思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

歯磨きをしないと鬱症状のリスクが増加する?

2017-03-05 16:08:55 | 思想、哲学、宇宙論
http://kenkounews.rotala-wallichii.com/dental-health_depression/

研究の内容

この研究で、米国に住む20~75才の男女1万人以上のデータを調査したところ、歯の健康状態が悪い(虫歯の数が多い)人ほど鬱であることが多くなっており、鬱症状があると回答した人のうち:

•61%が前年のうちに歯が痛んだと回答しており、さらに、
•57.4%が自分の歯の健康状態が、そこそこ(良好ではないということでしょう)または劣悪である

と回答しました。

解説
研究者は次のように述べています:
「歯の健康状態と鬱症状のあいだに関係が見られただけでなく、歯に抱えている問題の数が多いほど鬱症状がひどいという結果でした。 この結果は、BMI の高さや、CRP(全身の炎症の度合いを示す指標)の高さを考慮したうえでなお有効でした」

鬱は炎症性の疾患であると考えられます。 つまり、不健全な食事習慣や、肥満、他の慢性疾患など炎症を引き起こす各種の要因が鬱の一因である可能性があるわけです。
ただし今回の研究では、虫歯が鬱症状の原因であることが証明されたわけではないので、鬱の人が憂鬱なので歯磨きをサボり、そのために虫歯になることが増えているという可能性もあります。