アイオライトは和名を菫青石、きんせいせき、と読みます。「月の世の物語」によく出て来ますが、色と名前が好きなので、何となくお話に使ってしまうのです。
パワーストーンとか、よく言いますけれど。石にはよく、ヒーリング効果とか、いろいろ、人の人生を導く効果とかあると、言われます。中には鉱物霊というものがいて、それが人によいことをしてくれるという人もいます。
パワーストーンを扱うHPなど見てみると、いろんな石があって、それぞれの効果が書いてあります。それって一体、どうしてわかるのか、出典はどこにあるのか、まるでわからないのですが、どのHPにも自信たっぷりに石の効用を書いてある。どこまで信じていいのかはわかりませんが、わたしも石に関しては、少し不思議な経験をしたことがあります。
以前、三男坊の誕生日プレゼントに、紫水晶の原石をプレゼントしたことがあるのですが、それからしばらくすると、三男坊の体から、何か、紫水晶の香り?みたいなものを感じたことがあるのです。それは清浄で、とても気持ちのいい香りです。ほんとなんですよ。その香りのせいで、三男坊は本当にきれいな感じがするのです。きれいといっても、姿が美しいとかハンサムだという感じじゃなくて、本当に清らかだという感じなのです。だから、へえ、パワーストーンって、ほんとなのかな?とその時思ったのですが。
ちなみにあるパワーストーンのHPによると、アメジスト(紫水晶)は「真実の愛を守る石」だそうです。そうだなあ。よくわからないけれど、あのとき感じた、紫水晶の香りは、もっときれいな意味を持っているような気がします。真実の愛という言葉はよいけれど、人間がかるがると口でいうだけの「真実の愛」じゃない。
で、表題のアイオライト(菫青石)ですが、そのHPによると、自分を本当の自分へと導く石なのだそうです。なんとまあ。物語のテーマにぴったりだ。こんな魔法みたいな偶然もあるのだな。
写真を借用するわけにはいかなかったので、一応絵で、アイオライトのペンダントを描いてみました。モデルは、美しい黒髪のミラさんです。きれいな人だな。ほんとうによく似合う。
どんな石か知りたい人は、各自で検索してください。