作ることのできた詩集、つまりは、震災なしには作ることのできなかった詩集である。表紙の常山俊明の画の力も大きかったと思う。もちろん、今号の表紙も常山。描かれた母子は、たまたま私と同じ名字らしいが、全くの偶然である。

◆日本現代詩人会に加入した。この一一月に、仙台で同会のイベントがあり、出演することになっている。「湾Ⅲ」からの作品をいくつか朗読する。宮城県詩人会の皆さんから勧められた。それを機会に、入会を申請した。審査があって、無事、認められたようである。大船渡市での気仙芸術祭の詩の部門で、審査員を務めよと依頼された。世界が広がっていくということは、ほんとうに有難いことである。還暦で、六〇歳に到達した。明けて三月には定年となる。節目とはなっていく。

◆藤村洋介君と千田遊人とで、気仙沼の災害FMで、「ポエムバラエティ」という番組を持っている。詩をネタにしたバラエティ番組。そもそも、洋介君が、災害FMでパーソナリティを務めており、当時、霧笛にアプローチあり、同人となった。盛岡に移住してから、始めた番組に遊人が参加させてもらった。盛岡と東京で、通信でやりとりして録音し、気仙沼に送信して、毎週金曜日夜七時から三〇分間放送される。今は、ネットで、どこでも聴けるらしい。高名な詩人の作品や、一方で、霧笛掲載の作品も取り上げている。若者たちのやることである。妙なドラマなどもあって、まあ、面白い。

◆昨年から、本吉図書館事業として哲学カフェなるものを実施している。今年は、子どもの本を一冊づつ取り上げて、佐野洋子、なかがわちひろ、石津ちひろと取り上げた。これが、また、結構好評だ。

◆大船渡の山浦玄嗣先生の劇団ケセンに関わって、一〇月二二日に公演があり、本吉のおのずがた劇団も二三日に公演があり、気仙沼演劇塾うを座が三〇日に公演するとか、いろいろ関わるイベントもあるが、今年は十分に関わりきれていない。宮城県市町村職員研修所での新採職員向けの「地方自治のしくみ」の講義も、九月に続き一二月に最終講義となる。

◆次号で四〇号、通算で一二〇号の節目。そろそろ「新」の字を抜いて、再びシンプルに「霧笛の会」と戻してもいいかもしれない。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 霧笛第2期38号〈編集後記〉 | トップ | 11月7日(月)のつぶやき »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

霧笛編集後記」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL