世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ポーラースター・システム・32

2017-05-14 04:13:35 | ポーラースター・システム

いつだったか、PTAの会長なんかもしたこともありました。あのとき、本当はとても苦しかったんだけど、他にやる人がいなくて、わたしがやったのでした。一年間、一応会長はやったけれど、いろんな人が助けてくれて、何とかなった。わたしはただ、みなに、ありがとうとか、おねがいしますとか、本当に助かりますとか、言っていただけだったのです。ほとんどはそれだけ。やらなければならないことはもちろんやりましたが、やったことのほとんどは、みなに、心から感謝して、どうかみなでいいことをやって、みながいいことになるようにと願っていただけでした。

真実


  ☆



今日は北辰制の実践例について語ってみよう。ご承知の通り、かのじょは一時期、子供の通う小学校でPTAの会長をしていたことがあった。

天使にそういうことをさせることは、人間にとって実にまずいことではあるのだがね、しかしこの実例は使える。どんな小さなことにも、そこから芽を出していける何かがあるのだ。

かのじょは一応会長の座にいたが、活動らしい活動はほとんどしていなかった。ただやっていることは、定期的な会合に参加し、行かなければならないところに行っていただけなのである。

実際の運営を主としてやっていたのは、教頭だった。

かのじょは会長として、一番上にまんじりともせず座っていただけなのである。

元から引っ込み思案の方だったが、この人生ではおとなしい女性になったので、その性格に拍車がかかった。おとなしく家にいて、詩文など凝っているほうがらしくていいと思っているのに、なぜかそういう場所に引き出される。かのじょは疲れを感じながらも、一生懸命にその任を果たそうとしていたのである。

しかしできることはと言えば、冒頭の文にあるようなことだけだったのだ。皆の存在と価値を暖かく認めて、助けてくれる人皆に頭を下げ、心からありがとうと言うことくらいだったのである。もちろん、影で、みなの活動がよいことになるようにと、いつも神に祈っていた。

だが、たったそれだけのことで、その年のPTA活動は実にうまくいったのだ。後にも、あんなにいい活動はなかったと人に言われるほど、楽しいものになったのである。

活動に参加したものは、かのじょの真心の美しさを感じ、それぞれの真心をまっすぐに表現した。ミシンを使えるものはミシンを踏んで、バザーに出す品物をいくつもつくった。キャンプに必要な機材を持っている者は喜んでそれを差し出した。誰も、痛い文句を言わなかった。みんなでやることがとても楽しく、みなでよいことができて、それは幸せなことになったのだ。

トップにいる人間が、真心の美しい愛の人間であるというだけで、ことはこれほどうまくいくのである。

これを応用しない手はない。馬鹿にせず、学べるところを学び、自分の活動に応用してみなさい。真実の愛の人間を見出し、それを頭においてみるのだ。そして実にいい活動をしてみるのである。

いかに立派な人間に見えようとも、嘘偽りの人間に頭をまかせていては、その活動はうまくはいかない。だれもが、頭にいる人間を真似て、嘘ばかりで物事をやろうとするからだ。人を馬鹿にして、嫌なことはみな人にやらせようとし、自分では何もしようとしなくなる。

北辰制が、この世界に確かな形として立ち上がるためには、様々な人間がこれを実践し、その経験を深めていくことが肝要だ。





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