長良川『森の健康診断』inみの

このブログは今年(07年)11月に実施する長良川『森の健康診断』inみのについての情報を発信するブログです。

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森の健康診断、実施しました。

2007-11-25 15:21:57 | Weblog
平成19年11月4日(日)、天気は快晴。この日、岐阜県美濃市内外、他県からの参加者・スタッフ総勢75名が集い、清流長良川の集水域ともなる市内全域を対象にスギ・ヒノキ人工林に分け入って森の健康状態をチェックする『森の健康診断』を無事行う事が出来ました!ご参加頂いた皆様、ご協力頂いた皆様、誠に有難う御座いました。大変遅くなりましたが、取り急ぎご報告までに。
今後、調査結果を取りまとめ、年明けには報告会を開催する予定です。
明日から2週間ほど学校を離れる為、更新は亀の歩み以下ですが、まだまだご注目を!
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調査地の下見

2007-10-19 19:50:33 | Weblog
今日は午前中、1年生で生態学などを中心に学んでいる『里山研究会』の学生さんと一緒に調査地の下見に行ってきました。当日、数人の班に分かれた参加者を現地まで導く道案内をお願いする為の下見です。
途中雨が降ってきましたが、めげずに1時間半ほどかけて地図とGPS片手に2箇所回りました。
彼は植物について特に興味関心が高く、下見の道すがら僕が何気なく見過ごしてしまう植物達を観察しながら、気になる種類は葉を持ち帰り図鑑で確認していました。
1箇所目の森林は混み合ったヒノキの人工林。1、2年ほど前に間伐に入った様子ですが、まだまだ込み合っていて林床は薄暗く、斜面の傾斜もきついので土壌もむき出しになっています。それでも伐られた広葉樹の根株からの萌芽(根株から新たに芽が出ること)も出ていてところどころ緑も見られました。
混み合った人工林では植生の豊かさは低くなるという結果は各地の森の健康診断の結果からも上がってきていますが、そんな人工林の中でもたくましく生きている種を把握する事も重要であり、その為には僕が見逃してしまうような植物がどんな名前でどんな特徴があるか知る事も人工林を理解する上で大切なことだなと、彼の熱心な姿を見て改めて感じました。
T君、ご協力有難う御座います。本番も宜しくお願いします
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地域の間伐説明会に参加してきました。

2007-10-13 22:57:12 | Weblog
僕が今いる森林文化アカデミーは開学7年目の専門学校ですが、1、2期の卒業生の方が中心となって立ち上げた『NPO法人そまの杜学舎』の方々がこの美濃市を中心に森林整備や森林ボランティアの育成などで活躍されています。今回の長良川『森の健康診断』inみのにも実行委員会に入って頂き、この活動の成功に向けてご尽力頂いています。その『そまの杜学舎』の方々と美濃市を管轄する中濃森林組合の方々が主催で森林所有者さんを対象にした地域の座談会「間伐説明会」が数年前から地区ごとに開催されています。
ちょうど一昨日、アカデミーの近くの地区でその間伐説明会が開催され、同じ研究会の先生と一年生の方々とでお邪魔させて頂きました。
今回は“保木脇・口野々・樋ヶ洞”という3つの地区合同の説明会でしたが、20名以上の方々が集まり、会場の公民館は満員となりました
まず最初にそまの杜学舎の代表から間伐の必要性についてわかりやすく丁寧な説明があり、森林組合からは間伐補助金制度についての説明がありました。参加された皆さんは熱心に耳を傾け、間伐の重要性について関心を深められている様子でした。
その後座談会形式の質疑応答に移り、間伐を実施するにあたっての具体的な疑問などが出され、それにそれぞれ専門のセクターの方が丁寧に答え、理解が深まったようです。また、参加者の方で以前、お寺の山の間伐を森林組合に頼み、とてもきれいになったので、この機会に是非やってもらってはどうか、と呼びかける場面もあり、この地区でも間伐の推進が人づて広まりそうな機運を感じました。

説明会の最後にお時間を頂き、~長良川『森の健康診断』inみの~の宣伝もさせて頂きました。この11月に美濃市の「皆様の山にお邪魔させて頂きます。」という事を山主さんに直接呼びかけるのは今回が初めてだったので不安もありましたが、概ね理解を得れたようです。
今後は山主さん個々にもアプローチをかけ、山主さんの生の声を拾い上げていきたいと思います
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改めまして・・・

2007-10-12 01:46:50 | Weblog
こんばんは。
ようやく、今日の日付に追いついた…。というより無理やり追いつかせた。
このブログを立ち上げてから、なかなか更新していけてなかったのですが、少しずつ過去の出来事をその日の日付でアップしています。
日記を付けようと決めてもいつも3日坊主だった僕…。これからは1日1UPが目標!このブログを覗いてくれる皆さんの視線が励みです
過去ログも是非呼んで下さい!また感想・ご意見もお気軽にお寄せ下さい!!
そして、11月4日、長良川『森の健康診断』inみのに是非是非!ご参加下さい
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第2弾!体験版『森の健康診断』実施

2007-10-06 17:55:26 | Weblog
 9月16日に行った森林文化アカデミー学生向けの体験版『森の健康診断』の第2弾を行いました。今回は天気も良く、5人の方々にご参加頂きました。その内お1人は岐阜工業高等専門学校3年生の学生さんで、専攻科への進級に向けての研究テーマとして、土木の観点から、森林の治水(保水)機能を評価する為、『森の健康診断』を一つの手段として使い研究されている方で、縁あって今回ご参加頂きました。ここで『森の健康診断』で具体的に何を、どうやってやるか、簡単にご説明します。

①調査地の選定
 →2万5千分の1の地形図に格子状の線を引きその交点を調査地とします。交点が宅地や道路などだった場合、または広葉樹林帯や崩壊地だった場合は除外しま。その点から約100~200mの間にスギ・ヒノキの人工林があった場合は地図上にその点を落とし調査地とします。(今回は体験版という事で山主さんの了解を得た場所を選んでいる為、交点ではありません。)

②“中心木”を決める。
 →地図上で決めた調査地に着いたら、林縁(道際などその森林の淵など)から20m以上離れているか確かめ(林縁付近はその森林の平均的な状態とは異なる為)、その近辺で大体2、3番目に高くて、真っ直ぐな木をその調査地の“中心木”とします。

③下層の植生調査
 →“中心木”を中心とした5×5mの方形枠を作り、まずはその斜面の方位と傾斜角を測ります。(今回の場所かなり緩やか傾斜ですが、30°以上だと立っているのがやっと、という場所もあります。キビシ~!)それから方形枠の中の落葉層・土の腐食層の割合、低木・草の覆っている割合とその種数などを調べます。

④植栽木(スギ・ヒノキ)の混み具合調査
 →“中心木”を中心に今度はナント!釣竿とひもを使って半径5.65mの円を描く様に釣竿を振り回します!(釣竿は釣具屋さんで市販されている4m弱の竿)。その円内のスギorヒノキの胸高直径(胸の高さ約1.3mの木の直径)と本数を測ります。そして円内の木の胸高直径の平均を計算し、その平均に近い木と中心木、合わせて2本の木の樹高を測ります。測り方は目測と、木の根元とてっぺんが見える位置から見たそれぞれの角度と斜距離を測り三角関数を使って出す方法です。(これが結構難しい!でも、慣れれば高価な機械に引けをとらない精度が出ます。)

と、ここまでが山での作業。
あとは、④で出た数値から混み具合を示すある指標を計算し、③の下層植生の豊かさと合わせて森の健康度を診断する、という仕組み。
これらを行う道具は、発祥の愛知県矢作川での「誰でもどこでもできる」というコンセプトから釣竿以外すべて100円均一で買い揃えています。

今回の第2弾体験版では、数年前に間伐が行われた、前回と比べれば比較的明るい林。蚊に刺された痒みを抑えながらも皆さん落ち着いて作業して頂きましたが、結果の混み具合は適正を通り越して「間伐し過ぎ?」とも取れる数値が出ました。(つまり木と木の間隔が空き過ぎてスキスキの状態) ん~、樹高計測の精度が悪かったんだろうか?…これには困惑してしまい、自分の勉強不足を思い知らされました。

ご参加頂いた皆様、有難う御座いました
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長良川『森の健康診断』inみの・参加者大募集!~申し込み方法~

2007-09-30 21:07:55 | Weblog
(募集要項)

長良川『森の健康診断』inみの
 ~日本の森に危機迫る?!長良川の森は大丈夫か?~
楽しく科学的に!誰でも簡単に出来る方法で森(人工林)を診断。現状を実感して下さい!

日  時:2007年11月4日(日) 9:00~16:00
と こ ろ:岐阜県美濃市内の山林(集合:岐阜県立森林文化アカデミー・班に分かれ車乗り合わせで移動)
参 加 費:500円  
定  員:50人 *定員超えた場合は抽選により決定
申込方法:必要事項(氏名、年齢、住所、先電話番号、お持ちの方はEメールアドレス)をご記入の上、はがき又はFAX・メールにてお申し込み下さい。
申込期限:定員なり次第締め切らさせて頂きます。
申込宛先:長良川『森の健康診断』inみの実行委員会
      〒501-3714 美濃市曽代88番地 ぎふ森づくりサポートセンター内
      メール〈info@gifu-mori.net〉
      電話〈0575-31-2122〉 FAX〈0575-31-2124〉
      ぎふ森づくりサポートセンターHP〈http://gifu-mori.net


お申し込み、お待ちしております!
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『森の健康診断』とは?

2007-09-29 17:28:53 | Weblog
『森の健康診断』とは、愛知県豊田市を中心とする矢作川(やはぎがわ)流域において2005年に始まった市民参加型の森林調査です。
森林ボランティア(矢作川流域においては主に人工林(人が植えた林)を中心に自主的に森林整備等の活動を行う人々)を中心とする“市民”と“研究者”が手を取り合い、科学的かつ誰にでもわかりやすい調査マニュアルを作り、これまで森林の現状を身近に感じていなかった一般市民を巻き込み、更には行政、森林組合や企業など様々な立場の人々が参加し、広範囲の面積を一斉に、あくまでボランティアで(当日は参加者・スタッフ皆500円の参加費を払って)効率を追わず、愉快な気持ちで森林の現状を明らかにしていく活動です。
年1回行われ、今年で3回目。矢作川で始まった当初から各地に波及し、全国的な広がりを見せています。
もっと詳細な手法などは下記ホームページで書籍等も紹介されています。↓

『矢作川水系森林ボランティア協議会』ホームページ
http://www.yamorikyou.com/

この『森の健康診断』を岐阜県長良川流域でも実現させるべく、今年、上流域の入り口ともなる美濃市において、多くの人の力を借りて実施します!
10月1日より募集を開始しますが、具体的な申し込み方法はしばしお待ちを。

これまでの準備段階や実行委員会の模様なども随時過去ログに掲載しますので、そちらも是非ご覧下さい!
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今年11月4日、長良川『森の健康診断』inみの、やります!

2007-09-28 23:36:18 | Weblog
はじめまして!
僕は岐阜県美濃市にある『森林文化アカデミー』という専門学校で森林・林業分野を中心に勉学に励む一学生です。
来年春の卒業を控え、「課題研究」という一つの成果を出す為、日々活動中です。
その「課題研究」のテーマとして『森の健康診断』を取り上げました。
『森の健康診断』とは、愛知県豊田市を中心とする矢作川流域において始まった「市民参加型の森林調査」です。(詳しくは次の投稿へ!)

最初は一学生の小さな思い付きから始まったものが森林・林業分野を始め、様々な立場の方々の思いと共鳴し、実行委員会が立ち上がり、今急ピッチで本番に向けての準備が進んでいます。
間接的に、一見遠回りに見えるこの手法を用いて「森林・林業を活性化する!」という目標を果たす為、また清流長良川が流れる美濃の地で2年間学んだ恩返しとして、一つの成果が出せるよう一所懸命頑張ります!!
今後ともご期待下さい。
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体験版『森の健康診断』実施しました!

2007-09-16 17:54:51 | Weblog
僕が学んでいる『岐阜県立森林文化アカデミー』では、“森林・木の文化”を軸として林業、木造建築、木工、環境教育、里山、と主に5つの専門分野に分かれ実学指向で学ぶ専門学校です。上は定年されて入学された方から高卒ルーキーまで様々な経歴と情熱を持って各専門分野と専門外の繋がりを貪欲に学ぼうとする意識の高い学生が多い中で、まずは『森の健康診断』がどんなものか体験してもらおうと思い、アカデミー学生を対象に体験イベントを実施しました。
今回は子育てしながら学ぶお母さん学生の子供2人を含めた6人の方にご参加頂きました。
朝から生憎の雨で中止にしようか迷いましたが、本番も少雨決行という事もあり、半ば強行させて頂きました。
調査場所は美濃市内の理解のある山主さんのご好意で場所をお借りし実施しました。車から降りて10分とかからないところで傾斜も緩く子供でも入って行ける場所でしたが、ヒノキの人工林内は数十年間伐(木を間引いて残した木の生長を促す作業)がされず下草も生えず暗い森。山主さんも「手入れはしてやりたいがわしも歳じゃし、再三も合わんし…」と嘆いておられました。
日本全国の多くの人工林が抱える問題の一つを実感する瞬間です。

自分の日頃の行いが良くないのか、調査中その日一番の雨振りで、参加した方には『森の健診』の楽しみより雨の中での作業というストレスを存分に感じてもらう事になってしまい、体験版の趣旨を十分に感じてもらえなかったかもしれません。
その分、雨の中で行う場合の工夫など貴重なご意見を頂きました。
ご参加頂いた学生の皆さん、本当に有難う御座いまいた!
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